圧巻のモウリーニョ・トークショー「テーマはラッシュフォードです」
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プレミアリーグ18-19 ジョゼ・モウリーニョ, マーカス・ラッシュフォード, 公式
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、14日(金)に行われた記者会見の席で、マーカス・ラッシュフォードがいかにチームにとって重要な選手か力説!
© Getty Images
ラッシュフォードは今回の国際マッチデーではイングランド代表で2ゴールをマークした。しかし前節のバーンリー戦で退場処分になったため、土曜のワトフォードと次の2試合も出場停止となる。
イングランド代表での活躍ぶりを受け、報道陣からは現在20歳のラッシュフォードはより多くの出場機会を得るためにユナイテッドを去るべきでは、と提案する声も挙がった。
しかしAonトレーニング・コンプレックスの会見場に姿を現したモウリーニョは、彼が指揮したこの2シーズンでのラッシュフォードの活躍ぶりを、数字を挙げながら説明。
マーカスについてだが、彼を日曜の試合に起用しないことで私は批判されることだろう。一部には私の一挙手一投足に注目している人たちがいる。中には根拠のない噂に取り憑かれている人もいる。
この日曜も、朝起きてすぐに考えることはジョゼ・モウリーニョ、という人もいることだろう。そしてマーカスを土曜の試合で起用しなかったことで、私は手痛く批判されるかもしれない。しかしそれは私の落ち度ではない。
彼は出場停止処分だ。そのために彼は出場できないのだということを強調しておかなくてはね。彼のイングランド代表でのパフォーマンスについては非常に満足している。闘争心に溢れたプレーで得点もあげた。とくにクラブで警告処分になるという残念な出来事の直後にあのようなパフォーマンスができたことは素晴らしいことだ。
少しお時間をいただけるなら、私にはやりたいことがある。あなた方ではなく、ファン達のためにね。私にはユナイテッドファンのためにあなた方と2分間を共有する使命がある。
16-17シーズン、マーカス・ラッシュフォードはプレミアリーグ32試合、ヨーロッパリーグでは決勝戦を含む11試合に出場し、FAカップ3試合、リーグカップも決勝を含む6試合、そしてコミュニティーシールドでもプレーした。計53試合だ。出場時間数では3068分。それを90分で割ると16-17シーズンは34.2試合でフル出場した計算になる。
17-18シーズンはプレミアリーグ35試合、チャンピオンズリーグ8試合、FAカップは決勝を含む5試合、リーグカップ3試合にUEFAスーパーカップと、計52試合、2676分プレーした。フル出場換算では、29.7試合にあたる。
私が率いたこの2シーズンで、彼は合計105試合、5744分間プレーした。フル出場に換算すると63.7試合、そこには5回の決勝戦も含まれる。
彼の出場時間について議論している人は困惑するのではないだろうか。マーカス・ラッシュフォードは(リヴァプールの)ドミニク・ソランケではない。(チェルシーの)ルーベン・ロフタス・チークでも(エヴァートンの)ドミニク・カルヴァート・ルウィンでもない。彼はマーカス・ラッシュフォードだ。最高峰レベルのコンペティションで、確固たる時間数プレーしているマンチェスター・ユナイテッドのプレーヤーだ。
マンチェスター・ユナイテッドのサポーターのみなさんに知ってもらいたい。我々がマーカス・ラッシュフォードやルーク・ショー、ジェシー・リンガード、スコット・マクトミネイらをどのように扱っているかをね。
最も大切なことは、彼は非常に好青年であり、優れた選手で、マンチェスター・ユナイテッドが彼にしてきたことを自覚しているということだ。アカデミー時代に始まり、ミスター(ルイ)ファ・ハールと私、そしてクラブのサポートを受け、契約を更新し、新しく背番号10のシャツを与えられ、毎試合メンバーに選ばれている。
私が着任して以来、マーカス・ラッシュフォードは毎試合メンバー入りしている。私の決断でメンバーから外れたことは、1試合たりともない。彼自身が負傷しているか、今回のように警告処分にあるときだけだ。彼自身もそのことは理解しているはずで、一番大事なのはそこだ。
しかしメディアも非常に重要だ。そしてマンチェスター・ユナイテッドのサポーターが真実を知っていることもね。だからこそこうして明確に数字を挙げて説明したのだ。
モウリーニョ監督、@MarcusRashford について「私が監督に就任してからの2シーズンで、彼は決勝5試合を含む105試合に出場した。合計プレータイムは5744分で、それを1試合の時間である90で割れば63.7という数字になる。最高レベルで残した出場試合数に関連した数字としては素晴らしい」 #MUFC
— マンチェスター・ユナイテッド (@ManUtd_JP) 2018年9月14日
<元記事:ジョゼ「ラッシュフォードは重要な選手」@マンチェスター・ユナイテッド公式サイト>
ラッシュフォードは10番も受け継いだんだし、ここでクラブを去ることを本人は考えていないんじゃないかな。ただ、周囲の人が一度クラブを去ってレギュラーとして経験積んで成長することを薦めるのも分かるんだよな。
特に、今のユナイテッドにいてもCFとしては出場機会を得るのが難しいもんなー。かといって、生粋のWGって感じでもないしなぁ。
将来的に2トップでも採用しない限り、ルカクとラッシュフォードが2人CFで並び立つってことは無理っぽいもんな。どうすんだろ、そこは。
Comment
モウリーニョ面白いですね笑
モウリーニョはラッシュフォードの話はたくさん語り好評価に見えますけど
ショーリンガードマクトミネイの名前は出すのに
マルシャルの名前は全く出さないんですね
ちょっと笑っちゃいました
ラッシュの成長が鈍化した一因はCFとして使われないことであって、何分WGで使おうが無意味だとモウは気づいてるんですかね?ラッシュはレンタルでCFとして経験積んでくるべきだと思います
あと管理人さん、まだ東洋をアク禁にしてくださらないんですか?最近また荒らしコメント連発し始めましたよ?
というかそもそもアク禁解除にした意味が分からない。
こんなただの選手個人のアンチを放置しておくのはコメント欄が荒れるのを許容しているようなものですよね。
早くアク禁にして欲しいです。
相当フラストレーション溜まってますね。
プレミア含めてヨーロッパサッカー自体が成功したおかげで世界中から注目されてしまって、有る事無い事色々言われてますから。選手も監督もストレス地獄ですね。
現地サポーターはモウリーニョを支持してるそうですが、マスコミとマスコミの情報を得ている中間層や海外サポーターはジダンジダン言ってそうですね 笑
ラッシュフォードは期待されている分大変ですね。リンガードは比較的注目が薄かったので、外からと声もなく、自分のプレーに集中ができて成長できたんでしょう。
ラッシュフォードに必要なのは安静かもしれませんね。
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