ウエストハムがリンガードの駆け込み獲得を狙う

ウエストハムは、今夜の移籍市場締め切りを前にマンチェスター・ユナイテッドのジェシー・リンガード獲得のためのオファーを提示する模様。

© Getty Images

ハマーズはこの夏の移籍市場が閉じる数時間の間にリンガードをディスカウントでの獲得を狙おうとしている。

リンガードはユナイテッドの開幕戦となったリーズ戦は欠場したが、サウサンプトン戦とウルブス戦ではベンチ入りした。

先月、オーレ・グンナー・スールシャール監督は先月、夏にジェイドン・サンチョが加入したにも関わらず、28歳にはオールド・トラッフォードでポジション争いをすることを望んでいると語っていた。

だが、クリスティアーノ・ロナウドの帰還がリンガードのスタンスを変えるかもしれず、今では出場機会が非常に少なくなるものと考えられている。

最新の報道によれば、デッドラインが近づく中でウエストハムが彼にレギュラーとしてプレーする機会を与えようとしているようだ。

Daily Mirrorによれば、ウエストハムはリンガード獲得に向けて土壇場でオファーを出そうとしているが、ユナイテッドの設定している3000万ポンド（約45億円）を飲むつもりは無いとのことである。

契約があと1年であり、ウエストハムはユナイテッドのリンガードへの評価額に近いような金額を支払うつもりは無い。

来夏にイングランド代表アタッカーをフリー移籍で獲得する代わりに、ウエストハムとしては今週ディスカウント価格で獲得できることを願っている。

ディビッド・モイーズ監督は彼がロンドン・スタジアムに戻ってくることを望んでおり、昨シーズンの彼の好調がハマーズの6位フィニッシュにも貢献した。

ウエストハムは日曜日にチェルシーからクル・ズマを3000万ポンド（約45億円）で獲得して守備陣の強化している。

また、CSKAモスクワのアタッカーであるニコラ・ヴラシックを2500万ポンド（約38億円）で獲得間近であり、これによりリンガードのウエストハム帰還の可能性は潰えたと多くの人々は考えていた。

だが、モイーズ監督は長いシーズンの本格的なスタートを目の前にして攻撃陣の層を厚くするためにどちらも欲しがっているとみられている。

特に今シーズンはヨーロッパリーグの舞台でも戦うため、層を厚くすることがスター選手達を負傷から守るためにも求められているためだ。

＜元記事：West Ham ‘hopeful’ of last-ditch Jesse Lingard deal as Hammers ready Man Utd transfer bid＠Daily Express＞

リンガードとしても悩ましいだろうね。ハマーズ行った方が出番は増えるだろうけど、ユナイテッドに残るとあのロナウドと一緒にプレーできる可能性があるんだから。

ジェームズが移籍したし、ファン・デ・ベークは使われないし、ラッシュフォードは離脱しているし、冬まで様子見で残るって可能性も大いにあるような気がする。

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