2-0にしてからの逃げ切り方に改善の余地ありだったヴィラ戦の選手評価
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プレミアリーグ21/22 Manchester Evening News, アストン・ヴィラ, 選手評価
後半に2-0として突き放すところまでは素晴らしい展開だっただけに、ベンチに試合を終わらせられるタイプのMFが揃っていればと思わずにはいられなかった。
ダビド・デ・ヘア
前半、エミリアーノ・ブエンディア とリュカ・ディニュのシュートをいつも通りストップし、ジェイコブ・ラムジーのシュートも慎重にセーブしたが、彼のシュートはユナイテッドにプレッシャーをかけた。 7
ジオゴ・ダロト
襲い掛かってきたディニュ相手に前半はRSBとして良いプレーを見せたが、ディニュは後半早々にダロトを攻め入り、その後もヴィラはコンスタントにダロトを狙っていた。 4
ビクトル・リンデロフ
月曜日のさび付いたパフォーマンスからは改善したが、その後失点のシーンで行方不明になってしまった。 5
ラファエル・ヴァラン
ユナイテッドが前へと出ている間、彼の守備は完璧で再び一流のプレーぶりを示した。しかしその後、ヴィラが1点、2点と反撃に出たことで沈没した。 7
アレックス・テレス
アンソニー・エランガのおかげでテレスのファイナルサードでの負荷は減少したが、それでもブラジル人LSBは立派なプレーだった。ヴィラは彼相手に殆ど楽しみを見いだせず。 6
ネマニャ・マティッチ
バランスをもたらしたことで、フレッジが更に前へと出てプレスすることを可能にした。冷徹なタックルでイエローカードを貰い、これにより自身の有効性を危うくしてしまった。 4
フレッジ
ユナイテッドが好調な時というのは、フレッジが好調な時だ。ユナイテッドが悪い時間帯というのは、フレッジもプレーが悪化している時でもある。彼の前目のポジショニングはチームの姿勢を強調するものであり、フェルナンデスの2点目をアシストした。 6
ブルーノ・フェルナンデス
1ヶ月ぶりとなるリーグ戦のゴールはラッキーなものだったが、フェルナンデスは再び彼の最高な状態に近づくと左サイドで上手く絡み、素晴らしい2点目もゲット。 8

© Getty Images
メイソン・グリーンウッド
コンスタントに相手の脅威となり、2-0とするチャンスもあったが残念ながらシュートはエミリアーノ・マルティネスにブロックされた。プレー判断がしばしば誤るという場面が多かった。 6
アンソニー・エランガ
左サイドで印象的なリーグ戦初先発となった。彼のダイレクトな走りはヴィラを後退させ、ユナイテッドの攻撃は彼が絡んだ時の方がスピーディーだった。 6
エディンソン・カバーニ
殆どチャンスは巡って来なかったが、自陣まで戻ってハードワークしていた。チームメイトはもっと彼にボールを出してやるべきだった。 5
交代出場選手
ジェイドン・サンチョ
78分から出場。彼がボールを持った瞬間は厄災と化していた。 3
ドニー・ファン・デ・ベーク
89分から出場しゴールに迫った。 6
ジェシー・リンガード
89分から出場も印象的なプレーは出来ず。 5
指揮官
ラルフ・ラングニック
エランガ抜擢でユナイテッドの攻撃にエネルギーとスピードが加わり、フレッジとマティッチのコンビも効果が出た。だが、サンチョ投入は機能しなかった。驚くべきことに、それ以外の交代カードが試合終了直前まで切られなかった。試合中の采配はお粗末だった。 4
マクトミネイ出場停止、ポグバ離脱中で中盤センターの駒不足だったのと、前線でもラッシュフォード、ロナウド、さらにはマルシャルもいないって状況が交代のタイミングに響いたんじゃないのかな。
あの2点目のようなプレスで相手をハメて高い位置でポゼッション奪還して速攻でゴール奪うってパターンは目指すスタイルだろうし、それを示せたってところはチーム内理解の向上に役立つんではないかね。
わかったよラングニック兄ィ!兄貴の覚悟が!「言葉」ではなく「心」で理解できた! ってなってくれることを期待。
Comment
今のユナイテッドはまさにマンモーネですね。
早くペッシからプロシュート、ブチャラティ位になって欲しいものです。
各自がギャングの幹部のように「攻撃は遂行する」「ゴールも守る」の両方をやってくれなくちゃ困りますね!
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