[PL] 22節 チェルシー戦
公開日:
:
最終更新日:2014/03/13
2013-2014シーズン, プレミアリーグ 2013/14シーズン, チェルシー, プレミアリーグ, 試合結果
「今の」エトーにハットトリックかまされる守備陣。
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3 | 2-0 | 1 | ![]() |
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1-1 | ||||
得点 |
時間 |
得点 | ||
エトー ケーヒル → エトー エトー |
17 45 49 78 |
チチャリート ← PJ |
19 ウェルベック | |||||||
18 ヤング | 44 ヤヌザイ | 25 バレンシア | |||||
→14 エルナンデス(56′) | |||||||
4 ジョーンズ | 16 キャリック | ||||||
3 エブラ | 2 ラファエル | ||||||
→12 スモーリング(51′) | 6 エヴァンス | 15 ビディッチ | |||||
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1 デヘア |
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試合の入り方は悪くなかった。むしろ、もうチェルシー相手だろうとこれ以上の負けが許されないユナイテッドの方が心身ともに状態がよさそうで相手ゴール前に侵入するシーンは多かったぐらい。 最初の決定機はユナイテッドで、相手陣内右サイドでボールを戻されたキャリックが左サイドのペナに入ったあたりのヤングへパスを出すとこれをヤングは横にいたウェルベックとワンツー。相手DFが足を滑らせてフリーになったヤングは左足でシュートを放ったもののこれはGKの正面。
また、左サイドに流れてボールを受けたヤヌザイが巧みに右に左に振り返るフェイントでマーカーのダビド・ルイスを翻弄すると最後は中にグラウンダーのボールを入れるもののこれはファーサイドから中に走りこんだヴァレンシアが間に合わず。
しかし、チェルシーはなんでもない攻撃から個人技で先制。17分、チェルシーが前線にアバウトなロングボールを入れるとこれはユナイテッドがクリアしたもののクリアを拾ったエトーがユナイテッドの左サイドへじりじりとドリブル。するとこれに対峙したPJが足をそろえてしまい中へのカットインドリブルについていけず一発で振り切られてしまうとエトーは左足でファーサイドに巻くようなシュート。するとカバーに入ったキャリックが伸ばした足先にあたりGKの上を超える様にしてファーサイドに吸い込まれてしまいユナイテッドが押し気味に進めていたもののいつものように先制点献上。
この攻撃でチェルシーが後ろを含めゆったりとボールをキープしながら次のゴールを狙えるようになり、チェルシーが試合を優位に進めるとユナイテッドは徐々に決定機が減少。それでも相手陣内の左サイドでオスカルのドリブルをカットしたエブラがそのままペナ内までドリブルで一気に侵入してシュートを放つもののこれはサイドネット。
さらに、左サイドでボールを保持するとそこによってきたヤヌザイがペナ内でボールを受けてマーカーの股下を抜くようにグラウンダーのクロスを入れるとDFでコースが変わり中にいたウェルベックの足元へ。しかしこれは裏からDFのチェックを受けてしまい十分な体勢でシュートが打てずGK正面に。
1-0で前半を終えるかと思った45分、相手の右からのCKはクリアしたもののそのこぼれを拾われると再び相手の右サイドに展開され最後はケーヒルが中にグラウンダーのクロスを入れてこれをフリーで待っていたエトーが決めて追加点。CKを一度跳ね返した後の対応がルーズで、DFラインもビディッチが一人押し上げるのが遅かったためエトーをオフサイドにかけられず。
前半終了間際に1点失って2点差で後半を迎えたユナイテッド。すると49分、相手の右CK時に蹴りこまれる直前にゴール前にいたエトーのマークをエヴァンスからヴァレンシアに交代しようとアタフタしていると案の定ヴァレンシアが元々見ていた選手をフリーにしてしまいヘディングシュートを許し、これはデヘアが何とかセーブしたもののヴァレンシアがエヴァンスからマークを引き継いだエトーにゴール前で押し込まれてしまい後半もあっという間に失点。エトーにハットかまされるという失態。
前半終了直前、後半開始直後と良くない時間帯にゴールを奪われたユナイテッドはさらにアクシデント。エブラが膝を負傷して51分に交代しラファエルがLSB、スモーリングがRSBに。
さらには点が欲しいユナイテッドは56分にヤングに代えてチチャリート投入。左にヤヌザイ、トップにチチャとウェルベックという布陣に。
これにプラスして香川を投入してトップ下香川、左ウェルベック、右ヤヌザイという布陣も考えられたけど香川の投入は無し。残念ながらモイーズの頭の中では香川はこういうビッグンマッチでジョーカーとして起用する位置づけになっていない模様。
攻撃陣を入れ替えても中盤の創造性が欠如してて、特にPJからスルーパスやら相手の意表を突くようなパスもなく、サイドのヴァレンシアにしてもゴリゴリ系ドリブラーなので「分かっちゃいるけど止められない」というパターンしかなく、そのパターンもこういう強豪相手では「分かっているから追い込んで奪える」というように封じ込められてしまう展開に。そういう時にRSBとの連携で崩したかったんだけどラファエルからスモーリングへと切り替わったことでそのあたりも攻撃力がダウン。
78分に右サイドに流れたウェルベックが連携から突破してライン際からマイナスのクロスを入れるとPJのファーサイドへのシュートを最後はゴール前のチチャリートが合わせて1点は返したもののゴールはこれだけ。そしてアディショナルタイムにはCBビディッチがアザールへのスライディングで一発退場となるなど今の力の差を見せつけられる形で完敗ジ・エンド。
相変わらずゴールの奪われ方、奪われる時間帯が悪すぎ。集中できてない。今シーズンは試合開始直後、前半終了直前、後半開始直後とかに奪われるゴールが多すぎる。単純に失点数も多すぎるし。ゴールの奪われ方もつまらないミス絡みが多く、この試合でも1失点目はPJの対応、2失点目はCKのクリア時のライン上げとマークの受け渡し、3失点目はCKの蹴りこまれる直前にマークを変えるという愚行。守備のコーチはちゃんと指導してるの?
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