ギグスは今後の監督キャリアに焦りなし
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移籍情報16 Daily Mail, ライアン・ギグス
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるライアン・ギグスは、適切なチャレンジの機会が見つかるまでは次の夏に再就職先が見つからなくとも慌てないとのこと。
© Getty Images
選手及びアシスタントコーチとして29年を過ごしたオールド・トラッフォードを離れ、43歳は昨夏に新しいクラブで監督になるべく外の世界へと飛び出した。
ギグスはシーズン序盤にはスウォンジーの監督就任が盛んに噂されたが、監督業への復帰は果たしておらず、メディア活動などで休憩タイムが続いている。
ユナイテッドで最もタイトルを勝ち取ってきたギグスは、UEFAのオブザーバーとしての仕事も始めており、オールド・トラッフォードでの経験が元WGに落ち着きと独自の視点を与えてくれている。夏以降の予定について聞かれたギグスは次のようにコメント。
それについては、自分は本当にオープンだよ。もし今年みたいな感じでもう1年過ごすことになったら、そん時はそん時だね。自分は今エンジョイしているよ。
でも、仕事や自分が面白いと思う事に携わる機会があれば、楽しんでそれにチャレンジするよ。間違いなくね。
夏が来るまではどこかのクラブの監督に就任することは考えにくいため、シーズン終了までは(他の)スケジュールで一杯だとジョークを飛ばしていた。
他の事に関心を持っていることイコール監督業への関心が消えたという事では無く、フットボールを離れて他のことを楽しむ束の間の時間が訪れているという事だ。
長い間フットボールに明け暮れてきた。学校を卒業すると、そのままフットボールの世界に足を踏み入れた。そしてフットボールを離れた時に、違った面が見えてきた。自分の場合、今はとってもリラックスしているよ。今はちょっと違った見方でブットボールを見ている。ちょっとばかり客観的になれているし、ユナイテッドに関してバイアスをかけることもない。
自分の考えを伝えようとしていて、特にTVや他の方法を通じて伝えようと試みているよ。今はよりリラックスしていて、子供たちと過ごす時間が増えていることも素晴らしいね。毎週息子のフットボールを見ているし、娘がラクロスをするのもみている。長い間自分が出来てこなかったことをやっているよ。
コーチ業から1年離れたかったけど、忙しさはキープしたかったし、監督のようなこともしているよ。本当に良いバランスだよ。
ギグスはフットボールとの距離を置いたわけではない。
今シーズンのオールド・トラッフォードで、43歳はTVのレギュラー解説者として働いており、サルフォード・シティの共同オーナーとして愛するフットボールと近い距離を保っており、それに加えて今ではUEFAの新しい仕事も始めている。
私はUEFAの仕事を始めました。テクニカル・オブザーバーの仕事です。先週、ベンフィカ対ドルトムントの試合を観戦し、試合レポートを仕上げました。欧州のフットボールを目にすることで、別のチームがどのようなプレーをするのかを知ることができます。起こっているトレンドが分かる。フットボールに常に視線を注ぎ続けていますが、それと同じく自分のビジネスもこなしています。
昇格を目指すチャンピオンシップ所属のクラブあたりからスタートするのが良いかな?
監督としてでは無いけど、選手としてのネームバリューがあるから、資金をそこそこ持っているプレミアリーグのクラブの監督に就任したら結構な選手を獲得できるかもね。
モウリーニョ監督がユナイテッドを去ることになった時に、自他ともに次の監督として指名できるような実績を作ってもらいたい。
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Comment
ネビル氏には申し訳ないけど、再就職に焦る必要なんて全くないですし、ジダン監督のようにトップリーグの名将の元で色々と勉強してまずは下部組織や2部リーグの監督、アシスタントコーチをして欲しいですね。
ちょっと焦ってほしい
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