モウリーニョもバスティへの対応には後悔
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移籍情報16 ジョゼ・モウリーニョ, バスティアン・シュバインシュタイガー, 公式
ジョゼ・モウリーニョ監督は、バスティアン・シュヴァインシュタイガーに対する対応を後悔していたことを明かし、シカゴ・ファイヤーへの移籍を止められなかったとコメント。
© MANCHESTER UNITED
監督は、同選手のMLS移籍を苦心の末に認めたと吐露。また、国内とヨーロッパでの目標を達成するため今後試合数が増加することを踏まえ、シュヴァインシュタイガーがチームに残っていたら戦力になっただろうともコメント。
32歳のシュヴァインシュタイガーは、練習での影響力の大きさを監督に高く評価され、シーズン中盤からファーストチームの練習に戻った。ユナイテッドを去り、新天地にアメリカを選んだ同選手に対し、監督はエールを送った。
監督はWBA戦前日の会見で次のようにコメント。
私の中でバスティアンは、自分がした対応を申し訳なく思う選手の一人だ。選手としての彼について、私が彼を獲得していたかどうかについては話したくはない。だが、プロフェッショナルとしての彼については言っておきたいことがある。
一人の人間としての彼について触れておきたい。クラブを去る前に、最後に私が彼に伝えたことでもある。彼には『正しい扱いをしてこなかった。今は君に正直にならないといけない』と伝えた。彼から退団の希望を伝えられたとき、私は『以前君にしたことを繰り返すわけにはいかない。だからYesだ』と伝えた。シーズン序盤に彼にしたことを申し訳なく思う。彼も、私の気持ちを理解してくれている。
彼に直接伝えられて良かった。素晴らしい人間、素晴らしいプロフェッショナルで、練習でも良い影響を与えてくれる選手がいないのは寂しい。非常に良い影響力を持った選手だ。今後試合数が増える中で、彼にも何試合か、またはある時期に出場機会を与えられたとは思うが、それでも彼の移籍を止められなかった。彼の退団を認めるしかなかった。今は公の場で、彼と彼の奥さんがシカゴで幸せに暮らせることを願っていると言える。
もちろん(昨夏の対応を後悔している)。もちろんだ。今なら彼をチームに加える。当時はあまりにも選手が多かった。皆さんも覚えているかもしれないが、先行きが不透明な選手が多かった。モルガン・シュナイデルランも、メンフィス・デパイもいた。それにアンドレアス・ペレイラ、タイラー・ブラケット、ジェームズ・ウィルソンもいた。
シーズン開幕時期は、あまりにも大所帯だった。しかし、プロフェッショナルとしての彼を理解し、一人の人間としての彼を理解し、監督として私が下した決断に対する彼の対応を尊重してくれた彼を知った時、たしかに後悔の念はあった。今それを認めることには何の問題もない。彼に直接伝えたことでもあるので、彼も理解してくれている。
<元記事:ジョゼ、バスティへの対応を後悔@マンチェスター・ユナイテッド公式サイト>
最高な形でのユナイテッドでのキャリアの終え方はできなかったけど、最後には監督ともちゃんと話をして次の旅に向かったし、最高なお別れじゃないけど、悪くは無いと思う。
寂しいけどね。
モウリーニョ監督に、対応を後悔させるほどの人間力を持っていたバスティにあっぱれ!
そして、モウリーニョ監督にとってもこの経験はきっと今後に活かされるはず。
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Comment
モウが素直に後悔してると言ってくれたことに私も少しスッキリしました。
プロ中のプロであるシュバイニーには楽しいサッカーライフを取り戻して現役終えてほしいし、管理人さん仰るようにモウは教訓として活かしてほしい。
ただモウが就任1年目で人員整理に追われた苦労はお察しします。
やばいマタが、手術で残り全試合欠場確定っす。やばいっす。。。
怪我がなくて、常に計算できてきたマタの離脱は本当に痛い!
ラッシュがトップだとして、リンガード、マルシャル、ムヒタリアンルーニー、キャリックしか中盤いないじゃ?ベンチメンバーはリザーブ?
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