[CL] 準々決勝 バイエルン戦 1stレグ
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チャンピオンズリーグ 2013/14シーズン, チャンピオンズリーグ, バイエルン, 試合結果
シュート6vs16、枠内シュート4vs3、ポゼッション26%vs74%、パス166/249vs698/767という圧倒的バイエルン支配の中でドローに持ち込む。
2013/14 CL 準々決勝1st | ||||||
マンチェスター・ ユナイテッド |
1 | 0-0 | 1 | バイエルン・ ミュンヘン |
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1-1 | ||||||
得点 |
時間 |
得点 | ||||
ヴィディッチ |
58 67 |
シュバ |
ルーニー | |||||||
ウェルベック | バレンシア | ||||||
→チチャリート@84 | |||||||
ギグス | フェライニ | ||||||
→香川@46 | |||||||
キャリック | |||||||
ビュットナー | ジョーンズ | ||||||
→ヤング@74 | |||||||
ビディッチ | リオ | ||||||
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デヘア | ||||||
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前回のシティ戦で早々に捨てた4-3-3を再びトライ。というか、強豪の4-3-3には同じフォメをぶつけて相手の良さを消すのはファギー爺ちゃんも良くやっていた作戦。ただ、最近のプレミアでは4-3-3が減ってきているから前回のシティ戦まで使う場面が無かったのかも。
ただ、同じフォメにしてギャップが生まれないようにしてもそこには明確に組織力の差が。バイエルンには前線からのプレス、中盤でのプレスがあり、そして攻撃時には多彩なパス回しとそこで生まれたギャップを突いてくるドリブル突破。
一方のユナイテッドは守備で出来ることと言えばただシンプルに引くこと。そのため中盤もDF陣に引きずられて下がり過ぎてこぼれが拾えない、または拾ってもバイエルンにすぐ囲まれてのボールロスト。必然的にポゼッションは圧倒的にバイエルン。
ユナイテッドのミッションは、左のウェルベックが守備のリスクを負ってでも高い位置に陣取り、彼のスプリント能力を活かしてのカウンター。これが成就しかけたのが39分のカウンターで、自陣でボールを受けたルーニーが素早く前線のウェルベックにスルーパスを出すと処理しようとしたCBより先に触ったウェルベックが抜け出してGKノイアーと1vs1に。しかし、ノイアーのオーラにビビったのか中途半端なループシュートを打ってしまいノイアーにブロックされてゴールならず。
ウェルベックは前半早々の3分にも相手ペナ内で浮き球を受けると、足で浮き球を処理して相手DFを交わしてシュートするシーンも。ただ、これは足を高く上げ過ぎたとしてファールの判定。
ただ、守備で左サイドを追いすぎない代わりに前線高く残ってロングボールを追い続け相手へプレッシャーをかけるという彼の良さを活かせるミッションを頑張っていた。このあたりは彼の特性をよく理解していたベンチワークも良かったと思う。
前半を0-0で折り返すと、後半の頭からギグスに代えて香川を3CHの左の位置で起用。すると香川は相手の間に上手く入ってボールを受けては前を向く積極的な姿勢を見せる。すると58分、スローインを受けた香川が縦への突破を試みてCKを獲得すると、ルーニーが入れたボールをヴィディッチが下がりながらファーサイドに沈めるスーペルヘッダーを決めて押しこまれまくってたユナイテッドが先制!
こうなるとバイエルンもゴールへの圧力を増し、一方のユナイテッドは1-0を狙いに引きこもるのか、相変わらずカウンターを狙ってウェルベックを残すのか、それとも後半頭のように積極的に前へ出るのかが不明確に。すると67分、パスを回されると最後はユナイテッドの左サイドをロッベンに攻め込まれ、最後はその外をオーバーラップしてきたRSBラフィーニャがクロス。これをファーサイドに流れた途中出場のマンジュキッチが落とすと裏から駆け込んできたシュバインシュタイガーが上に突き刺すようにハーフバウンドのボールを蹴りこんでバイエルンが同点に追いついて1-1に。
ユナイテッドはビュットナーを下げてヤングを投入し、RSBにヴァレンシアを下げて、PJをLSBにスライド。これがビュットナーの負傷(試合前から痛めていると言われていたハムストリング?)なのか、ロッベン対策なのかは不明。
そのロッベンは何度かカットインしてシュートする怖いシーンがあったものの、枠外に2回くらい外れたのと1度デヘアのファインセーブによってゴールならず。
最後、ユナイテッドは攻撃を組み立てられなくなり相手の攻撃を跳ね返してはロングボールを蹴り返すだけになったものの1-1で終えて2ndレグにわずかながらの希望を残す結果に。とは言えアウェイゴールを奪われたので少なくとも1ゴールは奪わないといけないので超困難なミッションであることは変わらず。
ただ、ハビ・マルティネスがこの試合で1枚イエローを貰って次節累積警告で出場停止になるのと、この試合で2枚イエロー貰ったシュバインシュタイガーも出場停止なのは朗報。ただ、シュバインシュタイガーのルーニーへのスライディングで出された2枚目は可哀相だった。あれイエローならバレンシアが相手ペナ内でスライディングしたシーンで2枚目のイエローで退場になるべきだったと思う。
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