諦めない姿勢がかつてのユナイテッドを思い起こさせたチェルシー戦の選手評価
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:
2022-2023 Manchester Evening News, カゼミーロ, チェルシー, 選手評価
試合終盤の防げたであろう不要なPK献上が決勝点になってライバルに3ポイントあげちゃうなんてやってないんでね!
ダビド・デ・ヘア
前半はユナイテッドが支配したためスタンフォードブリッジでの試合で最も静かな45分間だったが、後半は自陣のファイナルサードが忙しくなった。 6
ジオゴ・ダロト
チェルシーがWBを置いてプレーしている間、ダロトの規律あるポジショニングと認知能力がベン・チルウェルに対応できていた。 7
ラファエル・ヴァラン
前半、ほぼ完ぺきな守備を見せ、重要なインターセプトもあった。不運なことに負傷により後退を余儀なくされてしまい、思わず涙が頬を伝った。 7
リサンドロ・マルティネス
マクトミネイがやらかすまで、マルティネスは妥協なきパフォーマンスでチェルシーの攻撃を妨害。 8

© Getty Images
ルーク・ショー
先見の明があるプレーを見せた前半、1度暴走を見せた後にシュートを放ったがワイドに外れた。またしても印象的な個のパフォーマンスを見せ、堅い守備だった。 7
カゼミロ
ほぼすべてのパスが前へと繋ぐものだった。チェルシーがフォーメーションを変更する前も後も彼がピッチ上の最高の選手だった。そして起死回生の終了直前の同点ゴールよ。 8
カゼミロのプレミア初ゴール!土壇場での同点弾! pic.twitter.com/jMzEa1ISdq
— Sasaki@Red Devils (@SubRed_Devils) October 23, 2022
クリスティアン・エリクセン
先発復帰が彼の重要性を物語っていた。ポッターがコヴァチッチを投入するまでは優勢に試合を進められた。 7
アントニー
前半のユナイテッドの攻撃の大半は右サイドからであり、アントニーはコンスタントに相手の脅威になっていた。しかし、絶好機を活かしきれず。 6
ブルーノ・フェルナンデス
アントニーとラッシュフォードの絶好機を演出。チェルシーの戦術変更に対抗するために後半は左サイドに回ったことで輝きが減ってしまった。 6
ジェイドン・サンチョ
先発できたことはラッキーだったし、ミッドウィークの試合同様に彼がウィークポイントになっていた。後半すぐに交代となり、最後のプレーはボールを外に出したプレーだった。 4
マーカス・ラッシュフォード
落ち着いて相手GKケパに襲い掛かり、確信を持ってシュートを放ったが、依然としてCFとしてはノーゴールの状況が続く。 6
途中出場選手
フレッジ
52分にサンチョと交代。チェルシーの戦術変更に対応するための良いオプションだったが、低パフォーマンスが監督を悩ませた。 5
ビクトル・リンデロフ
負傷したヴァランに代わり60分にピッチへ。 6
スコット・マクトミネイ
80分にエリクセンと交代すると、自陣でのCKで脳死ホールディングしてPK献上という沼っぷりを披露。 3
アントニー・エランガ
80分にラッシュフォードと交代。エランガが点取り屋として投入される事実がユナイテッドのアタッカー問題を強調していた。 5
指揮官
エリック・テン・ハフ
フレッジのスタメン落ちは厳しい判断に思われたかもしれないが、チェルシーの前半がトッテナム戦よりも更に支配出来たことで正当化された。フレッジの投入は良手だったが彼のパフォーマンスが低く、フェルナンデスに悪影響を及ぼした。 6
相手が選手交代でユナイテッドに傾いていた流れを引き戻してからは一進一退だったかな。途中出場のマクトミネイのまさかと言える不用意な抱きつきでPK取られた時は正直ヤバいと思った。
でも最後の猛攻には圧力があったし、カゼミロの一撃はさすが常勝軍団レアル・マドリーから加入してきた一流選手という一発。
ファギー時代なら、きっとタッチライン際に顔を真っ赤にしながらガムを高速で噛むファギーがゴールした瞬間に誰よりも早くリアクションしてコーチと抱き合っただろうね。結果として勝ててないから勝者のメンタリティとは言えないかもしれないけど、不屈の精神やネバーギブアップの精神みたいなユナイテッドに持っていて欲しいハートの強さが垣間見られたのはうれしかった。
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