ついにユナイテッドがサウサンプトン戦で見つけた2つの欠けていたピースとは?
長い時間がかかったものの、マンチェスター・ユナイテッドはついに長らく欠けていた1つの攻撃のオプションを進化させた。

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シーズン開幕以来、我々は現在のユナイテッドの異なる側面ー信じられないスカッドの層と質の厚みからサー・アレックス・ファーガソン直伝の諦めない姿勢までーを目の当たりにしてきている。
ユナイテッドが今シーズンのリーグタイトル候補としては依然として疑念の目を向けざるを得ない多くの理由があるが、9-0で勝利したサウサンプトン戦で彼らは着実に改善している点を示した。
それがトップレベルの争いで成功する保証があるスタイルというわけでは決してないが、多くのトップクラブはSBによる攻撃補佐に頼っていることは驚くことではない。
ルーク・ショーとアーロン・ワン・ビサカについて、ユナイテッドが守備面でプレミアリーグ最高のSBを擁しているといっても間違いないだろう。だが、サウサンプトン戦では彼らが攻撃面でもチームに貢献できるということを示してくれた。
昨シーズンのユナイテッドは格下相手の試合でゴールマウスをこじ開ける能力に欠けていた。中盤に創造性が欠けているだけではなく、SBが駆け上がって相手を横に引き延ばしワイドから圧をかけることも出来ずにいた。
サウサンプトン戦では、開始早々のアレクサンドル・ヤンケヴィッツ退場という追い風を受けたユナイテッドは前半から無慈悲な集中砲火を浴びせ、相手WGが引いたことで足枷が外れた2人のSBは相手守備陣に襲い掛かることで攻撃を補完した。
2人のモダンなSBによって生まれたユナイテッドの先制点がすべてを物語っており、ショーが入れたクロスをワン・ビサカがファーサイドに押し込んだ。ワン・ビサカにとって、これがオールド・トラッフォードで決めた最初のゴールとなった。
ショーはハーフタイムに入る前に再び輝きを放ち、ドリブル突破でラッシュフォードの追加点の起点となり、更にはカバーニのヘッダーをアシストするピンポイントのクロスを供給した。
スールシャール監督は、土曜日のエヴァートン戦に向けてショーをフレッシュな状態で保っておくためにハーフタイムで彼を引っ込めたが、その事実がショーのユナイテッドにおける重要性を物語っている。
ワン・ビサカもまた、珍しくゴールを決めたあとのプレーから明らかに自信が感じられた。ラッシュフォードのクロスがベドナレクのオウンゴールを誘った低いクロスを入れた時に、ワン・ビサカは再びゴールを決めようとニアポストでボールを待ち構えていた。
ユナイテッドにはシーズン後半で改善すべき部分が多くあるのは事実だが、SBの変貌ぶりからは、このような先が読めないシーズンには何だって起こりえるということを思わずにはいられない。
<元記事:Manchester United have found two of the missing pieces in their jigsaw@Manchester Evening News>
ショーはテレスというライバル出現で覚醒した感がある一方で、そういう真の意味でのライバルも不在ながら課題と言われる攻撃面での貢献度を上げてきているワン・ビサカって凄いよね。
アーセナル戦でも決勝ゴールになりそうなクロスをカバーニに供給していたしね。
若いからか、これだけ多くの試合に出てもパフォーマンスを大きく下げないし、あれだけ多くの守備の局面で足を延ばしてチャレンジしているのに負傷も殆どないし。
マッケナがサイドラインから攻撃参加のタイミングの指示を出しているなんて声もあるけど、そうだとしたらマッケナの手腕が素晴らしいのかな?
一気に化けて、パスの精度を磨いて中距離・長距離のパスを織り交ぜてゲームメイクなんかしだしたりしてw
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