ルイ・ファリアの退任が終わりの始まりだったことを恐れる上層部
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移籍情報18 Daily Star, ジョゼ・モウリーニョ, ルイ・ファリア
マンチェスター・ユナイテッドの上層部は、ジョゼ・モウリーニョ監督が構想を失ってしまった可能性を恐れており、それは右腕であり信頼していたルイ・ファリアがオールド・トラッフォードを去ったからである模様。
© Getty Images
ファリアは長年に渡りモウリーニョ監督と共にキャリアを築いており、モウリーニョ監督の信頼するアシスタントは2002年から共にしていたが、ファミリーとの時間を理由に夏にユナイテッドを離れた。
報道では、ユナイテッド上層部は今もモウリーニョ監督を支持しており、彼をサポートしていると言われているが、Daily Starではクラブ内部は今やファリアがポルトガル人指揮官のとなりにいないことで、重大なトラブルが起こることを恐れているとみている。
クラブ消息筋は次のように語った。
ルイは、過去にはジョゼに立ち向かい、時には彼に何らかを伝えるために用意されていた唯一の人物だった。 彼らは最高の仲間であり、切り離せないものだった。
たとえこのファリア退団が衝突を引き起こしていたとしても、それでもジョゼは彼のことを誰よりもリスペクトしていた。今、ルイは出ていき、ジョゼのもとにはいない。誰が何が起こるか分かるというんだ?ジョゼを繋ぎ止めていた鎖はなくなり、誰がいったい彼をコントロールすると言うのだ?
モウリーニョ監督は、先週のショッキングだったブライトン戦後のユナイテッドでの熱を感じている。
批判の矛先は彼の守備的な戦術、奇妙な振る舞い、そして好戦的な態度へと向けられている。
モウリーニョ監督はポール・ポグバやアントニー・マルシャルらと衝突しており、この夏にメインターゲットの何名かを獲得できなかった上層部に不満を抱いている。
ユナイテッドを引っ張る人物として、あるいは、タイトルを狙う真のチャレンジャーになるための人物として、モウリーニョが正しい人物なのかは今もまだ真剣に疑問視されている。
モウリーニョ監督とエド・ウッドワードCEOとの関係も、この夏の補強によりスポットライトを浴びている。
ウッドワードCEOは、2016年にモウリーニョ監督が就任して以来3億9200万ポンド(約570億円)の補強を許可しており、もう多額の現金でモウリーニョ監督をサポートする意思は無い。
今、ユナイテッドは、モウリーニョ監督とクラブ上層部の間の架け橋とするために、2018年終わりまでに新たにテクニカル・ディレクターを迎え入れようとしていると報じられている。
ユナイテッドはクラブの補強ポリシーの再構築の助けとするために、フットボール・ディレクターの役職を設けるのではないかと噂されている。
マンチェスター・シティ、リヴァプール、チェルシーといったライバルクラブは、監督とCEOな補強をコントロールするという英国伝統のモデルを放棄している。
だが、ユナイテッドはこのパターンを誇示しており、それはサー・アレックス・ファーガソン時代にこのモデルで素晴らしい成功を収めたという実績があるからである。
だが、今ではウッドワードは変更を決意したとみられており、自分やモウリーニョ監督と一緒に仕事をするためのテクニカル・ディレクターを連れてくることを熱望している。
ディレクターの候補者3名と面談を行なっているところだと考えられているが、この中にFAでテクニカル・ディレクターを務めるダン・アッシュワースは含まれていないものとみられている。
ウッドワードCEOは、モウリーニョ監督とクラブ上層部間のコミュニケーションを向上させてくれる誰かを連れて来れる事を願っている。
<元記事:Man Utd EXCLUSIVE: Club bosses fear Jose Mourinho meltdown after Rui Faria exit@Daily Star>
多分だけど、テクニカル・ディレクターは、かなりクラブよりの人物になるんじゃないかな。
今、モウリーニョ監督から求められている短期的な補強を論理的に拒否して、モウリーニョ監督を納得させられる人物がいないからね。
クラブ上層部もウッドワードもフットボールの事は分かってないし、他クラブよりも収益を上げているユナイテッドが他クラブよりも補強を渋ったり、ベテランに大金を投じないことの論理的な説明がしきれて無いんじゃないかな?
Comment
ファギーもケイロス失って迷走した感じがある(それでも勝つのがすごいですが)のでアシスタントの影響力はでかいでしょうね…
短期的補強が嫌なら何故モウリーニョを選んだの?
成長させたいなら若手育成が上手い監督に任せろよってフロントには言いたい。
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