[CL] GL6節 シャフタール・ドネツク戦
公開日:
:
最終更新日:2014/03/13
2013-2014シーズン, チャンピオンズリーグ 2013/14シーズン, PJ, シャフタール, チャンピオンズリーグ, 試合結果
「勝利」をなんとか取り戻した試合。
2013/2014 UEFA チャンピオンズリーグ GL 6節(H) | ||||
マンチェスター・ユナイテッド | 1 | 0-0 | 0 | シャフタール・ドネツク |
---|---|---|---|---|
1-0 | ||||
得点 |
時間 |
得点 | ||
PJ(CK) |
67 |
|
10 ルーニー | |||||||
18 ヤング | 26 香川 | 44 ヤヌザイ | |||||
→20 ファンペルシ(63′) | |||||||
11 ギグス | 4 ジョーンズ | ||||||
→23 クレヴァリー(63′) | |||||||
28 ビュットナー | 2 ラファエル | ||||||
→25 バレンシア(88′) | 6 エヴァンス | 5 リオ | |||||
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1 デヘア |
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負傷明けのペルシはベンチスタートでルーニー&香川のホットライン。左サイドには相手RSBスルナ対策に守備が一番期待できるヤングを起用。その一方でLSBにはビュットナーを抜擢。逆サイドにはカットインを期待してヤヌザイを置き、RSBのラファエルとコンビを組ませた布陣。
現在2位のシャフタールは勝ち点差1で3位につけるレヴァークーゼンが勝利した場合は決勝Tに勝ち上がるために勝利が必要。そのため積極的なプレスを仕掛けてボールを奪っては前線のブラジン人たちがショートパスを回してユナイテッドを揺さぶってはミドルを狙う。
一方のユナイテッドはトップ下の香川がかなりタイトなマークを受けてバイタルエリアではボールを受けられず、サイドのヤヌザイも密着マークされ、ヤングは背負ってから振り向けず。CHのギグスもPJも出し所が見つからず裏に下げざるを得ないシーンが目立つ。
一度リオが危ないボールの持ち方から相手に奪われてゴールまで攻め込まれるも相手のシュートがわずかに枠からそれてくれて失点とはならず。
そんな中、香川が右でボールを持ってラファエルの動きを囮にしてマーカーのチェックが緩んだスキにクロスを入れるとディフレクトしたボールは中央に入っていたヤヌザイへ。ヤヌザイは胸トラップから左足でボールをコントロールして振り向きざま左足シュートを放つも惜しくもGK正面。
また、37分にはギグスがダイレクトで前線に浮き球を送るとこれをヤングが相手RSBスルナが足を出したその前に体を入れてGKと1vs1のチャンスに。ヤングは浮き球をループシュートしてGKの頭を超えてゴールを狙ったものの枠外にそれてしまいゴールならず。
前半終了間際にはカウンターでPJからルーニーにいいパスが入り、ルーニーは左サイドを駆け上がったヤングへ。しかしヤングのシュートは再び枠を捉えられずゴールを奪えない。
後半になると前掛かりになってきたシャフタールは徐々にマークが緩みだし、ユナイテッドのチャンスも増加。ヤングがゴール前に走りこんだギグスにグラウンダーで出したスルーパスに香川も反応し、出てきたGKより早くタッチしてギグスに渡すもゴールならず。
また、左サイドでボールを受けたヤングのニアへのクロスに香川が飛び込んでダイレクトで合わせるもGKに反応されてゴールならず。
63分にペルシを投入してペルシを前線、ルーニーをトップ下、香川を左にコンバート。またCHもギグスを下げてクレヴァリーを投入。クレヴァリーはかなり出番を与えられているけど、モイーズはトムさんを育てる気なのかな。
すると67分、右サイドからのCKをペルシが蹴りこむとニアでディフレクトしてボールは中央やや下がった位置にいたPJの下へ。PJはこれを体を折りたたんでボレーシュート!これが決まってユナイテッドが久々の先制点!
ユナイテッドはペルシが出場したものの、そこまで中々辿りつかず決定的なチャンスを作れず。特にCHコンビは二人だけではボール回しも難しく香川やルーニーあたりがかなりヘルプしに行っていたため、中盤と前線との間にスペースが生まれ前線のペルシが孤立してしまうシーンが多かった。
結局、虎の子の1点を守り切ったユナイテッドがCLのレヴァークーゼン戦以来の勝利。リーグ戦は結果が出なくて散々だけど、CLは無敗で1位通過と結果だけを見れば上々。
左サイドの停滞がひどかった。背負ってもらうも振り向けないヤング、ヤングに出した後ヤングを追い越してしまうビュットナーのコンビは相性最悪。そしてビュットナーはドリブルでのボールロストが多すぎ。あんたがその位置でそんな簡単に何回も奪われたら誰がどうやってそこをカバーするってんだ。
香川はゲームを作れないチーム事情ゆえに低い位置でボールを受けなければいけないシーンが多く、バランス取りをやらざるを得なかった感じ。その動きを繰り返したためこの試合で一番走った選手に。ただ、香川にはいい位置に居てもらって、そこにボールを出せるCHからいいボールが供給されるようになってほしいよね。
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