スウォンジーよりもイージー
ファン・ハール監督は、3-1で勝利したオールド・トラッフォードでのリヴァプール戦後、MUTVとSky Sportsのインタビューに応じ、ポイントを語った。
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勝利について
スウォンジー戦よりもリヴァプール戦のほうがイージーだ。スウォンジーはやり辛い相手であえい、一方のリヴァプール戦には勝てているのでね。今日も勝利に値する内容だった。前半はコントロールできた。後半は相手を試合に戻す展開を作ってしまったが、素晴らしいゴールを決めて、19歳のアントニー・マルシャルにデビューの機会を与えられた。彼は2回か3回目かのタッチでゴールを決めた。それも、ファンタスティックな形でね!
前半のプレーについて
前半のほうが良いプレーだったと思う。大半をコントロール出来ていたが、チャンスを作れなかった。チャンスは2度。ファイナルサード周辺で可能性のあるプレーが多かったが、ラストパスが良くなかった。ラストパスの精度を上げるためにメンフィス(デパイ)、そして(フアン)マタを交代させた。
メンフィス自身も、ラストパスが良くなかったことは自覚している。それにマタも普段のようなラストパスを出せなかった。ベンチにも選手はいるわけで、プレーを改善させられる。だから選手を代えた。しかし、だからといって、彼らがPSV戦に出場できないわけではない。今日は期待したプレーでなかったというだけだ。
ダレイ・ブリントの先制ゴールについて
後半は、あのゴールから生まれた。ミーティング、セットプレーに関する戦術セッションの結果だ。練習で何度も取り組んだ形なので、結果が出て非常に嬉しい。先制点が試合を形作った。こちらが先に点を取れば、相手は前に出てこざるを得なくなるわけで、そうすれば、よりスペースが生まれる。
アンデル・エレーラのPKについて
PKのおかげで2点目が取れた。アンデル・エレーラの素晴らしい飛び出しだったし、マイケル・キャリックのファンタスティックなパスのおかげだ。とても誇りに思う。それに、アンデルのPKの決め方はファンタスティックだった。
アントニー・マルシャルについて
アントニーのゴールは…悪くはなかったと思うよ! 彼にとっても良い試合になった。リヴァプールは前に出てこざるを得ない展開だったので、スペースが広く空いていた。彼を使いやすい状況だったが、よくやってくれた。実に素晴らしいゴールだったし、フィジカル面でもプレミアリーグでプレーできるところが見られた。それに、皆さんも見た通り、ドリブルで相手を抜ける。
とても嬉しく思うが、彼はまだ19歳で、フランスからイングランドに渡ったばかりだということを忘れてはいけない。19歳の選手がイングランドの文化、プレミアリーグ、速い試合展開に即慣れることは非常に難しい。しかし彼には才能があり、成長できる。これからもっと良くなっていくだろう。
<元記事:監督「練習通りのセットプレー」@マンチェスター・ユナイテッド公式サイト>
あのセットプレーがゴールになった意味は大きいはず。
リードしたというこの試合での意味だけじゃなく、監督の通りに練習をして、戦術に従えば結果が付いてくるということを選手に示せたわけだしね。
それにしてもブリントの落ち着いて流し込んだシュートは御見事でした。
マルシャルもそうだし、デパイもそうだし、かつてファギーが大事に大事に育てたと同じようにファン・ハール監督がメディアなんかから守りながら、育てていってほしい。
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Comment
やっぱりブリントうまいですよね!
ボール運びながらも体の向きとか足首の返しとかで相手の逆とったり、試合観ながら唸ってました♪
ペップもよくボランチの選手をCBで起用しますが、下からのビルドアップが格段によくなりますね。
ビッグクラブ相手の実績がありませんが、今のところブリントの適応能力が光っていますね!
あとは選手間の距離が広くワイドな陣形になるので、攻めのときにブリントがボランチの位置に入って3人でカバーできるのは素晴らしいと思いました。
少し前に、今回のようなサインプレーでブリントの完璧なシュートを
スモやんがブロックしたのを思い出しました(笑)
今回は決まってよかったです♪
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