百聞は一見にしかず
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2013-2014シーズン モイーズ
ユナイテッドが抱える問題点は個の質よりもチームとして組織戦術ではないのか?
ファギー時代から組織としての戦術はそんなに洗練してなかったけど、ファギー時代はそれが無くてもなんとかなっちゃうファギーの硬軟織り交ぜた「モチベーターとしての能力」と、他クラブやメディア、レフェリーとの「マインドゲームの上手さ」がカバーしてた。
ファギーの後継者たるモイーズがそういったファギーの悪魔の実を使ったような特殊能力を持っていないのは最初から分かっていたけど、その分エヴァートンを11年率いて3度も最優秀監督賞を獲ってるだけの戦術やチームマネージメントがあると思っている(いた?)んだけど・・・。
ユナイテッドのフラム戦の選手間の距離・位置取りが下記。
一方、下記はペップ・グァルディオラ監督率いるバイエルンだそうで。
いくら選手の能力が高くとも組織で守られた相手に個で挑むのはキツい。それを組織で挑めるようにチーム全体を指揮するのが監督やコーチ陣の役目だと思うんだけど・・・。
こういう状況にあってモイーズ監督からは足りないのは運だとコメントされちゃんと、この人本当に現状を分かっているのか?と不安になっちゃうよ。
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Comment
CFは前線に張り付いて、両SHはWGとしてサイドラインに張り付き、中盤の選手はボールをサイドに散らすか前線にロングフィード、バイタルエリアでの連携はほとんどしない。相手からしてみれば創造性がなく局面局面の攻撃選択肢が限られているので守りやすいでしょうね。昨季はここまで酷くなかった気がします。
楔を入れてスペースを作ったり、オフザボールの動きが皆無なのは個人ではなく戦術の問題だと思います。フラム戦後にモイーズが「我々の戦い方が大きく間違っていたとは誰も言えないと思う。適切なタイミングでワイドに展開し、試合を進めていた」と述べたものの、マスコミを通じてレネに指導される始末。
大金でワールドクラスの選手を集めれば来季は優勝争いに加われると思いますが、それよりも戦術に長けた監督とコーチを招聘したほう遥かに効果的ですよね。
masaさん
昨季までは好調キャリックがもっと高い位置からエグい楔を前線にガンガン当てていたと思います。
モイーズのフラム戦後のコメントはちょっと信じられなかったですね。
もっとチームとしてゴールを生み出すためにアタックの回数ではなく、質を上げて可能性を高めるべきだと思うのですが・・・。
昨季よりも選手間の連動が減ったのはモイーズがそういう戦い方を好んでいるからなのか、ファギー時代以上にそういったチーム戦術の指導するレベルが下がっているのか・・・。
選手を代えなくてもコーチが代わればチームが上向くのは他クラブを見れば明らかなので、ユナイテッドも本気でその方向を検討しないといけないレベルかもしれません。
香川だけが悪い、ドリブルで仕掛けないって批判されてますが、こんな風に組織的に連動した守備・攻撃の最低限の約束事がない状況で無理に仕掛けたら、それこそアンチの皆さんはすぐに「香川ロストし過ぎww」とか香川のせいで失点したって言ってくるでしょうね。なんにしても序盤からバイタルの守備のお粗末さ、セットプレーの守備の改善が全然できてないのに大金つぎ込んで選手だけ集めても、戦術・戦略がなければ勝てないってことですね。
ダプさん、コメントありがとうございます!
香川が他のユナイテッドの選手よりも個人技ではなく連携で崩すタイプなので、現状のユナイテッドでは他の選手よりもストロングポイントを出しにくいですよね。
バイタルエリアの守備ブロック、セットプレーからの失点が一向に改善されなければこのまま失点数を減らせず、前線の調子が一度落ちたり、けが人で離脱者が出るたびに連敗を繰り返すでしょうね。
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