2012/2013 イングランド プレミアリーグ 第26節(H) |
マンチェスター・ユナイテッド |
2 |
2-0 |
0 |
エヴァートン |
0-0 |
得点
|
時間
|
得点
|
ファンペルシ → ギグス ラファエル → ファンペルシ
|
3 8
|
|
|
20 ファンペルシ |
|
|
|
|
11 ギグス |
10 ルーニー |
7 ヴァレンシア |
|
|
|
|
23 クレヴァリー |
4 ジョーンズ |
|
|
|
→16 キャリック(67′) |
|
|
|
|
|
3 エブラ |
|
|
2 ラファエル |
|
15 ビディッチ |
6 エヴァンス |
|
|
|
→12 スモーリング(81′) |
|
|
1 デヘア
|
|
|
|
前日シティーがセインツ相手によもやの敗戦を受けての一戦。ユナイテッドはこういうシチュエーションでお付き合いしがち。
ということをファギーも実感しているようで急遽メンバーの入れ替えを最小限にとどめたメンバー構成に変更。
対するエヴァートンは初戦でいきなり黒星を付けられた相手。最近少しパフォーマンスが落ちてきたとは言え、フェライニやアニチェベのフィジカルを生かした攻めはユナイテッドが嫌がる攻撃の一つ。
プライド的にも勝点的にもダブルを喰らうわけにはいかないユナイテッドは9分に早速決定機が。ラファエルからの横パスをフリーで受けたルーニーがドリブルで運びながらDFラインのズレを利用してうまく裏に抜け出たペルシにパス。
ペナ内右寄りの場所でフリーで受けたペルシは寄せてきたGKハワードを左足のシュートフェイントで交わして右に抜けて右足で流し込んでゴール……と思いきや上体が流れてしまい右足シュートはニアポストに当たりゴールならず!
それでも直後の13分、ヴァレンシアがペナ横のあたりでロングボールを頭で落とすとペナ内のペルシがDFと入れ替わりボールをキープ。シュートは打てなかったものの、左足で切り替えしてからゴール前中央でフリーとなっていたギグスにパス。
パスを受けたギグスは右足シュートを放つとポストに当たりながらゴールイン!プレミアリーグ21年連続(その前のリーグから合わせると23年!)となるギグスのゴールでユナイテッドが先制!
23年も現役を続けるだけでも数えられるプレーヤーしか無理なのに、トップリーグのトップクラブでしかも23シーズンに渡ってゴールも記録する。恐ろしやギグス、恐ろしや胸毛、恐ろしやヨガ…。
対するエヴァートンも前線のポストプレーからのミドルやCKで反撃。特に開幕戦で喰らったCKは、デヘアがハイボールのチャッチが苦手ということもあり戦々恐々。ハイボール時に飛び出すもキャッチではなくパンチングで逃れる→クリアを拾われ二次攻撃、三次攻撃を受けるシーンも。
CKのこぼれにビディッチが体を投げ出して防いだりと最後のところで守備陣が踏ん張っているとユナイテッドが追加点をゲット。
45分、ラファエルがセンターライン付近でボールを持つと、ルーニーに渡してセンターサークル付近の真ん中に入っていきます。その位置で再びルーニーからボールを受けたラファエルは右足アウトでファンペルシへスルーパス。
DFラインとの駆け引きに勝利したペルシがフリーで抜け出すとポストに当てたシーンと同じようにハワードを右に交わして今度は右足で浮かさず流し込んでゴール!ペルシのゴールでユナイテッドが前半終了間際に2-0と点差を広げます。
開幕戦で脅威となったフェライニについてはCHに入ったPJがマンマーク気味で対応。バスケのボックスワンみたいに、PJはマンマーク、それ以外はゾーンみたいな感じでした。
そのPJがブロックで飛び込んだ際に足を負傷してしまい後半早々にキャリックと交代。PJはおしぇいやパクチーのようなポリバレントで戦術的に必要な選手になってきてますねー。レアル戦に間に合うといいけど。
後半は左にルーニーを移し、ギグスがトップ下のような布陣に変更しより組織的な守備でハードワーク。開幕した頃の全体がまとまっていない守備とは違い、チェックの早さ、連動性、意識の高さが戻ってきました。
攻撃ではCKでギグスのバックヘッドからエヴァンスのヘッダー、さらにはこぼれを自分で拾ったシュートのチャンスはゴールならず。さらにCKから相手のクリアをペナ外からクレヴァリーがダイレクトボレーを放つもハワードのファインセーブでゴールならず。
追加点は奪えなかったものの、相手にほとんど決定的チャンスも作らせなかったユナイテッドがこのまま2-0で勝利し、シティとの勝点差は最大の12まで拡大!ゴール(優勝)はまだ先とは言え、かなり道筋はクリアに見えてきました!!
プレミアリーグ人気ブログランキングへ!!!