上手く相手守備陣の裏のスペースを使えたソシエダ戦の選手評価
ユナイテッドの得意な形がハマって4-0と大きく先勝したレアル・ソシエダとのヨーロッパリーグ、ラウンド32のファーストレグの選手評価。
ディーン・ヘンダーソン
混乱に満ちた試合序盤に重要なセーブを見せた。クロスの対処は信頼し得るものだった。またもやクリーンシート達成。 7
アーロン・ワン・ビサカ
序盤いイエローカードを貰い、何度かリスキーなチャレンジがあったが堅固な守備だった。フル出場した。 7
エリック・バイリー
アドナン・ヤヌザイにシュートを許してしまう不安定な試合のスタードだったが、落ち着きを取り戻した。2-0とすると更に落ち着けた。 6
ハリー・マグワイア
ソシエダのスピードのせいで快適そうには見えなかったが、まだ1-0だった後半序盤に抜けたら1点もののクロスをクリアした。 6
アレックス・テレス
ヤヌザイに良く対処した。また、アタッキングサードでは積極的だった。ユナイテッドでのベストパフォーマンスの1つとなった。 8
スコット・マクトミネイ
どちらのボックスにも顔を出すボックス・トゥ・ボックスのパフォーマンスで重要性を再認識させた。コンディションに不安があり、後半の早い時間帯で交代となった。 7
フレッジ
監督の好むトリオの一角として、マクトミネイの隣かつフェルナンデスの背後でチームにバランスを与えた。ラッシュフォードのゴールをアシストしたパスは質が高かった。 7
メイソン・グリーンウッド
より多くの中央での役割が任された試合で、利他的なプレーや守備に精を出した。残念ながらジェームズのゴールをアシストしたシーンはVARの結果オフサイドが覆らなかった。 6
ブルーノ・フェルナンデス
彼なしだったらユナイテッドはいったいどこに向かってしまうだろうか?フェルナンデスはストライカーのエキスパートとしてシーズン20ゴール目を決めると、後半には更にもう1ゴール決めた。 8
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ダニエル・ジェームズ
唯一のスタメンが疑わしい選手で、それがピッチでも表現された。ほとんど空気で、慌てふためいていた。後半には改善し、前へと仕掛け続け、ネットを揺らした。 6
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マーカス・ラッシュフォード
前半のラッシュフォードの右サイドでのプレーは間違いだった。3度の超絶ビッグチャンスを華麗にスルーしやがったが、後半にゴールを決め、フェルナンデスの後半のゴールに繋がる重要なパスもあった。 6
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交代出場選手
ネマニャ・マティッチ
60分からマクトミネイに代わりピッチに入り、すぐに重要なクリアをみせた。 6
アントニー・マルシャル
68分にラッシュフォードと交代。彼の自信を取り戻すために投入された。 5
アマド・ディアロ
83分からの投入でユナイテッドのファーストチームデビューを果たした。 6
フアン・マタ
83分からピッチに入り、3週間の離脱からのカムバックを果たした。 6
指揮官
オーレ・グンナー・スールシャール
バランスを保ちつつローテーションすることで、同時にソシエダに対してのリスペクトも示した。論理的な起用でチームをフレッシュな状態にした。 8
こういう得意な形(長いパスで長い距離を一気に攻め上がる)だと、テレスもフィット出来るし、フレッジのパスも冴える。
フェルナンデスはこういう試合展開だと相手守備陣の裏に飛び出す動きが出来るし、味方も彼をよく見ていてタイミング良くパスを出せる。相手が引いた時には逆にラインから降りてきてパスを受けられる。このプレーの引き出しの多さが、現時点でのファン・デ・ベークとの違いじゃないかな。逆に言えば、今日のような試合だったらファン・デ・ベークの動きも活かせた気がする。
今日の試合で最後の最後でも良いからついでにショラ・ショアタイアもデビューさせちゃっても良かったんじゃない?でもそうしたらジェームズのゴールは生まれていなかったかもしれないけど。
Comment
ELのトーナメント抽選時はソシエダがリーガの首位でしたよね。
今は順位下げてるみたいですが直近5試合ぐらい負けてないチームにこの点差で勝てたのはかなり自信になったんじゃないでしょうか。
それでも浮き沈みは当たり前のように起きるでしょうが。
ちょっと前にはリチャードソン、イーグルス、パフのような若手が、CLの舞台でゴリゴリ来るような相手に奮闘していたのを凄く覚えているので、次回のホームゲームで若手沢山見たいですね。
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