今のルーニーの時間あたりのゴール率は5年前の1/5
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プレミアリーグ15 Daily Mail, ルーニー
過ぎ去りし7月に、ファン・ハール監督はウェイン・ルーニーが今シーズンの攻撃を牽引する選手だと語っていた。監督にとって残念なことに、彼がキャプテンに指名した男はそれ以来その期待の言葉に応えることができていない。
リーグ戦も14試合を終え、ルーニーはここまでたったの2ゴールである。彼のパフォーマンスは、ゴール数の少なさ以上に物足りないものである。
最も最近の不調だった試合は土曜日にキングパワースタジアムで行われたレスター戦であり、この試合はバーディーの新記録達成のゴールによりレスターと1−1のドローで終えている。
© Man Utd via Getty Images
レスターのフロントマンは11試合連続ゴールを決めた一方、対象的にルーニーは裂傷により交代しており、シュートを打つこともチャンスを作り出すことも出来なかった。
出来の悪いパフォーマンスが今シーズンのイングランド代表歴代最多ゴール記録保持者のスタンダードになりつつあり、単にフォームが低調なのではなく、早くも衰えてしまったのではないかと非常に心配されている。
9月下旬のサンダーランド戦で見せた咄嗟のフィニッシュや、古巣エヴァートン戦で見せたゴールをリーグ戦でもっと見せねばならない。 今シーズンのここまでは525分に1ゴール生まれる計算になる。
© Daily Mail
過去の6シーズンで考えれば昨シーズンの数字が一番悪く、240分に1ゴールという割合だった。そして、このシーズンは多くの時間を中盤深くのMFとしてプレーしていたのである。
ルーニーの最も素晴らしいゴール奪取率は2011/12シーズンで、27ゴールを奪ったこのシーズンは105分に1ゴールを奪っていた。現在の数字(525分/ゴール)はこの5分の1である。
しかし、ルーニー、ファン・ハール監督、そして信頼しているクラブ関係者にとって残念なことに、ストライカーの低調なフォームはゴール数が少ないことに限らない。元エヴァートンのストライカーはまだアシストを記録していない。過去5シーズンの平均アシスト数は8であるため、ここから3試合に1アシスト記録していかないとシーズン終了までにこの数字に追いつけない。
FWは常にゴール数とアシスト数で評価されるが、おそらく更に心配なのはルーニーが試合に入れていないことと、ピッチ上での影響力が失われていることである。
今シーズンは1試合あたり平均で51タッチであり、これもまた過去6シーズンの最低である2014/15シーズンの67をも下回っている。ルーニー自身も自分がチームの役に立っていないことをしばしば実感しており、叱咤激励することも攻撃で違いを作り出すことも出来ずにいる。
また、今シーズンは1試合あたり37本しかパスをしておらず、昨シーズンの50本から下がっている。過去6年、今の平均パス数を下回ったことは一度もない。
さらに悪い数字は続く。今シーズンは12試合でショッツオンターゲットがたったの9回であり、14回ファウルをしている一方受けたのは3回で、10月のマンチェスターダービーでのパス成功率は57%だった。
そんな個人的に最悪なシーズンを送るルーニーの一番輝いていた試合はCLプレーオフのクラブ・ブルージュ戦であり、ハットトリックを達成している。現在のフォームでは、ユーロ2016が開催されるまでの間に再びハットトリックが出来たらラッキーだ。
悪い、悪いとは思っていたけど、ここまでとはね。
でもこれってチーム全体もゴール取れていないから、ある程度はチーム戦術のせいのはず。…だけど、フロントマンが不調だからチームもゴールが取れていないような気がしないでもないけど。
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Comment
エレーラが出場機会が少ないと不満を漏らした、という記事を見ました。
この成績のルーニーにトップ下を奪われてるなら、確かに不満も溜まるでしょうね…
ですよねw
ルーニーを中盤に下げればみたいな考えもありますが今のルーニーじゃあ中盤も任せられるとは思えませんし本人がよっぽど気合い入れて取り組まないとこのまま終わっていく可能性がある事を認識して奮起してほしいです。
エレーラが不満漏らしたなんてそうとう溜まってるんじゃ!
来るべきペップ政権のためにエレーラは移籍しないで下さいよ!
エレーラを先発で軸にしましょう、ルーニーは控えでも仕方ないパフォです。
今の状況を変えられるとしたら、エレーラでしょう。
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