[PL] 33節 ウエストハム戦(A)
公開日:
:
2012-2013シーズン, プレミアリーグ 2012/2013シーズン, ファンペルシ, プレミアリーグ, 香川
2012/2013 イングランド プレミアリーグ 第33節(A) | ||||
ウエストハム | 2 | 1-1 | 2 | マンチェスター・ユナイテッド |
---|---|---|---|---|
1-1 | ||||
得点 |
時間 |
得点 | ||
キャロル → ヴァズ・デ デメル → ディアメ |
16 31 55 77 |
バレンシア ← 香川 ファン・ペルシー |
20 ファンペルシ | |||||||
26 香川 | 10 ルーニー | 7 バレンシア | |||||
→14 エルナンデス(78′) | →11 ギグス(71′) | ||||||
16 キャリック | 4 ジョーンズ | ||||||
3 エブラ | 2 ラファエル | ||||||
15 ビディッチ | 5 リオ | ||||||
|
1 デヘア |
||||||
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1失点に絡んだものの、2得点に絡んだ香川。
日曜のストーク戦からチチャ→ラファエルを変更。PJがRSB→CHに、ルーニーがCH→トップ下、ペルシがトップ下→トップに移動。香川は2試合連続で左サイドでスタメン出場。
試合の序盤は、残留争いから確実に抜け出ておきたいウエストハムがアラダイスのチームらしい、ゴリゴリ感溢れる積極的な攻撃でペースを握る展開。特にキャロルをリオと競らせることでヴィダの空中戦の強さ、リオのカバーリングの両方を封じる中々したたかな戦略でチャンスを作る。
すると16分、相手ペナ付近でルーニーと香川のワンツーが狙われ香川のパスをカットされると、そこから一気にカウンター。攻め込んだウエストハムは左サイドのジャービスがリオをドリブルで翻弄してからサイド際からクロス。これをファーサイドのキャロルがエブラに競り勝ち折り返すと最後はヴァス・テがヘッダーで押し込んでウエストハムが先制。
これでユナイテッドがギアチェンジ。
すると28分、ファン・ペルシーが左サイドでボールを受けるとそこから香川→ルーニーと繋ぐとルーニーはフリーランでペナ内に進入したエブラへパス。エブラはライン際からマイナスのゴロパスをニアで待つ香川に出すもののこれはDFがカット。
そしてその3分後には同じように左サイドの崩しから同点弾。
31分、左サイドの香川が前方左サイドに開いてきたペルシにパス。ペルシは内側を駆け上がった香川にリターン。すると香川は上体を振ってマイナスに切り返すフェイントでマーカーを完全に振り切り、さらにカバーに来たDF2人もニアの選手をマークする中ファーでフリーになったバレンシアにパス。これをバレンシアが楽々押し込んでユナイテッドが同点!
バレンシアはこれが今シーズンリーグ戦初得点。今シーズンは怪我によるコンディション不良で苦しんでいたためか、珍しく両手で小さくガッツポーズして喜んでました。
1-1のまま後半に入ると、この日はCHの位置まで下がってプレーすることが多かったルーニーからペルシに絶好のパス。相手DFの裏に抜け出たペルシにロビングがピタリ。これをペルシは頭で中に折り返すもフリーで待っていたPJにはわずかに合わず。
しかし再び勝ち越したのはウエストハム。
55分、右サイドでヴァス・テが受けると右足でボールを引いてから軸足後ろを通して横のデメルにパス。デメルはペナの角付近にいたディアメにパスを出す。するとゴールに背を向けていたディアメはトラップで前を向きマークしていたルーニーを振りきりそのままファーサイドに左足インフロントで巻いたシュート!前にいた選手がブラインド気味になりデヘアの反応も遅れてしまいそのままファーサイドに突き刺さり再びウエストハムがリード。
同点を目指すユナイテッドは右サイドからのCKで、ペルシがPKポイント付近にグラウンダーのボールを出すサインプレー。ファーサイドに居たルーニーが回り込んでこれをダイレクトで蹴りこむとGKが止めきれずに後ろに弾くもののカバーのDFがラインギリギリ手前でクリア。
さらにはゴールを記録して俄然元気に香車ばりの縦ドリブラーと化したヴァレンシアからペルシがドンピシャヘッダー!しかし、GKのファインセーブでゴールならず。
状況を打開すべくユナイテッドはルーニー→ギグスの交代。ギグスは左サイドに入り、香川が中央へ。
すると77分、中央キャリックがバイタルエリアの香川に楔のパスを入れると香川がこれを振り向き様左足シュート!相手DFに当たってディフレクトしたボールが右→左のポストに当たってピッチに戻って来たところをペルシが押し込んでユナイテッド同点!
香川のシュートした瞬間にペルシはオフサイドポジションだったけど、ポストに当たってる間にDFラインが動いたこともあり線審スルー。
このゴールの後、香川→チチャの交代。チチャがトップ、ペルシがトップ下に変更。
そのチチャは81分にキャリックからのロビングに反応してヘディングで触るもののGKがセーブ。さらには試合終了間際に左サイドのギグスからのクロスに反応するものの直前でカバーに入ったキャロルにクリアされてしまい逆転ならず。
結局、2度リードを許す苦しい展開ながらも香川の活躍で2度追いつき2-2ドローで勝点1ゲット。これで優勝まで残り5試合で勝点6。
この日の香川はボールタッチがかなり多く、色んなところに顔を出してたしいい位置でボールを受けるシーンも多々。また、当たり負けしなくなってきてて体も相当強くなってる印象。見事な1アシストとペルシのゴールを生んだ惜しすぎるシュートで結果に繋がるいい出来。(失点も香川のロストだったり、他にも低い位置でロストするシーンが2度くらいあったけど・・・)
ルーニーはかなり低い位置まで下がって組み立てに参加するシーンが多く、CH起用をかなり意識してたのかな?その分、そこに香川が入っていきやすそうだった。
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