他のCLの試合同様にデ・ヘアとロナウドが仕事してくれたビジャレアル戦の選手評価
レジェンドを切らざるを得なかったタフな時期にいるユナイテッドにとって、勝利、グループステージ突破、そしてクリーンシートは非常に大きな意味があったと思う。
ダビド・デ・ヘア
前半に2度「残念そこはデ・ヘア」発動シーンがあったが、後半に見せた「残念でしたぁ、そこもデ・ヘアなんですぅー」は見事というかもはや人外。またしてもユナイテッドの監督を救い出した。 8

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アーロン・ワン・ビサカ
現時点では自身を喪失しているように見えた。パスは普通で、ボールを大きく出しすぎたために2度危険なエリアでポゼッションを失った。 4
ビクトル・リンデロフ
ビジャレアルがクロス攻撃を増やしだした後半、ボールがリンデロフに引き寄せられているかのようだった。自分の仕事をよくこなして立ちふさがり、そして後方からボールを供給しようとトライした。 7
ハリー・マグワイア
ここ数週間の中ではかなりプレーが良かった。ボールの扱いも良く、落ち着きと目的を持って守備出来た。彼が喉から手が出るほど欲していたパフォーマンスだった。 7
アレックス・テレス
何度かポジションを空けてしまうことがあったが、右サイドのワン・ビサカよりもかなり前へと攻め上がった。何度か危険なクロスも上げたものの、ミスになったものも同じぐらいあった。 6
フレッジ
ユナイテッドがポゼッションされているときは中盤左サイドを埋めるという新たな役割を担った。多くの仕事をこなし、彼のプレスがロナウドのゴールをもたらした。 7
スコット・マクトミネイ
ポゼッション時に前へと推し進めようとトライしたが、あまり多くのパスの選択肢は無かった。守備的MFとしてソリッドで堅固なパフォーマンスだった。 7
ドニー・ファン・デ・ベーク
前半はプレスを牽引し、後半はより攻撃的な役割を担ったが、プレッシャーを受けてユナイテッドがリトリートしたこともあり試合から消えていった。 6
アントニー・マルシャル
前半の半ばに怒りでボールを芝に叩きつけていたが、それがこの試合の彼を表していた。フラストレーションを募らせ、たびたび孤立していた。 4
ジェイドン・サンチョ
RWGというよりもRMFとしてプレーしたため、これまでほど攻撃的なプレーは多くなかった。フェルナンデスのお膳立てからエリア内に侵入して絶好機を迎えたが決めきれず。しかし、その後の2度目のチャンスを確実にモノにした。彼にとって良い夜となった。 7

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後半44分、サンチョがユナイテッド初ゴール! pic.twitter.com/pwtjNeVjYq
— Sasaki@Red Devils (@SubRed_Devils) November 23, 2021
クリスティアーノ・ロナウド
規律のあるパフォーマンスを見せ、チームとしての守備的なプレーも見られ、その後はやっぱり大きな仕事を成し遂げた。見事なフィニッシュで均衡を破った。 8

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途中出場選手
ブルーノ・フェルナンデス
66分からファン・デ・ベークに代わりピッチに。ユナイテッドの攻撃にエネルギーを注入し、彼の投入によってユナイテッドの攻撃は改善された。 7
マーカス・ラッシュフォード
66分にマルシャルとの交代でピッチに入ってくると輝きを放ち、30分もたたない間にマルシャル以上のものをもたらしてくれた。 6
ネマニャ・マティッチ
91分からロナウドの代わりにピッチに。
フアン・マタ
93分からサンチョの代わりにピッチに。
暫定指揮官
マイケル・キャリック
フェルナンデスを外すという大胆な選手選考を行った。試合中の変更も恐れず、ユナイテッドの守備を改善させた。クリーンシートを達成。 8
守備はまだサイドにボールが出た際のスライドとか怪しい部分もあったけど、前からチームとしてまとまって守備する意識は感じたかな。
フレッジに中央から左サイドにかけて縦横無尽に動き回る役割をやらせたのが狙い通りならお見事。下手にスペースを埋めさせるような役割よりもスペースに出て行かせてゴリゴリやる方が本人のスタイルに合っていると思う。
今日はショーじゃなくてテレスだったので、英語でのコミュニケーションがショーほど上手くいかないのか、マグワイアとショーのいつもの「阿吽の呼吸」での被りプレーが無かったのが良かった。
そしてなんといってもサンチョがようやく結果に絡めたのが本当に、本当に良かった。ゴールの前に、一度チャンスを決めきれなかっただけに再びフェルナンデスのお膳立てで決められたのが良かった!
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