[CL] 決勝T1回戦 オリンピアコス戦 1stレグ
公開日:
:
2013-2014シーズン, チャンピオンズリーグ 2013/14シーズン, オリンピアコス, チャンピオンズリーグ, 試合結果
2013/2014 UEFA チャンピオンズリーグ 決勝T 1回戦 1stレグ | ||||
オリンピアコス | 2 | 1-0 | 0 | マンチェスター・ユナイテッド |
---|---|---|---|---|
1-0 | ||||
得点 |
時間 |
得点 | ||
ドミンゲス キャンベル |
38 54 |
|
20 ファンペルシ | |||||||
18 ヤング | 10 ルーニー | 25 バレンシア | |||||
→19 ウェルベック(60′) | |||||||
23 クレヴァリー | 16 キャリック | ||||||
→26 香川(60′) | |||||||
3 エブラ | 12 スモーリング | ||||||
15 ビディッチ | 5 リオ | ||||||
|
1 デヘア | ||||||
|
前半のパス数はキャリックが50本でユナイテッドで1位。また、上位5人の5位だったヴァレンシアが21。そしてクレヴァリーは5位までにランクインせず。つまり、前半のクレヴァリーのパスは20本以下。そして60分の交代時点で27本。
少なすぎ。デヘアの方が多く触ってるんじゃない?
キャリックがCBの間にまで下がってボールを受けているのにクレヴァリーはルーニー追い越して前線で手を挙げてボールを要求。おかげで中盤スッカスカ。仕方なくルーニーが下りていく。しかし、相手の執拗な裏からのチェックを受けてボールロストするも笛は吹かれず。
何故クレヴァリー起用なのか?フレッチャーやフェライニではダメなのか?何故クレヴァリーはあのプレースタイルを続けるのか?ボールを受けられていない、触れていないという自覚が無いのか?
そんな自分たちで一人少ないような状況を作り出すと38分にはなんてことない崩しからなんてことないクロスを上げられると、クリアが小さくなったところをスカスカのバイタルエリアで拾われペナルティエリアからシュートを打たれると、なんてことないシュートだったにもかかわらず上手くドミンゲスに足先でコースを変えられて失点。
この失点を不運で片付けてはいけないと思うし、改善する点(こぼれへの寄せ、跳ね返した後のライン上げ、そもそもバイタルエリアへのカバーリング等々)があると思うんだけど、たぶんモイーズ的にはいつもの常套句「不運」で片付けるんだろうな。
兎に角中盤でゲームが作れず、やることと言えば後方からのロングフィードという名のクリアのみでユナイテッドはシュートすら打てず。
後半、54分にはクレヴァリーがヴァレンシアとのワンツーでボールロストすると中盤センターがキャリック一人の状況で切り込まれ最後はペナ外からキャンベルがチェックが遅れたリオの外側を巻く見事なカーブを描いたミドルシュートを沈めて0-2。
これで完全に後が無くなったユナイテッドは2枚替えで久しぶりの香川、ウェルベック投入。ルーニーが1列下がりクレヴァリーの位置に。香川とウェルベックがトップ下と左サイドをシェアするような感じに。
1点アウェイゴールを持って帰れれば、2ndレグで1-0で勝ちぬけるという展開。とは言え、その1点が余りにも遠い。ようやくルーニーがCHの位置に入り、左右にロングパスで散らしたり、中央で周りとの連携で相手を押し下げれるようになるも決定機はなかなか作れない。
そんな中でも79分、ヤングがゴール前に出したボール(というか、ドリブルが長くなった)にペルシーが反応して角度のないところからGKの直前でシュートを放つもゴールならず。
さらにその1分後には中央で香川が右サイドのスモーリングに展開し、スモーリングが中にクロスを入れるとペルシーがトラップでマーカーを外して右足でゴールを狙うも吹かしてしまいゴールならず。
さらには香川とルーニーが中央でパス股間で相手を崩し、香川がペナ手前までドリブルをボールを運んで最後は左サイドをフリーで駆け上がったエブラにボールを出すもエブラのクロスは相手に引っかかりゴールならず。
2ndレグに期待を抱かせないまま0-2でタイムアップ。延長なしで勝つには2ndレグが3-0、4-1じゃないと無理という展開に。次の試合で先制点を取られるようなことになればもう試合は決まっちゃうね。
でも、2ndレグで敗退したらモイーズ解任するっていうなら来週甘んじて負けを受け入れるかも。
危ないボールロストも多かったリオ。でもそもそも連戦がキツいだろうから、この試合は休ませるべきだったのでは・・・。
チームは完全に方向性を失っている。
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Comment
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140226-00000099-spnannex-socc
>モイーズ監督から「どんどんボールを受けろ」とボール支配率を高める指示だったが、終始ロングボールが頭上を行き来していて、投入の意図に疑問が残った。
香川の投入後も焦っているのかロングフィード(誰を狙っているのかイマイチ不明、それならフェライニを出せばいいのに…)がしばらく続いて交代策(香川個人に対する指示)とチーム戦術に大きなギャップがある印象でした。
管理人さんが指摘されたシーンのように、ワイドに単調に張り続けるWGよりも、中央でSHがプレーしてそれを囮に空いたスペースをオーバーラップしたフリーのSBの方が効果的なクロスを上げられたことにモイーズに気がついて欲しいです。
キャリックとルーニーの足を引っ張るクレヴァリーの姿はもはや今シーズンの伝統芸、ドバイのミニキャンプでも修正できない。
ペルシがチームメイトを批判しつつ監督を擁護したり(本心は謎)、ロイ・キーンが試合後のキャリックのコメントを大きく批判したり、次の試合までマスコミの格好のネタになってしまいました。
masaさん、コメントありがとうございます。
ワイドなポジションにヤングやヴァレンシアを起用したのは守備を意識してなのか、やっぱりクロス好きなのか分かりませんが、あれだけ味方から距離を置いてサイドに張り付いてプレーするなら1vs2ぐらいの状況でも突破できるぐらいの個人能力が必要なのではないでしょうかね。
チームとしてパスで崩すという決まり事や戦術がないので裏でパス回しても状況を変化させれれませんし、プレッシャーがきつくなり最終的にはロングボールとなるなら、いっそのこと潔くフェライニを前線に配置してターゲットにすればいいですよね。
前線にはボールを受けるための香川を投入しつつ、後方はルーニーを一列下げただけであとは無策ではチグハグになるに決まってますよね。
クレヴァリーは昨シーズンはもう少しポテンシャルを感じさせるプレーを見せていたようにも思うんですが、彼もまたモイーズ流ユナイテッドに苦しんでいるんでしょうかね。パス&ゴーが好きな選手なので香川あたりとも相性がいいように思っていたんですが・・・。
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