夢の劇場とサポーターの力とデ・ヘアが勝利を手繰り寄せたと思うビジャレアル戦の選手評価
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チャンピオンズリーグ21/22 Manchester Evening News, ダビド・デ・ヘア, ビジャレアル, 選手評価
プレシーズンを早くから始めたというデ・ヘアの決意ある行動がもたらしてくれた勝利と言っても過言じゃないと思う!
ダビド・デ・ヘア
アルノー・ダンジュマのシュートをゴイゴイスーなセーブし、前半だけで4度「残念そこはデ・ヘア」「残念そこはデ・ヘア」「残念そこはデ・ヘア」「残念そこはデ・ヘア」。後半、守備ラインはパコ・アルカセルのゴールで彼をガッカリさせてしまった。 8

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ジオゴ・ダロト
厳しい試合となったこの試合では、ダンジュマにいともたやすく交わされるえげつない行為を繰り返し、先制点献上でも関与した。アーロン・ワン・ビサカからポジションを奪うことは無いだろう。 3
ビクトル・リンデロフ
彼の中ではお粗末なスタートを切っているハリー・マグワイアの更なる劣化版。試合の大半でルーズであり、ターゲットにされていた。 4
ラファエル・ヴァラン
裏に出たボールを先に体を入れながら処理を誤るミスがあり、アルカセルにフリーで打たせてしまった。失点シーンでもポジションを離れてしまったが、ユナイテッドの守備4人の中で間違いなく最も安定していた。 6
アレックス・テレス
ビジャレアルがユナイテッドの右サイドを狙ったことに感謝しないといけなく、テレスはほとんどの競り合いで怪しかった。ユナイテッドでの初ゴールとなったゴラッソにて罪滅ぼし。終盤にはゴール前で体を張って重要なブロックも見せた。 6

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スコット・マクトミネイ
フレッジではなくポール・ポグバの隣であまり違いを生み出せず。ポグバが交代する一方でマクトミネイはピッチに残ったが、両者にそれほど違いがあったわけではなかった。 5
ポール・ポグバ
的確なパスを出そうと試み、そしてその結果としてあとちょっとで相手のオウンゴールを誘発できそうだった。その他は、中盤センターのコンビとしてマクトミネイと上手く融合出来なかった。 5
ブルーノ・フェルナンデス
アグレッシブだったが、しばしばボールを簡単に失い過ぎだった。同点ゴールとなったFKのシーンではテレスをピックアップしたビジョンは流石。 6
メイソン・グリーンウッド
何度も苦しみ、真の意味で前へと仕掛けられたことは無かった。1-1の時間帯にはGKにセーブされる場面があり、カバーニが決めきれなかったものの素晴らしいクロスも入れた。 6
ジェイドン・サンチョ
前半には素晴らしいシーンもあったが、またしても鋭さの足りないパフォーマンスであり、今回も途中交代となった。 5
クリスティアーノ・ロナウド
絡みが少なく、ビジャレアル陣内でユナイテッドがポゼッションしている時に何度も動きが見られない場面が散見された。その後、ファギータイムに決勝ゴールを叩き込んだ。 7

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途中出場選手
ネマニャ・マティッチ
75分から出場し、チームにバランスをもたらした。 6
エディンソン・カバーニ
75分から出場し、チャンスをミスってしまったが、前を向き続けてゴールシーンで鍵を握った1人となった。 6
ジェシー・リンガード
89分から出場。ゴールに絡み、勝利に貢献。 6
フレッジ
89分から出場。アディショナルタイムにクロスを入れて決勝ゴールに絡んだ。 6
指揮官
オーレ・グンナー・スールシャール
しっかりと目的を持ったスタメンを選んだが、バランスは機能せず、ハーフタイムに修正できなかったことが後半の失点につながった。75分まで交代のカードを切らず、フォーメーションも同じだったが、交代出場選手が大きなインパクトを与えた。 6
誰もがダロト狙われていると思ったのに特に修正されることもなく後半そこから失点し、交代も遅く、89分からリンガードとフレッジを入れてどうなんねん!とかこのロナウド残すんかい!とか思っていたであろう中で、そのLSBフレッジからのクロスでリンガードの出したボールをロナウドが決めちゃうんだから夢の劇場って凄いや!
テレスのファインゴールといい、デ・ヘア神セーブといい、ロナウドのアディショナルタイムの決勝ゴールといい、エンターテイメント性だけは異常に高かった。
Comment
スールシャール的にはサンチョをサイドに張らせて仕掛けて欲しいんだろうけどすこし消極的なのが気になりますね。プレーが自信なさげに見えます。ロストも少し気になる。まだフィット出来てないだけだと良いんですが…。
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