モウリーニョ監督に謝罪したことを認めたサッリ監督
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プレミアリーグ18-19 Sky Sports, ジョゼ・モウリーニョ, マウリツィオ・サッリ
ジョゼ・モウリーニョ監督は、凱旋を果たしたスタンフォード・ブリッジで激怒するシーンがあった。これは、試合終了直前に決めたロス・バークリーの同点ゴールで我を忘れたチェルシーのスタッフの1人の挑発によってもたらされたことだった。
© Getty Images
バークリーは96分にホームチームを黒星から救う起死回生の同点ゴールを決め、試合は2-2で終了。このゴールに喜んだサッリ監督の第2アシスタントであるマルコ・イアンニがユナイテッドのベンチ前でやり過ぎセレブレーションをやってしまった。
これはモウリーニョはキレていいだろ。全くもって恥だな pic.twitter.com/ilOam6xJIK
— NK (@nknk_utd08) 2018年10月20日
その後、激怒したモウリーニョ監督がスタッフのもとに詰め寄ろうとしたが、その間にサッリ監督が割って入って仲裁役をこなした。
この件について聞かれたモウリーニョ監督は、Sky Sportsに次のように答えている。
97分に渡る素晴らしい試合について語ろう。そこに集中すべきだ。
私はチェルシーのファンからリスペクトを受けられなかった。だが、それは私の責任じゃない。
今日ここで私がしたことは、マドリーでもミランでもポルトでもするだろう。ファンからの反応は私によるものじゃない。
何も腹が立ったことなどない。サッリ監督のアシスタントと起こったことについては、サッリ監督が最初に私のところにやって来て自分が解決すると言ったよ。
アシスタントはすでに私のもとへやって来て、謝ったよ。私も彼に忘れるようにと言ったよ。私もキャリアの中で数多くのミスをしてきたからね。
ユナイテッドはアントニオ・リュディガーによるヘッダーで前半のうちにリードを許したが、アントニー・マルシャルの2ゴールがユナイテッドにリードをもたらした。
試合終了後、モウリーニョ監督はチェルシーのファン目掛けて3本指を突き出し、3度スタンフォード・ブリッジにプレミアリーグのタイトルをもたらしたことを強調していた。
サッリ監督は、モウリーニョ監督に謝罪し、アシスタントのイアンニ氏とこの件について話したことを認めた。
正直言うと、私は何が起こったのかを見ていませんでした。ですが、私はジョゼと話し、その後にスタッフのメンバーと話しました。何故なら、私はこの件について我々にマズいところがあったと考えたからです。ですので、私はこの件にすぐに対応しました。
もし私がスタッフと話をして彼と仲違いしていたら、私はここに来て全てを話すことは出来なかったでしょう。何故なら、私はスタッフを信頼できないからです。
この試合後、ルーク・ショーもこの結果には落胆していると認め、重要な2ポイントを失った気分だとツイート。そして、アメージングなサポートをしてくれたファンへの感謝も忘れなかった。
Honestly gutted with that result. Feel like it’s 2 big points dropped. Thank you to the fans for the amazing support today 🙌🏽❤️
— Luke Shaw (@LukeShaw23) 2018年10月20日
<元記事:Jose Mourinho involved in touchline melee at Chelsea@Sky Sports>
サッリ監督の対応がなにげに素晴らしくはないだろうか?
銀行員として働いていたことを感じるリスク・マネジメントの迅速さと正しさだな。
部下がミスをしてしまった時に、ミスを認めずに部下をかばうのではなく、ミスを認めた上でその矢面に自分が立つ。出来る管理職って感じがプンプン漂う。
Comment
サッリは本当に素晴らしい人間性ですよね〜。この間のリバプール戦でのクロップとのやり取りなんかを見ても2人共に本当に素晴らしいなと感じました。
ただ私個人はヒール感満載のモウリーニョの方が好きだな〜w
今の成績で擁護は出来ないけど・・・
サッリも激昂して暴言はいたり中指立ててしまったりベンチ破壊したりそういう面も存在します
みんな色んな面がありますよそりゃアドレナリンでちゃってるので
モウリーニョも同じ事が言えると思います
何か暴言まで吐かれたみたいなんで
SBでこのような自体になるのはあちらのファンも本意じゃないでしょうね
チェルシーでモウリーニョは特別な人だと思うので気分は間違いなくよくない
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