[PL2] U-23 ユナイテッド 3-2 ダービー・カウンティ

マンチェスター・ユナイテッドのリザーブはオールド・トラッフォードでダービー・カウンティを3-2で撃破。チャールズ・バーナムに2度同点弾を叩き込まれたものの、スコット・マクトミネイが85分の決勝点を含む2ゴールの活躍を見せ、一方では素晴らしい動きを見せたジョシュ・ハロップもPKを決めた。

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— Simon Bajkowski (@spbajko) 2016年9月19日

若手選手らにとって、オールド・トラッフォードでプレー出来るチャンスというのは身を奮い立たせるものであり、最初から攻撃的な姿勢で戦った。LSBジョー・ライリーは中に切り込んでシュートを放ちGKラバスに冷や汗をかかせると、その10分後にはそんなユナイテッドのポジティブなスタートが実る。

ハロップはサイドから良い攻撃を見せ、マクトミネイのヘッダーによる先制点を導くクロスを供給。

ユナイテッドは更に攻撃を仕掛け、ライリーが再び切り込んで右足からシュートを放ち、更にはハロップがシュートを放つもディフレクションしたボールに対してGKラバスが上手い反応を見せた。

ライリーがマクトミネイへ良いクロスを供給し、左サイドはユナイテッドの最も脅威を与えるエリアとなっていたが、マクトミネイのシュートはGKが右手で防いでネットを揺らすことは出来ず。その直後、イーサン・ハミルトンが同じような場所から再びクロスを入れたが、マクトミネイには高すぎて合わせられなかった。

ダービーは35分に同点弾。ヤコブセンがお膳立てし、バーナムがヘッダーでゴールを狙うとユナイテッドはMFデヴォンテ・レドモンドがかき出したが残念ながらその前にゴールラインを割っていたとの判定でゴールが認められた。バーナムはこれがシーズン5ゴール目。

直ぐに卓越したハロップが危険な攻撃を繰り出したが、勝ち越し点は奪えずにハーフタイムに。サディーク・エル・フィトゥーリの低いクロスはラバスに防がれたが、ダービーは徐々にユナイテッドに対抗しきれなくなりつつあった。

ユナイテッドは良い時間帯を迎えていたが、ウォーレン・ジョイス監督は戦術的な変更を選択し、フィットして戻ってきたロショーン・ウィリアムズを投入。これがユナイテッドに刺激となった。もう一人の途中投入選手であるマシュー・オロスンドがエリア内のハロップへボールを供給すると、相手のアレックス・カバーがファウルを犯してPK献上。このチャンスでハロップが完璧なPKを決めてユナイテッドが2-1に勝ち越した。

ダービーは勝点1を持ちかえるために反撃。ゴードンは決めるべきチャンスを迎えるもシュートはバーの上に消えていき、カバーの同点弾を狙ったシュートはディフレクトして横にそれた。その後、交代出場したサントスから危険なクロスを上がられると74分に再びバーナムにダイビングヘッダーを叩き込まれて2-2の同点に追いつかれてしまう。

ユナイテッドは勝利を目指してプレッシャーをかけ続けると、残り5分の時点でそのハードワークが報われる。我慢強く攻めたユナイテッドは左サイドにつなぎ、ライリーのクロスはオロスンドへと通り、このこぼれが最後にはマクトミネイへと繋がって、ラベスの守るゴールを破った。

GKオハラはその後のピンチを防ぎ、2試合ドローが続いていたユナイテッドに3ポイントをもたらした。

ユナイテッド
GK：　オハラ
DF：　エル・フィトゥーリ、トゥアンゼベ、プール、ライリー
MF：　スコット（ウィリアムズ@64）、レドモンド(オロスンド@58)、マクトミネイ、ハロップ、ウィロック
FW：　ハミルトン

＜元記事：RESERVES: MANCHESTER UNITED 3 DERBY 2＠マンチェスター・ユナイテッド公式サイト(英)＞

オールド・トラッフォードでの劇的な勝利は選手たちの胸に刻まれただろうね。もしもショーがしばらく離脱しちゃうのであれば、煮ても焼いても食えないロホを使う代わりに、この試合でも積極的な姿勢を見せていたライリーをファーストチームに引き上げるってのはどうです？

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