[CL] GL第4節 アタランタ戦(A)
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チャンピオンズリーグ21/22 アタランタ, クリスティアーノ・ロナウド, 動画, 試合結果
スールシャール監督のマネージャースキルとセンスが問われる試合。
2021/22 CL GL第4節 | ||||||
アタランタ | 2 | 1-1 | 2 | マンチェスター・ ユナイテッド |
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1-1 | ||||||
得点 |
時間 |
得点 | ||||
イリチッチ サパタ |
12 45 56 91 |
ロナウド ロナウド |
© Manchester United
ラッシュフォード | ロナウド | ||||||
フェルナンデス | |||||||
ポグバ | マクトミネイ | ||||||
ショー | ワンビサカ | ||||||
マグワイア ヴァラン バイリー | |||||||
→緑木@38 | |||||||
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デヘア | ||||||
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シンプルに打撲のリンデロフの位置にバイリーを入れ、フレッジの場所にプレミアリーグ出場停止のポグバを入れ、そして連戦厳しそうなカバーニに代わりラッシュフォードを配置。
ユナイテッドはスパーズ戦が良かった実感があるからか攻撃的な姿勢を示し、マクトミネイが相手エリアぐらいで落としてもらったボールをシュートすると相手に当たり、ボールはコロコロとゴールへ…しかし、ポストに嫌われてしまい先制ならず。
12分、右サイドでバイリーのポジショニングが乱れてDFの距離感がおかしくなり崩されると、全体が下がりすぎてゴール中央エリア端付近ががら空きになってしまい最後は折り返したボールをイリチッチにシュートを打たれ、これがデ・ヘアの脇下あたりに飛んだもののデ・ヘアも止められず失点。早い時間帯の失点癖再発。
前線のラッシュフォードはいつもと勝手が違うことに戸惑っているのか、やや左サイドに開きすぎな印象。もっと中央でロナウド、フェルナンデスと近いところで連携を活かしたほうがこのシステムでは良いんじゃないのかな。
ユナイテッドが同点を目指しているとアクシデント発生。なんと3CBの要であるヴァランが負傷。ピッチに座り込んで明らかに続行不可能な様子。これでユナイテッドは38分にグリーンウッドを投入し、3バックを予定外の形で解散。
ロナウド | |||||||
ラッシュフォード | グリーンウッド | ||||||
→カバーニ@69 | フェルナンデス | ||||||
→VDベーク@87 | |||||||
ポグバ | マクトミネイ | ||||||
→マティッチ@69 | →サンチョ@87 | ||||||
ショー | ワンビサカ | ||||||
マグワイア | バイリー | ||||||
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デヘア | ||||||
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このシステムで中盤ポグバ、CBには久々の出場バイリーという非常にリスキーな状況ながら一方で攻撃は噛み合わずチグハグ。このままハーフタイムに突入して後半に仕切り直しかな?と思っていたら、前半終了間際に突如として連携発動で、フェルナンデスがパス&ゴーでゴール前中央の位置で相手エリア内に侵入すると、ロナウドを経由して最終的にグリーンウッドから素晴らしいパスが入り、これを受けたフェルナンデスはグティを彷彿とさせるお洒落パスで後ろに詰めてきたロナウドへ。このプレーで相手DFはお尻をつき、ロナウドに詰めることも出来ず同点SIUUUUUUUUUUU!
前半AT、パスで崩して仕上げはロナウド!ユナイテッドが同点に追いつく! pic.twitter.com/57uRq6RbyB
— Sasaki@Red Devils (@SubRed_Devils) November 2, 2021
1-1に追いついて後半に入ったユナイテッドは勝ち越しゴールを狙うものの、またしても先手を取られる。56分、左サイドでまたしてもバイリーのポジショニングがおかしくなり、サパタに背後を取られるとマグワイアのカバーリングも間に合わず、デ・ヘアも詰めずにシュートを打たれて失点。当初はオフサイドフラッグが上がって笛がなったもののVARの結果オンサイドとのジャッジでゴールに。
苦しくなったユナイテッドは69分に2枚替え。ポグバに代えてマティッチ、ラッシュフォードに代えてカバーニ投入。どっちも先発の出来が良ければ交代する気は無かったはず。ポグバはリーグ戦出場停止だからここでフル出場しても問題ないし、この試合の相方のマクトミネイはイエローカード貰ってて危なっかしかったし、週末の試合も控えているからむしろマクトミネイを代えたかったはず。それでもポグバを下げざるを得ないぐらいパフォーマンスが良くなかった。
週末にカバーニをプレーさせることを考えたらこの試合でカバーニは温存させたかったと思うけど、いかんせんラッシュフォードが冴えてなかった。
チャンピオンズリーグでは5枚交代出来るので、87分にマクトミネイ、フェルナンデスを下げてサンチョ、ファン・デ・ベークを投入。ファン・デ・ベークも中盤深い位置でパスを捌くのではなく積極的に前へと出ていき、中盤はマティッチだけみたいな攻撃的な布陣に。するとアディショナルタイムに突入した91分、ロナウドが左サイドからカットインしようと試み、失敗したボールをグリーンウッドが拾い、拾ったボールが再びエリア外のロナウドのもとへと流れていくとロナウドは浮き球をダイレクトで叩いてネットに!劇的同点弾SIUUUUUUUUUUU!
後半AT+1分、ロナウドの執念のゴール!またしても同点に追いつく! pic.twitter.com/Ouz8XTFMMv
— Sasaki@Red Devils (@SubRed_Devils) November 2, 2021
たしか2018年以降決めたゴールの最も遠いのがPKスポットとか言われていた気がしたんだけど?エリア外から劇的イコライザー叩き込みましたけど?
これで2-2のドローに持ち込み、グループFの首位を維持。得失点では同じ勝点7のビジャレアルの方が上だけど、チャンピオンズリーグでは直接対決の結果で決まるのでユナイテッドが首位を守る格好に。ユナイテッドが1ポイントを得たこともそうだけど、アタランタに入るはずだった3ポイントを1ポイントだけにした(2ポイント減らした)のが大きい。
あのまま負けてたらアタランタが7になり、ユナイテッドは6のままで3位に後退していたからね。
ただ、識者が指摘したように現状のユナイテッドで3CBをする難しさが露呈したかな。リンデロフが負傷、ヴァランも負傷で駒が足りなくなった。しかもキャプテンのマグワイアのコンディションも悪い。週末、マグワイア、バイリー、そしてPJの3CBでシティと戦うことになったらちょっとした悪夢…
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