トップ6の特徴を見極める
現在の上位6クラブは今シーズンの優勝の可能性を秘めているが、それぞれの強み・弱みは一体なんだろうか?
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首位チェルシー、2位トッテナム、3位リヴァプール、4位アーセナル、5位シティ、6位マンチェスター・ユナイテッドを分析。
ヘディングで最もゴールを決めているのは?ペナルティエリア外から最も決めているのは?最も規律が取れていないのは?…
攻撃
リヴァプールは49ゴール、そのうち7ゴールがエリア外、チャンスは293回。これらの3つの数字は他のクラブを上回っている。
ユナイテッドはここまで32ゴールと上位6クラブで最少。ズラタン・イブラヒモビッチが14ゴールでトータルの約半分を占める。
しかしながら、ユナイテッドはぶっちぎりでクロス本数が6クラブ内で最多。平均で約5本/試合。マルアン・フェライニが出場している時に増加。
クロス数はユナイテッドが最多だが、最も空中戦で脅威なのはアーセナルで、ヘッダーから生まれたゴールは11。リヴァプールとユナイテッドがこれに次ぐ8。
対照的に、シティとチェルシーはボックス内での空中戦が弱く、ヘディングでのゴールは3つのみ。
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スパーズとリヴァプールが最もシュートを放っているクラブであり、枠内シュートの平均は約6本/試合。しかし、スパーズは枠外シュートの本数も上位6クラブで最多であり、枠外シュートの平均は約7本/試合。
スパーズはシュートを打つのが大好きだが、ボックス外から決めたゴールはたったの1ゴール。
ユナイテッドは敵陣内で613回ボールタッチしており、これを上回るのがシティ(740回)、アーセナル(720回)、リヴァプール(680回)。
しかしながら、ユナイテッドは今季まだ1度しかPKを与えられておらず、一方リヴァプールとシティは既に6度PKを貰っている。
守備
どこも競り合いでは同じぐらい勝利しており、トッテナムとシティが平均で約58回/試合の競り合いに勝利。しかしながら、最も空中戦で勝利し、インターセプトも最多のユナイテッドは、貰ったカードの枚数も最多である。
アーセナルのペトル・ツェフはこの中で最も忙しいGKであり、約3セーブ/試合。面白いことに、シティは最もGKの出番が少ない(1.7セーブ/試合)が、最も失点を喫している(1.2ゴール/試合)。クラウディオ・ブラーボのパフォーマンスが批判されるはずである。
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チェルシーはリーグ最多の12度のクリーンシートを達成しており、15ゴールしか許していない。一方、スパーズは9度のシャットアウトでリーグ最少の14失点。
リヴァプールとシティはミスからポイントを失っており、マージサイドは5回、シティは4回守備のミスから失点している。
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リヴァプールはパス成功回数がトップ(497回/試合)、スプリント数もトップ(596回/試合)、走行距離も117km/試合でトップ。シティがこれに続いている。
対照的に、ユナイテッドはリヴァプールと比べると1試合当たり10kmも少なく(107km/試合)、スプリントも99回少ない(497回/試合)。
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しかしながら、敵陣でのパス本数ではリヴァプール(285回/試合)はアーセナルとシティの後塵を拝しており、自陣でのパス本数が212回/試合と最も多くなっている。
シティは平均65%のポゼッションでトップであり、リーグ首位のチェルシーは逆に最もポゼッション率が低く55%となっている。
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アーセナルは敵陣で最もパスを成功させており(299回/試合)、敵陣でのパスの比率は驚異の64%。最も敵陣でのパス回数が少ないのはスパーズで、238回/試合。
ユナイテッドはかなり特徴があるというか、現在サッカーとは違うベクトルに進んでいる感じがするな。
走らず、クロス入れまくりでPKは貰えない。プレーエリアもかなりサイドにばかり集まってる。
PK貰えていないのはムカつくけど、それ以外は別にこのままでもいいかな。だってサイドアタック大好きだとか、それこそユナイテッドっぽいし。
Comment
こういう統計を見ると、モイーズのサッカーも、役不足だった点を除けばモウのサッカーと似ていると言えるかも……笑
ユナイテッドのサッカーにおいて、今最も重要なファクターはバレンシアだと思います。今季のバレンシアは素晴らしい。悪い試合がなかったんじゃないかってくらい、RSBの仕事が板についてきましたね。逆足が使えないことは気にならないくらい、右足と体で縦にゴリゴリ抜いて行く。見ていて気持ちいいです!
両ウィングがサイドを蹂躙して、中で待っているゴッドがゴールを荒稼ぎ。チマチマしたサッカーよりこっちの方が断然好きです!!
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