チェルシー戦の結果を悔やみつつも、イアンニ氏を許したモウリーニョ監督
公開日:
:
プレミアリーグ18-19 チェルシー, 公式
試合後Sky Sports、MUTV、そして記者会見で、ジョゼ・モウリーニョ監督はマンチェスター・ユナイテッドのパフォーマンス、アディショナルタイム、終了直前の小競り合いなどについて語った。
© Getty Images
我々の方が良かった
97分の試合にもなれば、集中力を保たないといけない。ピッチ上では、我々がベストチームだった。試合前にスタンフォード・ブリッジで勝ち点1を得られると言われれば、良い結果と思うだろう。それだけこの会場で勝つのは難しいということだ。
しかし、今日の試合に関して言えば、我々にとっては残念な結果で、相手にとってはこれ以上ない結果になった。ニューカッスル戦とは違う。前の試合では、前半はピッチにいないも同然だったが、今日は戦った。今日はファイナルサードでボールを持てた。ただ、機動力を生かしてスペースにボールを運べるほどアグレッシブではなかった。だが、試合に入っていた。
相手の鍵となる選手を抑えられた。アザールをコントロールできた。私は、今日ほど縮こまってプレーするジョルジーニョを見たことがない。つまり、我々が完全にコントロールできていたということだ。セットプレーから失点したが、試合に入っていた。前後半の差はニューカッスル戦の時よりもなかった。しかし、2-1になってから3点目を決めるチャンスがあった。
それでも我々がベストチームで、落ち着いていたのも我々。完全にコントロールしていたのも我々だった。全審判には、今日の試合を裁いたマイク・ディーンのように、6分も追加タイムを与える対応してもらいたい。たいてい私のチームが負けている場合、5~7分も追加タイムをもらったことなどないのだからね。
© Getty Images
結果以外は満足
チームは非常に良かった。チームとしてのプレーに大変満足している。選手個々も、後半にはプレーのレベルを上げた。特に攻撃陣が展開を変えてくれた。しかし、守備陣も安定していた。繰り返しになるが、そうしたパフォーマンスを、非常に優れた選手を擁するチームを相手にやってのけた。選手個々のプレーには本当に満足している。ここ数日、素晴らしい練習ができた。結果以外には非常に満足している。結果は、我々にとって酷いものだ。
追加タイムはどこから?
相手にも、我々にも3選手まで交代できる。今日は2人を同時に代えたかったが、(マーカス)ラッシュフォードがケガをしたので出来なかった。しかしプレミアリーグの試合で、GKの大多数がイエローカードをもらう寸前まで遅延行為をはたらく姿を見たことがない。ダビド(デ・ヘア)は一度もしたことがない。我々は、常にトライした。2-1のまま後半追加タイムを迎えても、ネガティブな試合はしなかった。
チェルシーの先制点について
遠かったので見ていないが、我々はゾーンとマンツーマンを組み合わせて守っていた。選手全員がマークする対象、カバーするゾーンを理解していた。選手は全員が把握していたはずなので、何かが起こったということだ。
© Getty Images
謝罪を受け入れる
私はスポーツの世界で一定レベルの教育を受けているし、社会性もある。今日の行動についてだが、マドリードだろうと、ポルトだろうと、ミランだろうと、どこでも同じ態度を取るだろう。ファンの反応は彼ら次第だ。誤解しないでもらいたいが、何かに苛立っているわけではない。
今日の件は、サッリ監督のアシスタントとのことで、監督の方から私に「こちらで対応する」と言ってきた。試合後、サッリ監督のオフィスに彼のアシスタントがやって来て、私に謝罪した。私はすぐにこう言った。「もし本当に悪いと思い、謝罪する意思があるのなら、もちろん受け入れる。忘れよう」とね。私もキャリアを通じてたくさん過ちを犯してきたのだから、たった一度の過ちで彼を終わらせるつもりはない。
<元記事:モウリーニョ監督がチェルシー戦を総括@マンチェスター・ユナイテッド公式サイト>
モウリーニョ監督を煽ったマルコ・イアンニ氏は何らかの処分になったりはしないかな?…ん〜無いんだろうなぁ、多分。
この勢いのままユベントスとの試合に臨みたいところだけど、最後の最後に決められちゃった展開といい、ドローという結果といい、どこまで勢いはついたのかしら?
自分のアバターを設定したい方はお問い合わせからユーザー登録希望の連絡をください。