[PL] 16節 アストンヴィラ戦
公開日:
:
最終更新日:2014/03/13
2013-2014シーズン, プレミアリーグ 2013/14シーズン, ウェルベック, クレヴァリー, プレミアリーグ, 試合結果
この日のハイライトは何と言ってもフレッチの復帰。
2013/2014 イングランド プレミアリーグ 第16節(A) | ||||
アストン・ヴィラ | 0 | 0-2 | 3 | マンチェスター・ユナイテッド |
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0-1 | ||||
得点 |
時間 |
得点 | ||
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15 18 52 |
ウェルベック ウェルベック ← バレンシア クレヴァリー ← ルーニー |
19 ウェルベック | |||||||
44 ヤヌザイ | 10 ルーニー | 25 バレンシア | |||||
→18 ヤング(70′) | →29 ザハ(84′) | ||||||
11 ギグス | 23 クレヴァリー | ||||||
→24 フレッチャー(70′) | |||||||
3 エブラ | 2 ラファエル | ||||||
6 エヴァンス | 4 ジョーンズ | ||||||
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1 デヘア |
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11月10日のアーセナル戦(ホーム)以来リーグ戦で勝利のないユナイテッド。この試合でも試合の入り方はホームのアストンヴィラの方が良く、開始早々にオルブライトンにシュートまで持っていかれるたりして何となく不安な立ち上がり。
それでもそれ以上に不安定だったのがヴィラのDF陣。
15分、右サイドでスローインのリターンを受けたラファエルがドリブルで縦に切りこんでライン際からマイナスのクロス。するとずっとバイタルあたりでフリーだったヤヌザイが裏から駆け込んでドンピシャヘッダー!これは惜しくもポスト直撃してしまったもののそのこぼれに素早く反応したウェルベックが詰めてユナイテッドが先制!
さらに18分にはウェルベックのプレスに焦ったベイカーが適当なパスを出したところをクレヴァリーがカット。ウェルベック→右のヴァレンシアと繋ぎ、ヴァレンシアはGKの前に駆け込んだウェルベックにグラウンダークロス。これをウェルベックがスライディングしながら蹴りこんであっというまの追加点。
これ以降も引いて下りてきたルーニーから右サイドのヴァレンシアにロングフィード、ヴァレンシアが切り込んでクロスというオールドユナイテッドスタイルが面白いようにハマりチャンスを連発。キャリック不在の中、ロングフィードの供給役をルーニーがこなすことでサイドをワイドに活用。
さらにはヴィラのDF陣、とりわけヴィラのLSB(ルナ)とベイカー(CB)のスピードの無さ、ポジションの悪さが顕著だったのとヴァレンシアがキレキレだったため右サイドを完全制覇。
逆サイドのヤヌザイは右サイドからの攻撃が多かったことで中に絞ることが多く、ゴール前に顔を出すことも多かった。また、ときおりセンター付近から突如ドリブルを仕掛けて相手ペナ前ぐらいまで一気に運ぶシーンも。極めて直線的なドリブルなんだけど、独特のステップとわずかな左右のゆさぶりで相手の重心をずらしてスルスルと突破。
2-0で前半を折り返すと、後半早々の52分には再び前線でクレヴァリーがパスをカットしてルーニーへ。ルーニーはパス&ゴーで駆け込んだクレヴァリーにぴたりと合わせる右足アウトでのスルーパス。これを受けたクレヴァリーが右隅にニア抜きシュートを決めてユナイテッドがダメ押し。
そして70分、ギグスに代わってNo.24 フレッチャーが交代出場!!(ヤヌザイに代えてヤングも交代。)
ユナイテッドのダイナモとして欠かせないピースだったにもかかわらず、潰瘍性大腸炎を患って以降出場機会が激減し、ついに手術に踏み切ったフレッチ。手術からのリハビリを続けU-21の試合で調整を続けてきてたけどついにファーストチームで出場できるところまで戻ってきた!
フレッチはブランクを感じさせない小気味よいパスさばきでユナイテッドの攻撃のリズムを保つと、73分にはルーニーがゴール前で突っかけてシュートを打とうとしたこぼれを拾ったウェルベックが前に出来てたGKの裏を狙うループを放つもバーを越えてハットトリックならず。
最後にはルーニーに代えてザハも途中出場を果たし、貴重なプレー経験をゲット。(布陣はザハが左、ヤングが中央に)。スコアはそのまま3-0で勝利し、久々のリーグ戦勝利。
この試合はユナイテッドの出来の良さよりもヴィラDF陣のお粗末さが際立っていたかな。ボール回しはプレッシャーを受ければパスミス連発、守ればカウンター時のスピードに対応できない。サイドの寄せもゆるかったのでルーニーからのロングフィードで両翼がボールを貰えるシーンも多く、ヤヌザイは何回も中央付近から相手ペナ付近までドリブルで運べちゃう始末。ただ、ヤヌザイのドリブルは最終的には敵の袋小路にはまってファウルを受けてたけども。
この日はプレーメーカー的なプレーが多かったルーニー。自身のシュートチャンスは余り作れなかったけど、ゲームを組み立ててチームメイトのゴールを演出。
キレキレだったヴァレンシア。ピッチをワイドに使って相手DF陣の距離を開けさせてスペースを作ってはドリブルで縦に突破。
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