試合をひっくり返す胆力がチームとしての強さを表しているウエストハム・ユナイテッドとのFA杯5回戦の選手評価
ビハインドになっても粘り強く追いつき、逆転し、フレッジがとどめを刺す胸アツ展開!
ダビド・デ・ヘア
アントニオのシュートを防ぐビッグセーブはあったが、ボールを拾わずに蹴ったことで大惨事に見舞われた。0-1の時間帯にもファインセーブがあった。 6
ジオゴ・ダロト
ガルナチョのシュートのこぼれを押し込むチャンスシーンではゴールががら空きになっていたが好機を活かせず。ベンラーマに決められたシーンでは集中力を切らしていた責任を問われるべき選手の1人だった。 5
ビクトル・リンデロフ
CBの左側はやりやすそうには見えず、0-1とされてすぐにマルティネスとの交代となった。 5
ハリー・マグワイア
アントニオとの1vs1でやられ、不器用なファイルでイエローカードを貰った。マルティネスと交代する対象に選ばれなかったのは幸運だったと言えるが、後半はプレーが改善された。 6
タイレル・マラシア
守備4枚の中ではもっともイキイキとしていたが、ファイナルサードでのインパクトは残せず。努力は惜しみないが、クオリティーに欠ける。 6
スコット・マクトミネイ
上々のスタートだったが、そこから尻すぼみとなりイエローカードも貰ってしまった。お馴染みのお粗末なパスをみせ、ハーフタイムで交代を命じられた。 4
マルセル・ザビツァー
序盤にエリア外から放ったシュートはGKアレオラにセーブされた。先発したマクトミネイとのバランスを見いだせなかった。 6
ブルーノ・フェルナンデス
前半はゲームを動かすようなインパクトを残せなかったが、後半に2ゴールに関与し、そのうちの1つは見事だった。最後の20分間は取り憑かれたようなプレーを見せた。 7
アントニー
ザビツァーのシュートを引き出したシーンを除いてこれといったインパクト無し。58分にラッシュフォードと交代となった。 5
アレハンドロ・ガルナチョ
序盤にGKアレオラにセーブを強いるシュートチャンスを迎え、何度かラフな対応をされるも耐え抜いた。勝利をもたらす見事なシュートを決めた。 8
© Getty Images
ガルナチョのコントロールシュート!
— Sasaki@Red_Devils (@SasakiRedDevil) March 1, 2023
ユナイテッドが逆転! pic.twitter.com/YVi6o1lClQ
ボウト・ベグホルスト
何度か良い組み立てへの関与があったが、ゴールを決めるチャンスには絡めず。深い位置でのプレーは価値あるオプションであり、彼のシュートがガルナチョの決勝ゴールをもたらした。 7
途中出場選手
カゼミロ
後半スタートから出場。探りを入れるパスを繰り出し、同点ゴールを決めたかと思われたがオフサイドだった。他にも決めるチャンスがあった。 7
マーカス・ラッシュフォード
58分からアントニーに代わりピッチに。フレッシュなラッシュフォードの脚力はウエストハムにとって新たな脅威となった。 6
リサンドロ・マルティネス
58分にリンデロフと交代。ゴリゴリ対決を支配していたアントニオに対してはアグレッシブ過ぎだった。 5
フレッジ
86分にザビツァーと交代で投入されるとチームにエネルギーを注入し、ゴールを奪取。 6
ラファエル・ヴァラン
94分にガルナチョと交代し閉店ガラガラに参加。 6
指揮官
エリック・テン・ハフ
余りにも選手を変更しすぎてしまい、それはハーフタイムでマクトミネイを下げてカゼミロを入れざるを得なかったことからも明らかだった。マルティネスとラッシュフォードの投入は至極当然であり、ガルナチョではなくアントニーを下げるという決断も結果に結びついた。 7
控え選手を多く起用し、各人のパフォーマンスもそれほど良くなかった中での相手に先制点献上。
これ、昨シーズンまでだったら確実に負けパターンの試合。
それを何とか同点に追いつき、ユース出身の若者が決勝ゴールを決めて、さらにはダメ押しまで決め切っちゃう。
カラバオカップ優勝のあとだけに慢心とか油断とかモチベーションの低下なんてのを危惧していたけど、こんな試合をやれるとはね。本当にテン・ハフ監督のもとでチームとして素晴らしいステップを踏めていると思う。
Comment
FAカップもベスト8ですが、強豪らしい強豪はシティだけですね。あとはブライトンぐらいか。2冠目も楽しみですね。
こんな多くの大会に残り続けているなんて近年のユナイテッドではなかったことなので、選手はもちろんサポーターも試合が多すぎて大変ですね(笑
タイトルは何個あっても良いので、狙えるタイトルは全部狙ってもらいたいです!
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