プレシーズンツアーでの選手たちの通信簿
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プレシーズン2018 Manchester Evening News, アレクシス・サンチェス, アントニオ・バレンシア, アントニー・マルシャル, アンドレアス・ペレイラ, 米国ツアー, 選手評価
マンチェスター・ユナイテッドのアメリカでの戦績は、2分、2勝(1つはPK戦によるもの)、1敗だった。ジョゼ・モウリーニョ監督は負傷とW杯により複数の選手を奪われてしまったが、そんなツアーを通じて成功を収めた者もいれば悲惨だったものもいた。
© Getty Images
少なくともプレシーズンマッチ1試合で先発出場した選手の評価は以下の通り。
ダビド・デ・ヘア
レアル・マドリー戦に出場し、欧州王者は絶えず脅かしてきたにも関わらず、落ち着いていた。 6
リー・グラント
ピッチでも練習場でも良い印象を与えた。ジョエル・カストロ・ペレイラはグラントのプロフェッショナリズムと経験を称賛していた。 7
ジョエル・カストロ・ペレイラ
何度か良いセーブを見せたが、時間を浪費したACミランとのPK戦でいい気になっていた。 6
アントニオ・バレンシア
60分もプレーしておらず、モウリーニョ監督の言葉を借りればプレシーズン前の休暇が長すぎた。 3
マッテオ・ダルミアン
RSBだけの起用となったが、たくさんの出場機会をエンジョイした。称賛に値するマドリー戦のプレーまでは冷めているように見えた。 5
ティモシー・フォス・メンサー
敗れたリヴァプール戦での数少ないプラスの要素だった。ヴィニシウス・ジュニオールが彼を困惑させたが、立ち直り、フォス・メンサーの守備がしばしばチームを救った。 7
アクセル・トゥアンゼベ
3バックに落ち着かないように見えた。シーズンローンを経験する必要があるだろう。 5
クリス・スモーリング
負傷により最後の2試合を欠場し、90分間で決着がつかなかったACミラン戦では不安定だった。シーズン開幕を欠場することになるかもしれない。 5
ルーク・ショー
LSBとして効果的なフリーランを行ったが、何度かヨロヨロと苦しんでいた。パッとはしなかったが、ソリッドだった。 6
アンドレアス・ペレイラ
ブレイクを果たしたツアーとして覚えられることになるツアーの最も多い時間プレーした。リヴァプール戦では見事なFKを叩き込んだ。 8
アンデル・エレーラ
調子を取り戻すのに時間がかかったが、特にレアル・マドリー戦では先の展開が読めていた。その試合で決勝ゴールを決めた。 6
フレッジ
ユナイテッドでのデビュー戦となったリヴァプール戦では熱意のこもったプレーをし、勝利したユナイテッドでの初先発出場を果たしたレアル・マドリーではエンジョイしていた。 7
スコット・マクトミネイ
ペレイラの成長により中盤での序列が下がったかもしれない。多くの出場機会を与えられたにも関わらず、ほとんど活躍できず。 5
ジェームズ・ガーナー
先発出場したサンノゼ戦ではリスクを嫌うプレーを見せ、起用した指揮官の顔に泥を塗るようなことをしなかった。マドリー戦では途中投入され試合終了の笛をピッチ上で聞いた。 6
フアン・マタ
マルシャルの離脱により2トップの一角に入らざるを得なかったが、サンチェスとの好連携を披露した。 7
アントニー・マルシャル
出場した2試合では無残だった。その後、息子が生まれるのを立ち会うためにチームを離れた。パートナーと子供の健康が最優先だが、マルシャルのツアー前の態度はお粗末なものだった。 3
アレクシス・サンチェス
尻上がりに調子を上げ、アーセナルから加入した昨シーズンは殆ど見られなかったワールドクラスのパフォーマンスを披露した。 8
タヒス・チョン
クラブ・アメリカ戦での途中出場ではエクセレントなパフォーマンスだったが、唯一の先発出場試合となったサンノゼ戦では気負いすぎてしまった。残りの試合では少ない出場時間となった。 6
<元記事:Manchester United pre season player ratings: Alexis Sanchez superb@Manchester Evening News>
使い古された言い方をすれば、ローン移籍から戻ってきたペレイラは、まるで新たなMFを獲得してきたみたいだった。フレッジが加わり、ペレイラが想像以上にアンカーでフィットしていて、中盤は一気に層が厚くなった気がする。
逆に、マクトミネイは昨シーズンほど出場時間を得られないかもね。
それとサンチェスが素晴らしいフィットネスで仕上げてきていたのに痺れた!
アメリカビザが下りずに試合勘とか状態が気になったけど、マンチェスターでのぼっち練習含めハードワークしていたのが分かるコンディションだった。
それと、グラントは第3GKにしておくには勿体ないようなパフォーマンスだった。
ショーも頑張って走っていたけど、割と左サイドを突破されるケースもあったし、ヤングからレギュラーを奪うほどのアピールにはならなかったかな。でも、レスター戦含めシーズン序盤はチャンスあるだろうから、そこでもっとハイレベルなパフォーマンスを見せてもらいたい。
Comment
世界最高第2GKロメロに続いて世界最高第3GKグラント爆誕かな?
可能ならば全員起用してほしいと思ってしまうほどのGKの層の厚さはやっぱり世界一ですなあ
マタとサンチェスのツートップはルカクが怪我した時のオプションとしてはありかもしれませんね。
ラッシュもマルシャルも高さがあるわけじゃないし、それなら背は低いけどボールがおさまるマタのがよさそう。
マタ、サンチェス、リンガード、エレーラとか献身的な選手が報われるシーズンになったらいいな。
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