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リヴァプール戦で分かった5つのこと

マンチェスター・ユナイテッドは今シーズンベストのパフォーマンスを発揮し、乗り込んできたライバルのリヴァプールを撃破。多くの観客が退屈な前半を批判したが、ファン・ハール監督はそのボール回しを称賛。

しかしながら、後半は観戦に訪れた75,347人の観客の多くが4ゴールを含む多くのチャンスが生まれたことで楽しめたことだろう。

そんなユナイテッドが3-1で勝利したリヴァプール戦で分かった5つのポイントをピックアップ。

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image© Getty Images

監督の哲学

恐ろしいほどつまらなく、退屈な前半だったが、ユナイテッドはほとんどミスパスをせず、リヴァプールに2本以上のパスをつながせなかった。バスティアン・シュバインシュタイガーはユナイテッドのユニフォームを身にまとって以来最高のパフォーマンスを披露し、常にキャリックと共に深い位置から指示を送れていた。ファン・ハール監督の哲学というものはエキサイトに欠けるということは既に明らかであり、より辛抱強いパス回しと敵へのプレッシャーが要求される。これは土曜日のリヴァプール戦でのユナイテッドの選手のプレー振りを見る限り、彼らはそれを理解しつつある。おそらく、ファン・ハール監督とルーニー、キャリックで行われたミーティングがこの後押しとなっているのであろう。

ブリントのCB

ダレイ・ブリントはリヴァプール戦で最も素晴らしいパフォーマンスを示していた選手の一人だ。ブリントのゴールは華麗な一撃だったが、守備でのプレーは冷静沈着で抜け目がなかった。彼はクリスティアン・ベンテケのフィジカルにも問題なく1度のみならず何度も対応できていた。また、同じく好調を維持するクリス・スモーリングと強固なパートナーシップを形成できている。しかしながら、リヴァプールは酷くお粗末な出来であり、ブリントにとってよりタフな相手との試練の時がやってくることだろう。

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ヤングの起用

ダビド・デ・ヘア以外では、アシュリー・ヤングが昨シーズンのユナイテッドでのベストプレーヤーである。スパーズとの開幕戦で先発した後、ヤングはアドナン・ヤヌザイと入れ替わりでベンチから試合をスタートさせるようになり、そのヤヌザイも今はドルトムントへローン移籍しており、今はアンデル・エレーラがトップ下に入り、左サイドにはメンフィス・デパイが入っている。しかしながら、メンフィス・デパイは余りにも出来が悪く、まるでリヴァプールのシャツを着ているかのような出来だった。その一方で途中交代したヤングの出来はエクセレントで、脅威をもたらし先制点をすぐにもたらした。メンフィスが慣れるまでには少々時間が必要であるが、ヤングはそんなメンフィスの代わりとして取っておくには勿体なさすぎる。

フェライニのFW起用

ルーニーが欠場するとのニュースが飛び込んで来た時にはオールド・トラッフォードに警報が鳴り響いた。ファン・ハール監督は既にマルアン・フェライニを今シーズンの緊急ストライカーとして任命しているが、ベルギーのビッグタワーは存在感皆無だった。攻撃において何のプラスにもならず、深い位置まで下りてくるべきか、相手守備陣の間に留まるべきなのか不明瞭で、しばしば行き場所がなく立ち往生しているように見えた。CLのクラブ・ブルージュ戦のようにベンチから途中投入されると非常に効果的であり、今のスカッドではその起用法がベストな役割に思える。

マルシャルはバーゲン価格

総額で5800万ポンドにまで値が上がる条件付きの3600万ポンドのマルシャルは史上最高額の10代選手という膝がガクガクと震えるほどのプレッシャーがのしかかっていたが、アントニー・マルシャルは65分にフアン・マタに代わり途中出場を果たすと恐れもせずプレー。彼のゴールは素早いスピードと確かなボールコントロールと正確なフィニッシュが合わさった素晴らしいゴールであり、早くも今シーズンのユナイテッドのベストゴール候補に。総計な評価をしないことが重要だが、ここから数シーズンは伸びる一方であり、今後ライバル達を恐怖に陥れることだろう。マンチェスター・ユナイテッドはユナイテッドのティエリー・アンリを手に入れたのである。

<元記事:Manchester United news: Centre back found? Plus potential £58m bargain – five things learned from Liverpool win@talkSPORT

ファン・ハール監督のビッグゲームで素晴らしい試合をする確率が凄いと思う。

昨シーズンも終盤のビッグゲームで一気に評価を高めたし。むしろ、ビッグゲームの連戦を抜けた後の試合を落としまくったのがもったいなかった。

あとは格下相手でもチームとしてこういうリヴァプール戦みたいなソリッドな戦い方を出せるようにすることが重要だね。気持ちの面でも相手を舐めてたらこんな試合は出来ないし、次の試合を考えてても良い試合は出来ないだろうし。

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Comment

  1. 帰ってきたNo.7 より:

    ファンハールとルーニー、キャリックがミーティングしたって記事ものせてもらえると嬉しいです!

  2. エルナンデス より:

    ビックゲームの相性が良いのは、ファンと選手のモチベーションが勝手に高まる事と
    相手も攻めてくるので、スペースが生まれやすいという部分があると思います
    逆をいえば、監督の力で普段からもっとモチベーションは高めてほしいかな
    とも思いますね。

    自分的にはマルシャルは予想とおりですね。ただ上手くいかない時も絶対にあると思います。でもこのゴールで、そんな時も辛抱強くサポは応援してくれると思うので…
    色々な意味で凄いゴールだったと思いますね♪

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