マン・オブ・ザ・マッチがキャリックだった(当然)ワトフォード戦の総括
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プレミアリーグ17 マイケル・キャリック, ワトフォード, 公式
ジョゼ・モウリーニョ監督が、試合後、ワトフォードとの2017-18プレミアリーグ最終節を振り返った。
© MANCHESTER UNITED
マーカス・ラッシュフォードのゴールにより、マンチェスター・ユナイテッドは1-0で勝利。この日はキャプテンのマイケル・キャリックにとってユナイテッド通算464試合目の出場となり、おそらく現役最後の試合出場になる可能性が極めて高い。
試合後モウリーニョ監督がMUTVとのインタビューで語った内容は以下。
見方次第で何とでも言える
どのように分析したいかで変わる。ポジティブな見方をし、全員の努力、昨季から改善された数字を尊重するのなら、ポジティブな見方になるだろう。ここ5年で最高順位で、本来であればシーズンラスト数週間まで優勝争いができていた勝ち点を取れて、多くの試合でクリーンシートを達成し、ゴールデングローブも獲得できた。昨季よりゴール数も多く、リーグで2番目のチームになった。そして、国内で2番目に位置するメジャータイトル(FA杯)をかけて決勝で戦う。つまりポジティブな見方をすれば、いくらでも事実に基づいた意見が言える。しかしネガティブに考えれば、いつでも否定的な意見を言える。たとえば、9歳でクラブに加入したスコット・マクトミネイの実力が十分ではないとかね。(←ネビルコメントのDisりコメント)ネガティブなことを言おうと思えば、いくらでも言える。
キャリックはコーチとしてリスタート
これまでもビッグプレーヤーの最後の試合を見届けてきた。インテル時代にはルイス・フィーゴの引退試合を見届けた。あの光景は一生忘れない。マイケルの場合は状況が異なる。彼はクラブに残るからだ。選手としては最後を迎えた。しかし、コーチとしてはこれからが始まりだ。だから彼にとっても、そこまで辛くないだろう。
将来、ルイ・ファリアのチームと対戦する可能性も
(一時代の終わりを感じるか)そう思う。しかし、いつかプレミアリーグで対戦する日がくるかもしれない。もしそうなれば、私は誇りに思うだろう。彼が私のところにきた17年前は、まだ子供だった。もし彼のチームと対戦することになれば、非常に誇りに思うはずだ。
火曜からFA杯決勝準備に集中
1日休んで切り替える。火曜日からは今季最後の1週間に集中する。決勝に向けてね。今以上のモチベーションも必要なくなる。
<元記事:ワトフォード戦を総括@マンチェスター・ユナイテッド公式サイト>
この試合のマン・オブ・ザ・マッチは言わずもがな。
Today's #MUFC Man of the Match?
— Manchester United (@ManUtd) 2018年5月13日
It's Carrick, you knooooow! 😀👏 pic.twitter.com/AUu9XpIPOh
交代でピッチを退いたあとのモウリーニョ監督との抱擁のシーン。
Mourinho giving Carrick a hug as he leaves the pitch #MUFC pic.twitter.com/nB5y0i9KD0
— Devils Latest (@Devils_Latest) 2018年5月13日
さぁ、あとはキャプテンに最後に何としても最後のトロフィーを掲げてもらわねば!
Comment
客観的な数値で見たらいいシーズンだったんじゃないですか?
勿論、もっと攻撃的なフットボールを目指してほしいですけど。
まあ口で言うのは簡単ですよね。
今批判している解説者がモウリーニョ監督と同じ境遇に立たされたら果たしてどうなるんですかね。
個人的にはモウリーニョ監督の性格とか勝者のメンタリティーとか尊敬できる部分がたくさんあるなあと思っています。
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