モイーズの監督就任の遅れがスタートダッシュ失敗の一因
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2013-2014シーズン, プレミアリーグ モイーズ
マンチェスター・ユナイテッドのオーナーであるグレイザーはモイーズのユナイテッド監督就任が遅れたことがクラブの今シーズンのスタートの成績に響いていると個人的な見解として認めた。
グレイザーは、モイーズがフリーとなった7月1日より前にエヴァートンからモイーズを金を払ってでも獲得してこの夏のターゲットについて話し合うべきだったと認めた。
今やユナイテッドはこの夏の移籍市場での失敗によって引き起こされるすべての問題に対して、その罪滅ぼしのためにもモイーズに対して必要となる全てのバックアップをすると約束している。モイーズが困難な最初のシーズンを乗り切るために、ユナイテッドのオーナーであるグレイザーは1月の移籍市場において資金面でバックアップする準備をしている。
クラブはシーズン途中で惜しげなく資金を使うとは見られていないが、モイーズが心配なスタートを切ったこともあり、グレイザー家はモイーズが望むのであればレイトン・ベインズやビルバオのCHアンデル・エレーラのために新たな資金を準備するものとみられている。
モイーズは実際にスカッドをフレッシュにするためにCHが必要であると考えている。土曜のWBA戦で敗れたことでユナイテッドは12位と低迷しており、既にリーグ戦で3度も負けており、モイーズ監督もワールドクラスの人材が足りていないと認めている。
ユナイテッドはチャンピオンズリーグのシャフタール・ドネツク戦に向けて火曜日にウクライナに移動。モイーズは初戦のレヴァークーゼン戦に勝てているため多少は気が楽なものの、直近のリーグ戦では破れておりこの試合でも続けて負けるようなことは絶対に避けたい。
モイーズ監督は先週、ユナイテッドは昨シーズン比較的楽にリーグ制覇を成し遂げ、そういった見方は多くの人々に支持されるものだろうと語った。
グレイザー家とウッドワードCEOはモイーズが抱えているスカッドはサーアレックス前監督から送られたものであり、(モイーズが欲した)ベインズやエレーラを獲得できなかったことから1月には何らかの選手の入れ替えがあることを認めている。
元ユナイテッドSBのギャリー・ネヴィルは、監督交代時の最初の苦しみによるものなのでモイーズには時間が必要だと主張している。Sky Sportsへのコメントで、「現時点では問題を抱えているし、いつ状態がよくなるのかは気になるところだが、時期に良くなるだろう。私は選手たちに今シーズンはとても大きなチャレンジになると言ったよ。」と語った。
<元記事: Glazers admit delays in Moyes’ arrival contributed to club’s poor start to season|Daily Mail>
ビッグクラブならではの色んなしがらみ(大物選手の出場機会に対する不満、試合数が多いためのローテーション、メディア&サポーター&スポンサー等々からのプレッシャー)を味わっているモイーズは今自分の持つ能力を発揮できていないかもしれない。それならば、モイーズユナイテッドが形になるのをサポーターは待たなくちゃいけないし、ユナイテッドなら待つべきなんだよね。あのサー・アレックスだって数年結果が残せずに今シーズン駄目だったらいよいよ首・・・というときにFA杯優勝してかろうじて首の皮一枚つながったという時期があっての26年間なんだから。
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