未来のエースストライカーはここにいる
先月のFA杯チェルシー戦で、マーカス・ラッシュフォードがGKティボー・クルトワとの1VS1で敗れて延長戦へ突入することに失敗した時、SNS上ではマンチェスター生まれの青年への批判が集まった。
© Getty Images
一見、それはティーンネージャーの弱点のようにも見える。ラッシュフォードは、千載一遇のチャンスでゴールを決められなかったのだ。
本当か?
もしそれが事実なら、ラッシュフォードは昨日のオールド・トラッフォードで行われた試合の開始7分に、GKアスミル・ベゴヴィッチを破って、自身への批判はお門違いだったことを証明したことになる。クールなフィニッシュだったし、これによってラッシュフォードはこの試合のユナイテッドの戦う基礎を築いたのだ。
ラッシュフォードは、疲労が溜まっているズラタン・イブラヒモビッチの代わりとして出場したCFでのプレーを大いに楽しんだ。彼のスピードはキーポイントだったが、彼の熱量こそが勝利をもたらした。
ラッシュフォードは、リーグの首位チーム相手に、「もしラッシュフォードが長期に渡りCFでチャンスを与えられれば、将来のユナイテッドのCFを担うことが出来る選手が既にチームに存在している」ということを証明したのである。
先制点のシーンも良かったけど、後半の単独突破でルイスに仕掛けていったシーンも良かった。あとは前半のズマ相手に右サイドで粘ったシーンも。
チェルシー戦がラッシュフォードだけじゃなくてモウリーニョにとってもターニングポイントになって、ちょくちょくラッシュフォードのCF先発起用が増えていってくれるとユナイテッドの将来的にありがたい。
Comment
アグレッシブかつ、ノビノビとプレーしていてゴールへの意識も強く、見ていて非常に気持ちのいい試合でした。大一番でこういうプレーが出来たことで一皮剥けて今後の自信に繋がるといいですね!
ラッシュ君はうちで大事に育てて成長させたいです。心情的には私、ラッシュ君の親戚のおばちゃん気分です。見守りたいです。
ラッシュフォードは2トップがあってるのでは感じた一戦でした。割りとサイドに流れることも好きみたいですし、いろいろと動き回れる2トップの方が1トップより向きですよね。
この試合は彼の元々の実力が出ただけで、これまではそれをうまく引き出せてなかったんだと思ってます。
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