トリノのストライカーがお安く獲得可能に?
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移籍情報20 Manchester Evening News, アンドレア・ベロッティ, トリノ
マンチェスター・ユナイテッドは、夏の移籍市場解禁を前に複数のエースストライカー獲得の噂が流れている。
© Getty Images
Manchester Evening Newsでは、オールド・トラッフォードの獲得・売却を担う重要人物が、ボルシア・ドルトムントのセンセーショナルな活躍を続けるアーリング・ハーランドを攻撃陣のメインターゲットにしていると理解している。
イングランド代表のハリー・ケインも可能性のある選択肢として考えられており、スパーズがチャンピオンズリーグの出場権を勝ち取れなければ退団を求める可能性があると報じられている。
ハーランドやケインの獲得は安くは済まないが、コロナウイルスによってもたらされた経済の停滞によって市場が縮小することも考えられている。
それを念頭に、ユナイテッドがセール品を見つけたいという願望を持っているかもしれないと考える。
そこで、トリノのFWアンドレア・ベロッティに注目してみよう。ユナイテッドや、ライバルであるチェルシーのターゲットになる可能性がある。
イタリアのロンバルディアにあるカルチナーテで生まれたベロッティは、セリエCに所属するUCアルビーノレッフェで育った。
18歳でシニアデビューを果たすと、2012/13シーズンは39試合に出場して14ゴールをマークした。
その後、セリエBのパレルモに移籍を果たし、最初のシーズンでは10ゴールを決め、パレルモもセリエAへの昇格の夢を実現させた。
そのまま1シーズンをパレルモで過ごすと、セリエAで6ゴールを記録し、2015年にトリノに移籍を果たした。
当時まだ21歳であり、パレルモからの移籍では750万ユーロ(約10億円)の移籍金が必要だったと言われているが、彼が既にそれ以上の価値があったのは間違いない。
6シーズンを過ごしたトリノではクラブの歴代最多得点記録の8番手につけている。
キャプテンを努めているベロッティは、セリエAだけで191試合に出場して91ゴールを決めている。
より重要なことは、今シーズンは27試合で12ゴールを決めており、トリノが降格の危機に立たされるのを防いでいる。
今シーズンも終盤に来ており、ベロッティの去就が議論となっており、不振にあえぐトリノは降格圏の下位3クラブとは5ポイント差となっている。
アッズーリにデビューしたのは2016年であり、ここまで32試合に出場して11ゴールと7アシストを記録している。
まだ主要な国際大会にイタリア代表として出場できていないが、先月のW杯予選のブルガリア戦ではゴールを決めており、27歳はこの夏のユーロ2020のスカッド入りするチャンスを迎えている。
トリノでの契約があと1年となっており、ここ数日のニュースではベロッティはこの夏にセール価格で獲得可能になる可能性があると報じられている。
現状では、ベロッティには1億ユーロ(約130億円)の売却条項が設定されている。
しかしながら、パンデミックによる影響が続いており、ベロッティが契約延長しておらず、この夏にわずかの金額で獲得可能になる可能性があるのだ。
Corriere Dello Sportでは、トリノは2500万ユーロ(約33億円)程度のオファーでも受け入れようとしており、ユナイテッドやチェルシーが彼の獲得を狙っていると噂されている。
2500万ユーロなら悪くないかもしれないけど、どうせなら大金で今後数年は安泰な絶対的ストライカーを獲得してもらいたい。
そうじゃないなら、カバーニのままでも良い気がする。本人が残らなそうだけど。。。
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