自惚れてたら足元すくわれる
公開日:
:
プレミアリーグ17 Caughtoffside, WBA
マンチェスター・ユナイテッドはWBA戦の敗戦によりマンチェスター・シティの優勝を確定させたが、ジョゼ・モウリーニョ監督は今週末のWBA戦でパフォーマンスのレベルを落とした選手たちを批判した模様。
© Getty Images
ペップ・グァルディオラ監督率いるシティは、チャンピオンズリーグから敗退し、地元ライバルであるユナイテッドに敗れて本拠地エティハド・スタジアムでの優勝決定しそこなうという困難な1週間を乗り越えて土曜日にトッテナムを下した。
ユナイテッドは、エティハドでの3-2勝利の試合では一時しのぎとは言えシティの優勝パーティーを延期させることができたが、モウリーニョ監督は選手たちが結果に自惚れてしまったと考えている。
ポルトガル人指揮官は、シティに勝利した後の選手たちを浮かれていたとし、ショッキングなオールド・トラッフォードでの0-1敗北となったWBA戦で結果を出すことに十分フォーカス出来なかったとコメントした。
この試合でのユナイテッドのプレーには多くの批判が集まっており、チームの創造性を損ねるようなモウリーニョ監督の中央に集中するフォーメーションにも批判の矛先が向けられている。
しかしながら、55歳の指揮官はキックオフの前の時点からチームが敗れると予想していたことを明かした。
私は8度タイトルを勝ち取っているから、マンチェスター・シティに勝利しても大喜びしなかった。
私は人々が大喜びしているのを見たよ。シティに勝利したからね。皆さんも選手の先週との違いを見て取れただろう。
我々は、罰を受けるに値した。だが、敗北はあまりにも重たいものだった。
モウリーニョ監督は、選手たちのパフォーマンスを批判し、選手たちはシティ戦の勝利によって過信してしまったと主張した。
シティ戦の勝利によって生まれた負の影響だった。あの結果がフットボールを複雑にした。何名かの選手はスタイリッシュなフットボールを嗜好してしまった。
我々は複雑なチームになっていた。そして相手は快適に感じていた。シティに勝利することは私にとってはタイトルではなく、私にとっては、2位で終えるための、最低でもトップ4でフィニッシュするための良い3ポイントだった。
我々は、今日、3ポイントを獲り損ねるということであの勝利が重要だったことを証明した。我々は、もっと集中して、強さを持ち合わせてしっかりとトップ4フィニッシュを確実なものとし、2位の座を安泰にすべきだったのだ。
シティはベストチームだ。遅かれ早かれ彼らはポイントを稼いだだろう。なので、ベストチームがリーグ制覇をすることに何のドラマもないよ。
選手たちが不甲斐ないプレーをすれば、その責任は監督にある。
それこそがマネージャーの仕事だし。
あんな試合をしちゃう選手は外して、もっとアピールに飢える選手を起用するか、あるいは選手のモチベーションを上げるべきだったと思うけど、モウリーニョ監督的な思考でいけば、そんなもんはプロフェッショナルな選手一人ひとりが管理すべきことであって、不甲斐ないパフォーマンスを見せちゃった選手はスタメンを外されるペナルティーを受けるってことになるのかな?
ホント、昨日みたいな攻めをする時のユナイテッドって、真綿で首を締めるようにジワジワと相手を追い込むパス回しじゃなくて、単にチンタラとパスを回すだけだからどんだけパスを回しても相手守備陣はバランス崩さないし、見ていて眠気誘われまくりだった。
ああいう試合してもギリギリ許されるのは、結果だけはちゃんと3ポイント取れるチームだと思う。ファギー時代も毎試合エンターテインメントな試合ってわけじゃなかったけど、つまらなくとも3ポイントだけはちゃんと積み重ねていっていたってのに…
Comment
こういう気の抜けた試合はどこのチームでもおこりえることですよね。
CLのバルサでもおこりましたし。
これは監督のマネジメント力の弱さの責任であると思います。
しかしモウリーニョの発言からしてこの失敗を経験して欲しかったのかなーとも思います。
自分のアバターを設定したい方はお問い合わせからユーザー登録希望の連絡をください。