モウリーニョ監督のレスター戦分析
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プレミアリーグ16 ジョゼ・モウリーニョ, レスター, 公式
ジョゼ・モウリーニョ監督は、マンチェスター・ユナイテッドがチャンスを活かし前年度プレミアリーグ王者のレスター・シティーに3-0で快勝した試合後、MUTVとSky Sportsのインタビューでチームパフォーマンスを振り返り。
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パフォーマンスは同じでも理想的な結果
普段と同じようなプレーができたと思う。良いプレーをし、勝つための努力をした。もちろん相手は厳しいチームだが、その点には慣れている。最初の15分から20分くらいまではベストなスタートだったとは言えない。ただ、それから試合をコントロールし始め、ボールを動かせた。チャンスを作り、ゴールを決められた。前半終了を2-0で迎えられたこと、それが唯一の違いだ。あとは試合をコントロールできた。比較的イージーだったと言えるだろう。
チャンスを生かした
最初のビッグチャンス(ムヒタリアンからのクロス)では、ラッシュフォードがシュートを外した。素晴らしいプレーからの好機だった。もし彼がシュートを決めていたら、素晴らしいゴールになっていた。しかし、2度目のチャンス、3度目のチャンス、4度目のチャンスにゴールを決められた。それからは我々が試合を支配した。ボールをキープし、試合を操り、相手の気持ちを断った。チームは点を取る必要があったわけで、今日の試合で実行できたというわけだ。
戦術変更
今日は相手と同じ4-4-2を採用した。我々は(レスターCBの)モーガンとフートがズラタンをマークし2対1の局面にならないようにした。ズラタンによりスペースを与えるため、マーカスを起用した。普段通りのポゼッション、コントロール力はなかったかもしれないが、チームは安定していた。それからスペースを見出して先制点を決めてからは、試合がかなり楽になった。
全体的に好パフォーマンス
素晴らしいパフォーマンスが数多く見られた。全体的に良いパフォーマンスだったし、個人個人も良かった。もちろんミキはゴールとアシストを記録し、他にも目に留まるプレーもあった。今日は多くの選手のパフォーマンスが良かった。
ズラタンが今季20ゴールに到達
たいていの場合、22ゴールを記録しても14点とPK8本、21ゴールでも14点とPK7本というケースが多い。ズラタンの場合は19ゴールとPK1本。これを思い返す必要がある。
上位陣へのプレッシャー
プレッシャーをかけられているかはわからない。ただ、上位のチームよりも難しいシーズンになるのは間違いない。それでも到達可能な位置にいる。チームは良いプレーをしている。シーズン終了まで信じられる理由がある。
<元記事:監督がレスター戦を総括@マンチェスター・ユナイテッド公式サイト>
イブラヒモビッチのシーズン20ゴール到達は、ファン・ペルシー以来のこと。リーグ戦でもチーム得点36のうち、15ゴールがズラタンのゴールで率にして42%がズラタンのゴール。
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— ManUtdGoals (@ManUtdGoaIs) 2017年2月5日
一方リーグ戦15試合負けなしの記録はサー・アレックス・ファーガソン監督時代以来。多少引き分けの多さが気になるけども、現時点で15試合リーグ戦負けなしは欧州5大リーグで最長。
Current longest unbeaten runs in Europe’s top 5 leagues [Who Scored] #MUFC pic.twitter.com/qj1yrdUp7F
— Manchester United (@ManUtdUpdates_) 2017年2月5日
ようやく4、5位にプレッシャーをかけられるところまで近づけた。ここで気を抜かずに、ハードワークを続けて一気にトップ4に入り込みたい。マタも言っていたように、ズラタン以外にもゴールが欲しいね。ラッシュフォードやマルシャルらが昨シーズンのようにゴールを生み出せるようになれば心強いんだけどな。
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