トッテナム戦勝利で語られるべき5つのポイント
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プレミアリーグ16 トッテナム, フィル・ジョーンズ, ヘンリク・ムヒタリアン, マイケル・キャリック, マルコス・ロホ, 公式
マンチェスター・ユナイテッドが1-0でトッテナムを下し、ヘンリク・ムヒタリアンが紙面を賑わしている。だが、それ以外にもこの勝利で議論すべきポイントがあり、公式サイトのジェイミー・アレン氏が次の点をピックアップ。
© MANCHESTER UNITED
プロフェッショナルなパフォーマンス
ユナイテッドはスパーズ戦で勝利するまで、ホームで3試合連続ドローだったが、この試合はまさに良く組織されたチームの典型的なプレーぶりだった。前半、強固な守備陣に支えられゴールを奪い、後半のパフォーマンスは実に的確で医者が出した処方箋のようだった。3-0とか、4-0といったボロ勝ちよりも、1-0の接戦を制したということが重要な点と言えるかもしれない。試合のプログラムの中で、モウリーニョ監督はユナイテッドがパフォーマンスのクオリティという点ではトップ3に入ると主張していたが、今日の試合でも再びそのレベルの高さを示した。
マン・オブ・ザ・モーメント;ムヒタリアン
ユナイテッド公式サイトのアダム・マーシャル氏は今週、ムヒタリアンと行動を共にするという幸運に恵まれ、そしてそこでアルメニア人WGは、クールガイであり、チャーミングなパーソナリティーと自信を持った人物だと知ることが出来た。エキサイティングなプレーメーカーは今日4試合目となる先発を果たし、2試合連続かつプレミアリーグで初となるゴールを決めクールなパフォーマンスを示した。と言っても、ゴールだけが観客の目を引きつけたプレーというわけではなく、ムヒタリアンはしばしばキュートなターンと直線的なランニングを用いたドリブルで相手守備陣を混乱に陥れた。しかし、ユナイテッドの創造性あふれる攻撃を引っ張ってくれたムヒタリアンがダニー・ローズのタックルを受けて試合終盤にストレッチャーでピッチを後にしたことが残念であった。ムヒタリアンのパフォーマンスによって、彼への信頼が増しており、それが「我々の中盤のアルメニア人」という声に集約されていた。
ハイプレス
面白いことに、試合前、ユナイテッドは今シーズンのプレミアリーグの中で最も少ないエリアを守備するチームとなっていたが、今日のユナイテッドはのっけからスパーズ守備陣をプレスし続けた。特にアンデル・エレーラは、しばしば相手守備陣のCBにまでプレスを仕掛け、スパーズの中盤からボールを奪いムヒタリアンのゴールを生み出しており、エレーラの粘り強さは称賛に値する。最後までユナイテッドは相手の創造性をつかさどるクリスティアン・エリクセンやムサ・デンベレにほとんどチャンスを作らせなかった。エレーラは試合終了間際の交代の際に、再びスタンディングオベーションを受けた。彼の仕事っぷりは常に全力であり、全てを注いでくれる。
急造コンビの連携
マルコス・ロホとフィル・ジョーンズはまたしても守備陣を支配した。エリック・バイリーはミッドウィークに印象的な復帰を果たしており起用可能だったが、モウリーニョ監督は最近信頼しているコンビに心臓部を任せた。そして、両者はこの期待を裏切らなかった。両者ともに闘い、ハリー・ケインがプレーに絡むのを最小化し、ロホはLSBのマッテオ・ダルミアンを素早くカバー出来ており、頼りになる。この両者は、最近のユナイテッドのスタメンを得るにふさわしいパフォーマンスだ。
元スパーズMFは縁の下の力持ち
御存じ元トッテナムMFのマイケル・キャリックは、ユナイテッドではしばしば縁の下の力持ちと評され、今日の試合でも再びその評価にふさわしい活躍を見せた。静かに守備陣の前を陣取り、チームに冷静さと落ち着きをもたらし、ロホやPJへの落ち着いたカバーリングは前線の攻撃陣を活性化させる。1つのカギとなったプレーは、この日アームバンドを巻いたキャリックがスパーズのカウンターを防いだシーンだった。キャリックは再びユナイテッドが必要とする安定感をもたらしてくれ、これからの多忙なクリスマスシーズンも彼がユナイテッドで重要な役割を果たしてくれるということを確信させてくれた。
<元記事:FIVE TALKING POINTS FROM UNITED V SPURS@マンチェスター・ユナイテッド公式サイト(英)>
今の課題で言うと、先制されてからでも盛り返せる力と焦らないメンタリティ、特に引いて守ってカウンターを狙う相手を攻略出来るようになることかなー。
あとは、試合の締め方だな。まだ全然上手く鹿島れてないし、その点はここ数年スカッドの入れ替わりが激しかったのも影響しているんだろうけど。
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Comment
スパーズ戦はみんないい所が出せてましたね!
特にエレーラはプレスも早いし、ムヒタリアンへのアシストは判断もよかった!まさにユナイテッドの選手って感じがします!
キャリックのあのフンワリとしたパスとかポグバ、イブラの個人の力、CBの頑張りとか本当にいい所が多い試合でした!
ダルミアンが左で苦戦してたのがちょっと気になりますね。シソコの相手はみんな大変だろうけど・・・笑
ムヒタリアンが早く戻れますように!
CBコンビの活躍はモウリーニョの指導もあるんでしょうね。ジョーンズは出足早くなったし、ロホはポジショニング良くなりましたよね。まぁパスは冷や冷やしますけど。なんか良いところ無視してヤング入れろだのマタ入れろだの、どうにかして監督に難癖つけようとする最低の人間もいますけど、モウリーニョの下でもっと強くなって欲しいですね。てか今日の試合展開で彼ら入れて何になるんだか(笑)まぁダルミアンの所は修正箇所ですね。ブリントにしたからってシソコは止められなかったんじゃないかとは思いますが。早くショー復帰して欲しいです。
ロホとジョーンズのCBで守備を安定させられるのはモウリーニョ以外にいないでしょうね。バイリーが怪我したときはほんとにどうなるかと思いましたが、この分野ではさすがの一言です。
最近のロホは若かりし頃のテリーがダブります。何が何でもゴールを守るんだと身体を投げ出していく泥臭い姿には感動すら覚えます。モウリーニョが求めていた「戦う男」そのものを体現できていますね。
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