[PL] 最終節 WBA戦
公開日:
:
2012-2013シーズン, プレミアリーグ 2012/2013シーズン, ギグス, スコールズ, チチャリート, ファギー, ファンペルシ, プレミアリーグ, 香川
2012/2013 イングランド プレミアリーグ 第38節(A) | ||||
WBA | 5 | 1-3 | 5 | マンチェスター・ユナイテッド |
---|---|---|---|---|
4-2 | ||||
得点 |
時間 |
得点 | ||
モリソン ルカク ルカク ムルンブ ルカク |
6 9 30 40 50 53 63 80 81 86 |
香川 ← チチャ オルソン(O.G) ビュットナー ← クレヴァリー RvP ← ヴァレンシア チチャ ← ギグス |
20 ファンペルシ | 14 エルナンデス | ||||||
26 香川 | |||||||
23 クレヴァリー | →22 スコールズ(69′) | 8 アンデルソン | |||||
→11 ギグス(60′) | |||||||
16 キャリック | |||||||
28 ビュットナー | 7 ヴァレンシア | ||||||
6 エヴァンス | 4 ジョーンズ | ||||||
→5 リオ(83′) | |||||||
13 リンデゴーア |
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ファギーの最後を勝利で締めくくりたかった半面、ユナイテッドのいいところ、悪いところの両方が出たって意味でこれはこれで良かったのかな、とも思ったり。
ファギー最後の采配は、出てない選手を多く起用する采配。GKはユナイテッドラストゲームかもしれないリンデゴーア。LSBでビュットナー、CHでアンデルソン、クレヴァリー。OHで香川、FWにチチャとペルシを起用して攻撃的な布陣。
すると早速6分にビュットナーのロングフィードを右コーナー付近で拾ったチチャからのクロスで香川がヘディングでゴール。 叩きつけすぎた感のあるシュートはGK前でバウンドしてフォスター反応できず。香川の今シーズン6点目でこの壮絶な試合のゴールショーの幕開け。
すると9分には、ようやく調子が上向いてきたヴァレンシアがオーバーラップからインステップでクロスを入れると相手DFのオウンゴールを誘発。 ユナイテッドがあっという間に点差を広げて、ファギーへのはなむけの勝利をプレゼントしようというチームの意思を感じさせます。
中盤にサイドアタッカーが居ない分、中央は香川、アンデルソン、クレヴァリー、キャリックがショートパスを回しつつサイドは両SBが攻め上がり。 そんなアウェイらしからぬイケイケな攻撃が功を奏して3点目もゲット。
30分、中央で香川→クレヴァリーとつながると最後は左サイドを駆け上がったビュットナーへ。ビュットナーは思い切りよくインステップで抑えたシュートを ファーサイドに蹴りこむファインゴール!ベインズなんか要らないぜ、俺が要るんだぜ!と言わんばかりのゴール。
しかし、若く攻撃的なスカッドは悪い面も。40分、ビュットナーが低い位置で奪われるとそのまま崩されサイドからのクロスからモリソンに決められて失点。 さらに失点のピンチが何度かあったものの相手の精度が低いおかげで追加の失点は喰らわずに3-1で折り返し。
今シーズンのユナイテッドは前半良くても後半になるとチームが入れ替わったように動きが悪くなるけどこの試合でも同様。後半投入されたチェルシーからのローン移籍中の ベルギーの怪物、ルカクにチンチンにやられる展開に。
まずは50分にルカクにルーズボールを奪われると遠目からファーサイドに流し込まれて失点。これは距離も比較的あったし、触ったんだからリンデゴーアに はちゃんとコーナーに逃げて欲しかったかな。デヘアだったら決まらなかったんじゃないかっていうシーン。
3-2とされたユナイテッドはここから再び攻撃陣が奮起。53分、右サイドを切りこんだヴァレンシアがマイナス気味のグラウンダーのクロスを入れるとペルシが中で 合わせてゴール!”得点王”ペルシの一撃で4-2として再び2点差に。
さらには63分、左サイドに流れた香川がボールを受けると追いかける動きをした途中出場のギグスにパス、ギグスはボールを受けるとGKとDFの間にクロスを送り、 これをこの試合散々決定機をはずし続けていたチチャが押し込んでゴール!5-2として勝利をほぼ手中に(少なくともこの時はそう思った。)
3点差となったのでここで香川はお役御免&引退するスコールズが思い出出場。スコールズがボールを持つたびサポがシュートを煽ったり、周りがシュートチャンスでボールを 回そうとしたりと引退試合らしいシーンが。
しかし、相手WBAは全然そんな感慨にふけるようなことはなく、80分には裏からのスルーパスでルカクがエヴァンスを置き去りにするとそのまま流し込んで5-3。強さだけじゃなく、スプリントにも 秀でているルカク恐ろしす。
これでアップアップしちゃったユナイテッドDF陣。ラインを統率できる選手がいなく、ラインだだ下がり。わずか1分後の81分にはルカクのポストプレーから ムルンブに決められてなんと5-4の1点差に。
ユナイテッドは落ち着けるためにリオを投入。しかしもはや一人選手を代えた位ではどうすることも出来ず、ついに86分にルカクに押し込まれてまさかの5-5同点。 折角のファギー&スコールズ引退試合を勝利できそうだったというのに終わってみれば類を見ないほどの打ち合いでドローという結果に。
ファギーはゴールが産まれても今までのような立ち上がって喜ぶこともなく、気が抜けちゃったような感じ。勝ちたかっただろうけど、スタメンからして 勝つためというよりも支えてくれた控え選手への感謝や若手選手の経験を重視してて、最後の最後まで自分のためじゃなくあくまでもクラブの未来を考えてる あたりがファギーの監督としての素晴らしさが出てるんじゃないかと思った。
もしかしたら最後の最後にダイヤモンド型を使ったのはモイーズに来季これでやってくれよと言いたかったのかもなー。ハードワークが苦手なアンデルソンは 別として若くてイングランド代表のクレヴァリーは気に入られる可能性あるし、ベインズ来ないなら若返りの一環でビュットナーがレギュラーになる可能性 だってあるし。
これでシーズンが終了。あー早く来シーズン始まらないかなー!!!!
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