アーセナルがセレモニーを準備
公開日:
:
2012-2013シーズン, プレミアリーグ, 新聞記事 2012/2013シーズン, プレミアリーグ
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ユナイテッドはアーセナルが日曜のエミレーツスタジアムでの試合前に”guards of honour”をしてくれることを期待しているが、このセレモニーはいったいなんなのさ?
そもそも新チャンピオンが決定した次の試合で新チャンプを拍手で迎える行為は強制されることじゃなく、両クラブが合意して行われる行為。1991年にハイバリースタジアムにてアーセナルのタイトル獲得を最初にお祝いしたユナイテッドに対して、アーセナルが今回同じようにお祝いするであろうことは十分理解可能。
ユナイテッドには勝者を称えてきた歴史があり、2005年にはリーグタイトルを獲得したチェルシーを拍手で迎えて祝福。また、そのチェルシーは2年後にユナイテッドがタイトルを奪還した際には拍手で迎えてユナイテッドを祝福返し。エヴァートンは2003年の最終節にグディソンパークにて祝福した。
しかしこの行為は現代に限ったことではなく、1955年にはユナイテッドがチェルシーを祝福。また、これはリーグチャンピオンに対してのみ行われる行為ではなく、2011年にはファギーのユナイテッドの監督25周年を祝福してユナイテッド&サンダーランドが拍手でファギーをお出迎え。199年にはニューカッスルがセイントジェームズパークにてアーセナルがヨーロッパカップウィナーズカップを制したのを祝福。
このセレモニーの起源はよく分かってないものの紀元前のギリシャまでさかのぼるとか。古代ギリシャの詩人ホメロスは、同様のセレモニーが名もなき戦士を称えるために行われたと記述。これ以外にも古代と中世の歴史に色々な例があるそうで。
この行為は勝者に対してのリスペクトを表す好意だけど、中にはそう思えない選手だっていたり。ロイ・キーンとネビル兄は2005年にOTでチェルシーを祝したとき(モウリーニョの最初のタイトル)に、お互いに相手の顔をずっと見てチェルシーの選手には目を向けなかったとか。そのことについてネビルは「それ以降の自分のキャリアであれほどキーンの顔を見続けたことは無い。」とコメントし、一方のキーンは「ネビルがこんな祝福をさせないと肝に銘じさせてくれたのでいい経験だった。」とコメント。
<元記事:デイリーメール>
ライバルに祝福してもらうってのは気分いいよなー。優勝が決まるリーグ戦の終盤は必然的にビッグカードが多いので、祝福する相手チームはライバルとかビッグクラブになりがち。昨シーズンはシティに優勝されたから、ダービーでシティにお祝いしてもらえたら最高だったけどなー。シティとのダービーがもうちょっと後にあれば良かったのに・・・。アーセナルがお祝いするにあたって、気がかりなのはペルシへのガナサポの反応かな。
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