[CL] GL2節 シャフタール戦

ラッキーな先制点とアンラッキー気味な同点弾。大丈夫、あのアウェイでドローは悪くない、内容は別にして。

2013/2014 UEFA チャンピオンズリーグ GL 2節(A)
シャフタール・ドネツク	1	0-1	1	マンチェスター・ユナイテッド
		1-0
得点	時間			得点
タイソン	18 76			ウェルベック → ウェルベック

ルーニーが体調不良で出場せず。そしてスタジアムの気温はこの時期ですでに5℃。このタイミングでシャフタール戦のアウェイを終えられることが出来たのは良かったかな。もっと寒くなってからでは今以上に厳しい戦いになっていただろうし。

ルーニーが不在、カップ戦でのリヴァプール戦勝利をはさむもののプレミアリーグでは2連敗中ということで中盤センターを厚くし、4-1-2-3で挑んだユナイテッド。サイドには守備もできてドリブルもできるウェルベック、ヴァレンシアを起用しCFにはペルシーがスタメンに復帰。

序盤、もっといきなり押し込んでくるかと思いきや意外に大人しかったシャフタール。それもあり中盤からクレヴァリー、フェライニあたりが前線に顔を出して攻撃に絡んでゴールを狙っていったユナイテッド。

すると18分、右サイドのスローインからヴァレンシア、ラファエル、フェライニが右サイドによると、ライン際でボールを持ったヴァレンシアからペナでゴールに背を向けて相手を背負ったフェライニにパスが入ると、フェライニは強引に縦にドリブルし中に強引にグラウンダーのクロス。するとこれをニアのDFがクリアしそこねてこぼれたボールはウェルベックの前へ。ウェルベックがこれを滑り込みながら決めてユナイテッドが棚ボタで先制！

これで目が覚めたのか、シャフタールは徐々に攻撃のエンジンがかかりだし、スピード溢れる両サイド（タイソン、コスタ）、そしてキャプテンのRSBスルナを中心に攻め込む展開に。

中盤の中央は3枚居るし、フェライニの身長とリーチの長さ、フィジカルの強さでだいぶ落ち着けていたものの、普段のルーニーのポジションが居ないためボールを奪った後のカウンターの当て所も人数も足りない。ペルシーがいかにポストプレーを成功させ、味方の上がりを待てるか、というような展開となり、徐々に相手のポゼッションする時間が長くなっていった。

1-0のまま前半を折り返し。

徐々にフェライニのチェックがファールを取られだし、またユナイテッドへのチェックは余り笛を吹いてもらえなくなっていく。そんな中、ついにフェライニがカウンターを仕掛けようとする相手をブロックしたことでイエローを貰ってしまい、おそらくその影響もあって66分にギグスを投入。

ギグスはこれが145試合目のCL出場となり、歴代最多出場。

それでも相手の攻撃にはやや創造性が無く、割と単調な攻めだったため押し込まれてはいるものの、このままやり過ごせるかなぁと思っていた76分、相手の苦し紛れなクロスがニアのスモーリング、相手FWを抜けるとその後ろでカバーに入っていたビディッチの足元へ。ビディッチはとっさにクリアしたもののそれをタイソンに豪快に蹴りこまれて同点に。

これ以降もユナイテッドは決定機を作ることは出来ず、一方でシャフタールの猛攻に耐えきってアウェイで貴重な勝ち点1をゲット。先制点を取れたし、終盤までずっと1-0のまま来れたのでこのまま勝利したかったところだけど、CLアウェイ初挑戦の”モイーズユナイテッド”では致し方なしかな。

フェライニがイエロー貰ったので退場しない前に代えたかったんだろうけど、ギグスという選択はどうだったのだろう。守備的なタスクを任せるのであれば同じ位置にPJを入れるという考えもあるんだけどねぇ。ギグスの最多出場記録更新というファクターが作用したのだろうかね。

プレミアリーグ人気ブログランキングへ！！！