シティに張り合うためにオブラク獲得を

元リヴァプールのスティーブ・マクマホン氏は、プレミアリーグでマンチェスター・シティとの差を縮めるために、ユルゲン・クロップ監督にこの夏の移籍市場でGK補強に大金を費やすことを推奨している模様。

© Getty Images

リヴァプールはペップ・グァルディオラ監督率いるシティに18ポイント差をつけられており、しかもシティはリヴァプールよりも1試合昇華が少ない状況である。だが、リヴァプールはチャンピオンズリーグ出場権を争う5位のチェルシーには7ポイント差を付けている。

総じてリヴァプールにとって良いシーズンであると考えられており、リヴァプールはまだチャンピオンズリーグの舞台にも生き残っているが、マクマホン氏はリヴァプールはリーグ戦の首位を争えるようになるためにも新たなGKを獲得しなければならないと考えている。

クロップ監督はシモン・ミニョレとロリス・カリウスをアンフィールドの指揮官に就任してからの大半の時期でローテして起用しているが、マクマホン氏はアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドがターゲットにしているヤン・オブラクの獲得を求めている。

リヴァプールがこの夏に必要なことをLiverpool Echoに聞かれたマクマホン氏は、次のようにコメント。

GKだ。

リヴァプールはワールドクラスのGKを必要としている。間違いない。

アトレティコ・マドリーのヤン・オブラクはファンタスティックだ。彼は偉大な選手になる。おそらく、5000万ポンド（約75億円）で彼を獲得できるだろう。

こういった獲得がタイトルを勝ち取る上で違いをもたらすことになり得るんだ。

マクマホン氏は、クロップのフットボールのスタイルを称賛したが、同時にリヴァプールのようなクラブではタイトルが重要であると警告も行った。

私は、今シーズン4位フィニッシュすることを成功だとは思わない。リヴァプールは上達している。私は、リヴァプールがチャンピオンズリーグ出場権を得ることがやっとなアーセナルのレプリカだと考えられることが大っ嫌いなんだ。そうじゃないんだよ。

そうさ、金の点ではチャンピオンズリーグは大事だ。だが、選手にとって、選手の履歴書の上では、「私たちは6年連続でチャンピオンズリーグの出場権を得ました」なんて書けやしないんだよ。そこには、「FA杯優勝」だとか「プレミアリーグ優勝」ってなことを記入したいんだよ。

チャンピオンズリーグの出場権を得ることはリヴァプールというクラブにとっては必要条件であって、十分条件では無いんだよ。リヴァプールが今、必要としているものは、トロフィーを勝ち取ることなんだよ。

逆に言えば、リヴァプールは3位や4位で終える可能性があり、チャンピオンズリーグの出場権を得るだろう。マンチェスター・ユナイテッドは今シーズン恐ろしいシーズンを過ごしており、ジョゼ・モウリーニョ監督が率いるチームは退屈で全くもって見るに堪えない。もし私がニュートラルな立場なら、私はマンチェスター・ユナイテッドの試合を観るために金を払わない。私はリヴァプールの試合を観るために金を払う。何故なら、彼らの試合は毎週たいてい面白い試合になるからね。

だが、ユナイテッドはFA杯を勝ち取るかもしれず、プレミアリーグでは2位になるかもしれない。もし彼らがそうなったら、どっちがベターなチームだと言える？

リヴァプールは、観戦するならシティを除けば最も楽しめるチームだよ。だが、リヴァプールが3位で終わり、ユナイテッドが2位＆FA杯優勝となったら、リヴァプールにとって本当に成功だと言えるだろうか？

＜元記事：Jurgen Klopp told to buy Jan Oblak to close gap on Manchester City＠Metro＞

スタイルが守備的でイマイチ結果も伴わずで揺れるクラブがあれば、スタイルは魅力的だけど退屈なクラブ以上に結果が出なくて警告されるクラブがある。

スタイルも結果もシティの一人勝ちな状況だけにそれ以外のクラブは悩みが尽きないよなー。

早くペップがPSGあたりで挑戦することに魅力を感じて、シティで指揮することに飽きてくれねぇかなぁ苦笑

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