モウリーニョ監督は2試合のベンチ入り禁止処分か

マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、ウエストハム戦で今月2度目となる退席処分を言い渡されたため、FAから2試合のベンチ入り禁止処分を課される可能性あり。

© Getty Images

モウリーニョ監督は、イライラが募りピッチライン沿いで水のボトルを蹴ってしまったためにジョン・モス主審から退場を命じられた。

ユナイテッドのボスは、ポール・ポグバがシミュレーションを取られてイエローカードを貰い、次の試合に出場停止となったことに反応。

モウリーニョ監督は先月のバーンリー戦で、ハーフタイム時のトンネル内でマーク・クラッテンバーグ主審を口汚く罵ったことで退席処分を受けている。

ルイ・ファリアはモウリーニョ監督のフラストレーションについて次のようにコメント。

我々の側にFKが与えられるべきシチュエーションで彼がフラストレーションを表したのを見たと思う。

そして、ポールがイエローカードを受けたということは、彼は次の試合に出られないということであり、更なるフラストレーションの蓄積の理由になったかもしれない。

結局、もちろんこれらは試合のうちの1つの要素であり、主審が退席処分を決断した。だが、我々の見方でいけば、ファウルを取られるのは逆となるべきだった。

ポルトガル人指揮官は、バーンリー戦の件で1試合のベンチ入り禁止処分と8000ポンド(約113万円)の罰金処分を課されている。

FAは処分を下した際に、モウリーニョに対してその振る舞いについて警告しており、ウエストハム戦での騒動により再びベンチ入り禁止の処分が下される可能性が高い。

このウエストハム戦の1-1ドローによって、ユナイテッドは1989/90シーズン以来となる最悪のリーグの結果となっている。

モウリーニョ監督は、他にもリヴァプール戦の前に、この試合を担当したアンソニー・テイラー主審に対して不必要なプレッシャーを与えるコメントをしたとして5万ポンド)約700万円)の罰金を課されている。

今シーズン3度目のお咎めとなることで、FAはモウリーニョに対して2試合のベンチ入り禁止処分を言い渡すことになるだろう。

FAは、いかなる結論を下すにしても、まずはモス主審からのレポートが上がってくるのを待っている。

モウリーニョ監督は試合後のインタビューをスキップし、その責任をアシスタントコーチのルイ・ファリアに任せている。

ユナイテッドは、水曜日にはEFLカップで再びウエストハムと対戦し、週末はグディソンパークへ赴いてエヴァートンと対戦する。

＜元記事：Manchester United Jose Mourinho could be handed two-match ban for touchline outburst＠Metro＞

なお、Daily Mailでは6試合のベンチ入り禁止処分なんて記事も。

あのポグバの行為に対しては、負傷を避けるためにもよけるべきだと思うし、別にファウルを貰ってPKゲットしようだとか、FKゲットして直接狙おうだとかって位置でも無かったんだけどな。ポグバにイエローまで出す必要があったのかという思いは拭えない。

モウリーニョの判定にブチ切れる姿自体は、ちょっとヒール的な立ち位置のユナイテッド的にも嫌いじゃないんだけど、弱いユナイテッドでそれをやっても負け犬の遠吠え感が出ちゃうんだよなぁ。

勝てないことが悪い方、悪い方へと働いちゃっている感じ。

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