狙うは移籍期限最終日のセール価格でのバークリー獲得
5000万ポンド(約73億円)の移籍金と本人の法外な給与要求が欲しがるクラブを諦めさせているが、ジョゼ・モウリーニョ監督は我慢強く狙い続けようとしている模様。
© Reuters
マンチェスター・ユナイテッドは移籍市場締め切りギリギリでのロス・バークリー獲りを検討しており、イングランド代表のエヴァートンでの緊迫した状況をモニタリングしていく。
ジョゼ・モウリーニョ監督はバークリーの才能を認めているが、チャンピオンズリーグ参戦とプレミアリーグのタイトル奪還を目指しており、スカッドを立て直すために他に優先するポジションがある。
法外な5000万ポンド(約73億円)がエヴァートン側から要求されており、23歳のMFも個人条件として高額給与を要求しているため、真剣に獲得を検討しているクラブを落胆させており、チェルシーやトッテナムも契約があと1年に迫っている選手の交渉に入ることに尻込みしている。
だが、オールド・トラッフォードのボスは、バークリーの注視を継続しており、もしも値段が魅力的なレベルに下がったら、強襲するようにエド・ウッドワードCEOに要求している。
ユナイテッドには昨シーズンモウリーニョ監督が10番のポジションで起用した選択肢が豊富に揃っている一方で、そのポジションはより低い位置の中盤のエリアまでカバーすることを要求されており、そこはバークリーが最初に名を上げたポジションである。
もしも、まだキャリアのピークに達していないイングランド代表の移籍金が2000万ポンド(約29億円)よりも下がり、選手自身の現実的な額の給料を要求すれば、モウリーニョ監督が8月31日の移籍期限最終日に緊急補強に動く可能性がある。
選手は世界でもトップクラスのスターになるポテンシャルを秘めており、そういった状況になればユナイテッドが動くことに関してのリスクは無い。もしそうならなかったとしても、バークリーはまだ十分若いため、減額された移籍金を取り戻すことは十分可能であろう。
水曜日に、鼠径部の手術を行ったためシーズン序盤を欠場するかもしれないと発表されたバークリーは、オールド・トラッフォードに移籍すれば常時レギュラーとはならないだろうが、スカッドに深みを与えることが出来る。
スパーズも同様の態度を取っている。
ユナイテッドのように、スパーズも移籍金と、レギュラーとしての実力を証明する必要がある本人への給料については応じるつもりはない。
しかし、もしも移籍金が下がれば動くことがあり得る。また、エヴァートンのロナルド・クーマン監督は既にオランダ代表のデイヴィ・クラーセンを2500万ポンド(約36億円)で獲得しているが、更にバークリーの抜けるであろうポジションの補強を求めている。
バークリーは既に、エヴァートンが提示した最終的に週給12万ポンド(約1750万円)に到達する可能性を秘めている週給11万ポンド(約1600万円)のオファーを断っており、この事実がトッテナムをガッカリさせている。
バークリーはレギュラーに定着した場合にボーナスを受け取るという条件でより低い基本給を受け入れざるを得ないとみられており、そうなればビッグ3にとっても魅力的な話になる。
クーマン監督は、スウォンジーからは5000万ポンド(約73億円)の移籍金をふっかけられているにも関わらず、ギルフィ・シグルズソンの獲得を狙っている。
エヴァートンはシーズン開幕の8月12日までにアイスランド代表MFを獲得することに全力を尽くすと考えられており、それはつまりバークリーに居場所はなくなるということである。
来シーズンになったらフリーで出て行かれちゃうし、契約延長の可能性もないし、かといって後釜はもう獲っちゃったし…という四面楚歌の状況にエヴァートンが陥ってくれれば、叩き売りセール実現の可能性が出てくるのかな?
それでもまだ冬の移籍市場もあるし、エヴァートンがそんな夏の最終セールを開催するとは思えないけどねぇ。
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Comment
個人的にはユナイテッドで、モウリーニョの指導の元どんな成長するか見てみたい選手です!まだまだ伸びしろのある選手ですからこれからが楽しみですね!
たしかにバークリーはユナイテッドに合いそうな選手ですが、二列目は人数が飽和してますし、やはり今一番必要なポジションは三列目の選手だと思います。
っていうかシグルズソン欲しいな笑
いい中盤の底が最終日にでてくれないかなー
ムヒタリアンやマタ、ポグバといった中盤からトップ下の選手は何でもできる
バークリーも万能的な選手で、補強の必要があるかと言われれば悩んじゃいます
フェライニがもう少し守備が出来ればいいんですけど、ね
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