[PL] 32節 アストンヴィラ戦
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プレミアリーグ 2013/14シーズン, アストンヴィラ, プレミアリーグ, 試合結果
上空にはユナイテッドのサポーターが自腹で掲げた「WRONG ONE-MOYES OUT」のバナーを付けた飛行機が舞う中、香川がついにアシストを記録!マタは加入後初得点!そしてチチャリートが怒りのゴール!
2013/14プレミアリーグ 32節 | ||||||
マンチェスター・ ユナイテッド |
4 | 2-1 | 1 | アストンヴィラ | ||
2-0 | ||||||
得点 |
時間 |
得点 | ||||
ルーニー ルーニー(PK) マタ チチャリート |
13 20 45 57 90+1 |
ウエストウッド |
ルーニー | |||||||
→チチャ@75 | |||||||
香川 | マタ | ヤング | |||||
→ヤヌザイ@67 | |||||||
フェライニ | フレッチャー | ||||||
ビュットナー | ラファエル | ||||||
→キャリック@46 | |||||||
ビディッチ | ジョーンズ | ||||||
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デヘア | ||||||
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一部で報道されていた通り、ファンからはCHOSEN ONEであるモイーズがWRONG ONEだから出て行って下さいとバナーが上空を舞ったこの試合。モイーズは、フロントは一体これをどんな心境で眺めていたのか。
CLでエブラが出場停止なので、CLでの起用を見越してビュットナーがLSBで先発。逆にここでビュットナーがもしも怪我しちゃったらLSBが居なくなるリスクもあったけど、ここで使わないとバイエルン戦起用なんて不安すぎるしね。
試合は前線にパスで崩すというアイディアが感じられ、サイドでは香川、ビュットナー、ヤング、ラファエル、そして中央ではマタ、ルーニーに加えフェライニもフレッチも前と絡もうとしてホームらしく攻撃的な姿勢が。しかし、ゴールが生まれたのはアウェイチーム。
13分、ペナ付近で裏に抜けられそうになったところをラファエルが止めてファウル。するとこの距離の短いFKをウエストウッドが壁上ギリギリを超えるシュートで沈めてアストンヴィラが先制。
ただ、この失点はいつものように試合のペースを握られて崩されたというよりもアンラッキーな失点という感じで、ユナイテッドはすぐさま反撃。そして20分左サイドでボールを受けた香川がドリブルで中に入ると中でフリーとなっていたルーニーへ完璧なクロス。これをルーニーがスタンディングヘッダーでコースを変えてユナイテッドがすぐさま同点!
トップ下のマタも周りと徐々に息が合ってきて、香川なんかも裏に抜け出すタイミングで浮き球のパスが出てきたりとお互いにやりたいプレーの共有、意思疎通は図れているようなんだけど、最後の最後でDFに踏んばられて逆転弾はなかなか生まれず。
それでも前半終了直前、中央でボールを持った香川が前へドリブルすると最後は左サイドのマタの前のスペースに完璧なスルーパス。このパスを受けたマタが切り返して裏から追いかけてきたDFをかわそうとするとDFに足ごとすくわれてPKゲット。PKはルーニーが完璧なコース、スピードで蹴りこんでユナイテッドが逆転!
後半の頭からラファエルに代えてキャリックを投入し、キャリックがCB、RSBにPJをコンバート。
そして57分、分厚い攻撃を仕掛けると最後はビュットナーがヘッドでペナ内に入れたボールから前線にいたフェライニの足元に入り、DFと競り合ってごちゃごちゃしたボールが最後は近くにいたマタの前へ転がりマタが右足でニアに蹴りこんでユナイテッドが追加点!そしてマタはユナイテッド加入後初得点!
するとユナイテッドは68分に香川を下げてヤヌザイを投入。この交代は香川をバイエルン戦に向けてある程度温存させたいという意向があったのかな?
交代で入ったヤヌザイは香川よりも左サイドに張り付いてプレーし、ビュットナーと絡んでサイドから突破、クロスを狙う。そしてアディショナルタイムに入った90+1分にフェライニとのワンツーでサイドを抜け出したヤヌザイからファーサイドでDFのマークを外したチチャリートへ完璧なクロスが入るとこれをチチャリートが押し込んでユナイテッドがダメ押し!
久しぶりに4-1という大差で勝利。香川もついに(アシストではあるけど)記録を残し、マタもゴールという結果が出ての勝利は気分がいいねぇ♪…ただ、チチャリートのゴール後のうかない表情が若干気がかりではある。
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Comment
笑顔なきチチャのゴールは
「自分の未来は、もうここにない」という意味か
シーズン通して低調なチームパフォーマンスに対して
「一つ勝ったからって喜べない、もっと上を見ないと」って
いう意味なのか、、色々考えてしまうシーンでした、、、
僕ぁーペルシーよりチチャの方を個人的には残して欲しいん
ですけどね〜
赤の伝道師さん、
「俺はゴールを決められるのに、モイーズの野郎はいっつもペルシーを先発させやがって!」という、解説の粕谷さんに言わせると「アンフェア」なモイーズの起用法への不満にも思えましたね。
年齢的にもペルシーをいつまでも起用させることは難しいので、先発でもスーパーサブでもいけるチチャリートは残ってもらいたいんですが、本人は明らかにプレー機会を望んでいますからね・・・。
やっぱりマンUは前線のメンバーはいい選手がそろっているので、あとは各選手の特徴に合わせたベストな組み合わせでスタメンを考えることだと思います。
ヤヌザイ君も今回みたいに短い時間だとスピードある突破がより引き立ちますし、相手も疲れてくるのかでの対応なのでドリブルも抜きやすくなるので、本当に7番を背負わせたいほどのエースにするなら今は使いどころを明確にしたほうがいい感じがします。
あと香川はマタと一緒の出場(スタメン)が2回ですが、お互い裏のスペースへの走り込みをみてパスを出すなど、連携を深めればもっと良くなると思いました。しかしこの二人を同時に起用すると平均身長が低くなってしますので、セットプレーでの失点の危険性など問題点もあるので、できれば夏に守備力のあるボランチをとってサポートさせたり、DFラインの再構築ができれば魅力ある新たなマンUが見られたらいいな。
コメントありがとうございます!
ヤヌザイについてはファギーがロナウドを育てたように使いどころを明確にして上手く成長させてほしいですね。
ルーニー、香川、マタが絡む攻撃は相手も読みにくくてやりにくいと思いますし、身長や守備面での不安要素はDFラインの強化や守備能力、カバーリング能力の高いCHを入れることでバラスをとってもらいたいですね。
守備に秀でた選手が守備で頑張って、攻撃に秀でた選手を攻撃で活かせるようになればユナイテッドの怖さが戻ってくるはずです!
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