[PL] 13節 ハル・シティ戦
退場男スモーリングが躍動し、ルーニーが流石のゴール、ファン・ペルシーも不調から抜け出すきっかけになって欲しいゴールが生まれ快勝。しかし心配なのがディマリアのハムストリングとルーニーの膝の状態。
2014/15プレミアリーグ 13節 | ||||||
マンチェスター・ ユナイテッド |
3 | 2-0 | 0 | ハルシティ | ||
1-0 | ||||||
得点 |
時間 |
得点 | ||||
スモーリング ルーニー ファンペルシー |
16 42 66 |
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ファンペルシ | ルーニー | ||||||
→ファルカオ@70 | |||||||
マタ | |||||||
ディマリア | |||||||
→エレーラ@14 | フェライニ | ||||||
キャリック | |||||||
ヤング | バレンシア | ||||||
→フレッチャー@74 | |||||||
ロホ | スモーリング | ||||||
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デヘア | ||||||
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スタメンのメンバーを見た時はキャリックをCBに加えた3-5-2かと思ったけどいざ試合が始まったら4バック。ヤング、バレンシアという両WGで4バックを形成しちゃうなんて、勝気もいいところ。でもまぁブルース監督が相変わらずユナイテッドにビビッているのか攻撃で押し込みまくったので守備で問題が発生することもなく、このファン・ハール監督の判断も当たった格好。
中盤から前はよく分からない並び。とりあえずキャリックは後ろにいるんだけど、右サイド気味に位置するフェライニはことあるごとに前線に上がりサイドに開くことは無く。そうこうしていると10分過ぎにピッチ中央をドリブルしていたディマリアに異変発生。ドリブルを止めたあとでもも裏を痛がる素振り・・・。この状況(負傷者多数、これから過密日程)でディマリアがハムスリトリングを痛めて離脱する状況に。代わりにエレーラがIN。
Ⓒ Getty Images
しかし、エレーラが入ったことで選手間の距離感が短くなりボールがスムーズに回るように。すると16分にルーニーの蹴ったCKから最後はスモーリングの放ったシュートをGKがキャッチできずにゴール内に入れちゃってユナイテッドが先制!
Ⓒ Greig Cowie/BPI
ゴールを奪われても一向にリスクを冒して前に出てこないタイガース相手に更に攻め込むユナイテッドは前半終了直前の42分、前線へのクロスを相手がクリアミスしたボールをゴールに背を向けたファン・ペルシーが裏のルーニーに落とすとこれをルーニーが確実にゴールに沈めて追加点。代表からルーニーは好調をキープ。
後半に入ってもユナイテッドペースは変わらず。中盤はマタ、フェライニ、エレーラがボールも選手も動いて相手に的を絞らせずに相手ゴールまで近づき、サイドはバレンシアやヤングが上がってスペースを埋めて攻撃に厚みをプラス。両SBが上がっても相手の中盤、前線がそのスペースを使うことすら許さなかったので問題なし。
そして66分には前線でパスをカットされたエレーラがすぐさま相手のパスを奪い返してからのファン・ペルシーへスルーパス。ファーストタッチで戻ってきたDFを交わしたペルシーは左足でニアをぶち抜く流石のゴールでダメ押し!
ファン・ペルシーがゴールを決めたこともあり、70分にファンペルシーを下げてファルカオを久しぶりに起用。すると試合終了近くにカウンターからファルカオ→マタとつながり裏に抜け出したマタがGKも引き付けてからのファルカオへ優しさあふれるラスト横パス。これをファルカオが楽々押し込んでユナイテッド4点目、ファルカオ復帰戦でゴール・・・となるかと思いきや戻ってきたドーソンが防いでゴールならず。
更に試合終了直前には右サイドで突破を図ったルーニーが相手をかわしてクロスを上げようとした際にOTのピッチ横の坂に転げ落ちたあたりで膝を強打。痛がりようからするとどうも膝をひねった模様。だいぶ痛そうにしていたものの、試合後には自分で歩いていたのでそんな重症じゃない気もするけど、膝の靭帯の捻挫だとすると内側側副靭帯だとしても数週間アウトになる可能性も・・・。
ファルカオ、エレーラの復帰は朗報。エレーラ&マタが中盤に入ってかなり攻撃が活性化。人もボールも良く動くので相手はかなりマークしにくく、前線のペルシやルーニーにチャンスが生まれてた。また、アーセナル戦で若手を率いたことで自信がついたのかスモーリングが攻守で貢献。1点のみならず、セットプレーから何度かゴールを匂わせ、攻撃の組み立て時も幾度となくドリブルで上がって相手の守備網を混乱に陥れる活躍。
その一方でディマリア、ルーニーの状況が危ぶまれるので、次のミッドウィークの試合ではエレーラ、ファルカオあたりに再び頑張ってもらいたい。
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Comment
感想記事じっくり読みました
実に的を得た記事ですね。さすが管理人さんです
エレーラが入ってほんとに選手間の距離が近くなり中盤でボールと人が動き回ってすばらしいポゼッションサッカーを展開しましたよね。
結論!やはりエレーラは使える!!
エレーラが入るとマタが生きるしマタがいるとエレーラが2倍生きる
個人的なMOMはすばらしい中盤で攻撃のタクトを振るった1Aと後半キラーパスを連発したエレーラか1G1Aとスモーリングのゴール時にGKと最後まで争って起点まで作ったペルシーかな
まーでもあのゴールはワールドクラスだったのでやはりペルシーかな
ただ、エレーラとディマリアの共存はできないのかな・・・スピードスターディマリアもポゼッションサッカーでも生きるよね
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