ドログバゴールシーンに見るユナイテッド守備問題の根の深さ
マンチェスター・ユナイテッドのスカッドはこの夏の補強によって頭でっかちなのは誰もが理解しているが、ドログバにやられたシーンの写真は現時点のユナイテッドの守備陣がどんだけ酷いのかを顕著に表現されており、ピューリッツァー賞受賞できる勢い。
(C) GETTY
ドログバはセスクが蹴り入れたCKをニアでお手本通りのヘッダーでゴールへと押し込んだが、その背後には同じようにテリーとオスカルもユナイテッドの選手がマークしていない状態で侵入しており、ドログバが触れなくともどちらかが簡単に押し込めただろう。
ラファエルはユナイテッドの守備の緩み切っている瞬間を目の当たりにして当惑したような顔に見えるが、ラファエルのこの表情がこの状況を物語っている。
試合終了間際のファン・ペルシーの同点ゴールがユナイテッドに勝点をもたらしたが、ファン・ハール監督は守備に関して更なる課題が残っている。
デヘアのスーパーセーブで緩んだのかも知れないけど、そもそもドログバのマークはラファエルで正解なの?スモーリングやロホですら流れの中で易々とポストされちゃうぐらいなのに。
テリーとかイバノビッチとか他にマークする選手がいるのは分かるんだけどドログバのマッチアップがラファエルってのは厳しいよなぁ。
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