イブラヒモビッチ復帰まではルカクに休みなし
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プレミアリーグ17 Metro, ズラタン・イブラヒモビッチ, ロメル・ルカク
ジョゼ・モウリーニョ監督は、FWロメル・ルカクに対し、お前はズラタン・イブラヒモビッチがフィットするまでの間、マンチェスター・ユナイテッドの全ての試合でプレーしないといけないと釘を差している模様。
© Getty Images
ベルギー代表ストライカーは、エヴァートンから9000万ポンド(約136億円)で移籍して以来、クラブでも代表でもケチャップのドバドバっぷりがアンストッパブルになっている。
ルカクは、ユナイテッドとベルギー代表の計11試合で14ゴールを叩き出している。
しかし、今日のリーグ戦最下位のクリスタル・パレス戦と来週のW杯予選2試合を前に、ルカクは休みを貰えるという望みは絶たねばならないようである。
現状、ズラタンはFWのローテーションに加われず、しかもマーカス・ラッシュフォードについても別のポジションでプレーしている。
そのため、ズラタンが戻ってくるまでの間、我々は9番に休みを与えるということは考えられないという状況だ。他のポジションの選手に与えているような休息をルカクには与えられない。
彼に代表ウィーク中に休みを与えることも出来ない。ベルギー代表はロベルト(・マルティネス)の管理下にあるからだ。ルカクを出場させるのか、させないのかはロベルトの決断に委ねられる。
モウリーニョ監督は、明らかに元エヴァートン指揮官のマルティネス監督がルカクに休養を与えてくれることを期待していることを匂わせている。
ベルギー代表は来夏にロシアで行われるW杯への出場権をヨーロッパで最初に勝ち取っており、今週の対戦相手は与し易いボスニアとキプロス諸島である。
しかし、モウリーニョ監督は、自分がルカクを休ませるように圧力をかけているわけではないことを強調した。
(選出は)ロベルトに決定権がある。私は、自分の権限として、彼をベルギー代表の試合に出場させる、させないという話は出来ない。そこはおわかりだと思うが、それを決めるのはロベルトだ。
今シーズン、ユナイテッドでルカクが先発しなかったのは唯一カラバオ・カップのバートン戦だけであり、ベンチから試合を見守っていた。
そして、モウリーニョ監督がリーグカップの試合で再び先発組を休ませるかもしれない一方で、ルカクはイブラヒモビッチ復帰まで全試合で先発するという可能性もある。
モウリーニョ監督はベテランFWが膝の前十字靭帯断裂からの復帰時期の詳細についてはまだ明らかにしていないが、最も楽観的な復帰予想だと12月となっている。
しかし、モウリーニョ監督は、24歳は過酷な仕事の負荷を対処できると信頼している。
彼はハードワークしており、休むべき時は休み、ピッチ外でも非常にプロフェッショナルな生活を送っている。彼は大きな野望を抱き、そして楽しんでいるよ。
他にモウリーニョ監督が語るのを拒否した負傷者がフランス代表MFポール・ポグバであるが、彼のハムストリングが長期離脱を強いられるたぐいのものであることを認めようとしている。
彼は負傷しており、明日の試合ではプレー出来ない。そして彼の負傷は、私が回復に望みをかけるバレンシアやジョーンズのような負傷ではない。
バレンシアやジョーンズについては練習に参加する望みを持っている。長期離脱組については私は話さない。イブラ、ポグバ、ロホ。彼らについては今現在は考えていない。
<元記事:Romelu Lukaku will have to play EVERY game until Zlatan Ibrahimovic heals – Jose Mourinho@Metro>
本当ならペレイラがいてくれて、サイドのローテ組の1人になっていれば、ルカクを休ませた試合でラッシュフォードをCFで使って、サイドはマルシャル、リンガード、ペレイラあたりで上手く回すってこともあり得たんだろうけど。
現状、サイドではマルシャルとラッシュフォードが競い合っているからルカクを休ませにくい状況だからなぁ。なんとかイブラヒモビッチ復帰まで怪我なく、コンディションも低下させることなく良い状態を保ってくれれば良いんだけど。
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