フェルナンデス出場できずにポグバが10番の位置?
マンチェスター・ユナイテッドは週末にリヴァプールとの大一番が迫っているが、オーレ・グンナー・スールシャール監督は最重要選手を欠かざるを得ないかもしれない。
© Gareth Copley/Getty Images
水曜日にアタランタ戦で90分間プレー後、ブルーノ・フェルナンデスは打撲により日曜日の試合に出場することが疑わしくなっている。
スールシャール監督配下のようにコメント。
フルにフィットした選手の中から選べるかもしれない。2、3人を欠いた状態かもしれないが、ブルーノは私が出場を疑っている選手の1人だ。だが、彼は出場OKになるように出来る手を尽くしている。
ポルトガル代表はイングランドに移籍してきて以来ケガで欠場したことがないが、最初の負傷欠場が因縁のライバルとの試合でやって来てしまうかもしれない。
フェルナンデスはスポルディング・リスボンから加入して以来ユナイテッドにとって不可欠な存在である。今シーズン、プレミアリーグのシュートに繋がったキーパスの本数でトップに立っている。
また、前へのパスの部門でも7位にランクインしており、チームを前へと進める能力があることを示している。
フェルナンデスはスールシャール監督率いる赤い悪魔の創造性を司っており、マーカス・ラッシュフォード、ジェイドン・サンチョ、クリスティアーノ・ロナウド、メイソン・グリーンウッドら他の攻撃的な選手がワイドなポジションからドリブルを仕掛けてゴールを狙ったり、裏抜けを狙ったりする傾向があるクラブにおいて別の何かをもたらすことが出来る。
ポルトガル代表MFは間違いなくユナイテッドの攻撃陣の中ではスピードが劣る選手だが、周囲の選手のスピードや動きによって脅威になることが出来る。
もし27歳がフィット出来なかった場合、スールシャール監督はどうやってこの問題を解決するだろうか?
1つすぐ思いつくのは、ポール・ポグバをそのままユナイテッドお得意の4-2-3-1のフェルナンデスの位置に放り込む方法だ。
ポグバはフェルナンデスとは違うが、スールシャール監督のスカッドの中では最も似ている選手であり、ポグバは決定的なパスをチームメイトに出すことが出来る。
ポグバはセントラルMFじゃなく10番で入ることでメリットを享受することが可能で、中盤センター2人のうちの1人として彼がプレーすると起こる戦術上の問題が回避できる。
ユナイテッドはバランスを欠いているが、ポグバがフェルナンデスの代わりに10番の位置に入ることで、後ろではネマニャ・マティッチとスコット・マクトミネイがペアを組み事になり、これは試してみる価値がある。
10番としてアヤックスでプレー経験のあるドニー・ファン・デ・ベークも別の選択肢だが、出場時間が少ないことからリヴァプールのクオリティーを考えると彼を起用するのはリスクだ。
一方、スールシャールはフォーメーションを変える選択肢を選ぶかもしれない。
好んで4-2-3-1を起用しているが、4-4-2も何度か使用したことがあり、かつて選手としてプレーしたいた頃にサー・アレックス・ファーガソン監督が好んで起用したシステムだ。
4-4-2であれば中盤センター2枚にワイド2枚という組み合わせが可能であり、例えばワイドにラッシュフォードとサンチョを起用することも出来る。
10番の選手無しでCFを2人前線に起用することになる。ロナウドとエディンソン・カバーニがコンビを組む可能性もあり、後者は守備面でもハードワークが期待できる。
3バックもオプションの1つであり、ラファエル・ヴァランがチームにいるが負傷を考慮するとエリック・バイリーが3枚目に入ることになるだろう。
結局の所、スールシャール監督には日曜日の試合を前に難問が迫っているが、手持ちのカードは沢山あるという状況だ。
相手のシステムを考えると、3バックでいくとWGをWBが対応することになって、CBが余りがってになるというか、相手の中盤にチェックしに行くような格好になりそうな気がする。
4バックで相手の3トップをケアして、相手の中盤3枚を同じく中盤の3枚でケアしてって考えると4-3-3、4-1-2-3、4-2-3-1あたりが妥当なのかなぁ。
ポグバをいつもより高い位置でプレーさせるか、あるいはカバーニとロナウドを並べて守備時はカバーニを下げて上下にハードワークしてもらうとか?
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