ピーター・ジョンソンことピーター・クラウチはリンガードをダシにデクラン・ライス獲得のすゝめ
かつてリヴァプールやトッテナムでストライカーとして活躍したピーター・クラウチ氏は、マンチェスター・ユナイテッドがこの夏のデクラン・ライス獲得交渉にMFジェシー・リンガードを含めるのは理にかなったことだとコメントしている模様。
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リンガードは1月にオールド・トラッフォードからロンドン東部にローン移籍して以来、出場した4試合で3ゴールを記録している。
MFをユナイテッドでは控えだったが、ディビッド・モイーズ監督のもとで印象的な活躍を見せていることで、ウエストハムでは早くも彼を完全移籍でロンドン・スタジアムに迎え入れることを検討している。
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ユナイテッドが夏の移籍市場でリンガード売却時にどれだけの対価を求めてくるかは不透明だが、新型コロナウイルスによるパンデミックがクラブの経営状況に打撃を与えていることを考えると、トレード移籍の方が起こり得るかもしれない。
ライスは昨夏チェルシーへの移籍が噂され、当時のフランク・ランパード監督は繰り返しイングランド代表のMFを獲得するように上層部に訴えていた。
しかしながら、ランパード監督解任に伴いチェルシーのライス獲得熱はクールダウンしており、ユナイテッドが強奪する機会が巡ってきている。
オーレ・グンナー・スールシャール監督は新たな守備的MFの獲得を熱望しており、クラウチ氏はDaily Mailのコラムにてユナイテッドはウエストハムがリンガードの関心を持っている事実をライス獲得に活かすべきだと主張し、賢い移籍になると語っている。
デクラン・ライスがお気に入りなんだ。ウエストハムのファンの友人が何人かいるんだけど、彼らはクラブが大金を費やし、彼をキャプテンに指名し、今後15年彼をクラブにとどめておくことを求めている。彼はブリリアントな選手だし、トップクラブのどこでもプレー出来る。
トレード移籍の提案はユナイテッドにとって理に適っている。リンガードはオールド・トラッフォードから退団する必要があるし、ライスはユナイテッドが必要としているタイプの選手だ。ウエストハムがこの提案を受け入れるか?それは分からない。何が起こるか、様子を見守ろう。
ユナイテッドのこの夏の予算はクラブがどの順位で今シーズンを終えるかにかかっており、スールシャール監督は2シーズン連続でのトップ4フィニッシュを視界に捉えている。
ユナイテッドは、サー・アレックス・ファーガソン監督勇退以来2シーズン連続でチャンピオンズリーグに出場することが出来ていない。
スールシャール監督はRWG、CH、CBの獲得を求めており、1億5000万ポンド程度の予算に達する可能性がある。
リンガード自身がユナイテッド退団を望んでいるなら、リンガードを含めてライスの移籍金を安くするってのはユナイテッドとしてはありだろうね。
ウエストハム側はライスを売却するなら移籍金をたんまり貰うことを希望するかもしれないけど。でも、今はコロナでどこの大金投じるのが難しいだろうし、移籍市場が全体的に値下がり傾向ならトレード移籍の方がお互いメリットあるのかもね。
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