ジョゼ・モウリーニョはチームを2つに分割?
公開日:
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最終更新日:2016/07/11
プレミアリーグ16, ヨーロッパリーグ2016 Daily Star, ジョゼ・モウリーニョ
ジョゼ・モウリーニョ監督は今シーズンのマンチェスター・ユナイテッドを2つのチーム編成とするかもしれない模様。
© Getty Images
オールド・トラッフォードの新監督はAチームをプレミアリーグ用に起用し、Bチームをヨーロッパリーグで起用するかもしれない。モウリーニョはプレミアリーグでトップ4フィニッシュにプライオリティを置いているため、明らかにBチームの方が重きを置かれていない。
これは、ヨーロッパリーグに起用されるチームにはレギュラーをつかめていない選手やユナイテッドのアカデミーから上がってきた若手選手が含まれることになるのだろう。
もしもユナイテッドがチャンピオンズリーグに出場できていれば全く違った話になっていたが、ユナイテッドは昨シーズン5位でリーグ戦を終えたことでチャンピオンズリーグの出場権を逃している。
そして、その結果がFA杯タイトルをもたらしたにも関わらずファン・ハール監督の解任をもたらし、ジョゼ・モウリーニョ就任に導いた。
モウリーニョの欧州コンペティションに対する見解は火曜日の記者会見の場で明らかになっている。
私は少々フラストレーションを溜めているよ。チャンピオンズリーグでプレー出来ないからね。
我々がそこにいないのは今シーズン限りにしたいね。ユナイテッドはチャンピオンズリーグに出場するクラブなんだよ。
我々は出場しなきゃいけない大会に出ないと行けない。
つまり、火曜日の会見でモウリーニョは、ユナイテッドたるものヨーロッパリーグに居るべきクラブじゃないと明確にしたのである。
彼の今シーズンの最重要事項はプレミアリーグのタイトルを勝ち取って来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を得ることである。
4位以内フィニッシュは目標じゃない。
昨シーズン、私のキャリアの中で初めてタイトル争いに絡めなかった。
私はここでの自分の責任を理解している。私は今や英国で最大のクラブの監督なのだ。だが私はそのことについてナーバスになっていないさ。だって私の経験はそういうビッグクラブでの期待に応えてきているからね。
モウリーニョのAチームには新たに獲得した新戦力が含まれるとみられ、オールド・トラッフォードに違いをもたらし、昨シーズンの5位で終わったチーム以上のプレーを見せてくれるだろう。
ユナイテッドは3000万ポンドでエリック・バイリー、契約満了となったズラタン・イブラヒモビッチをフリーで、そしてヘンリク・ムヒタリアンを2600万ポンドで獲得している。
そしてもう一人即戦力として…MFを獲得すると考えられている。
ポール・ポグバを獲得できれば夢の補強となるが、ユベントスMFを巡ってはレアル・マドリーとの競争となっている。
その代替案としてはより安価な値段な選択肢としてチェルシーのネマニャ・マティッチをモウリーニョの古巣チェルシーから引っ張る案や、PSGのブレーズ・マテュイディを獲得するという案がある。
8月14日のボーンマスとのアウェイマッチでプレミアリーグの開幕を迎えるユナイテッドのAチームは4-2-3-1を採用するとみられ、GKデヘア、RSBダルミアン、CBスモーリング、CBバイリー、LSBショー、CHキャリック、CHポグバ(マティッチ)、OHルーニー、WGムヒタリアン、WGマルシャル、CFイブラヒモビッチとなるのだろう。
ズラタン | |||||||
マルシャル | ルーニー | ムヒタリアン | |||||
キャリック | ポグバ | ||||||
(マティッチ) | |||||||
ショー | ダルミアン | ||||||
バイリー | スモーリング | ||||||
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デヘア | ||||||
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Bチームに入るであろう選手たちにはこの夏の移籍市場での退団の噂もあるため予想が難しい。
フアン・マタ、デイリー・ブリント、メンフィス・デパイ、バスティアン・シュバインシュタイガー、マルアン・フェライニらの将来は皆が皆んなクエッションマークが点灯している。
しかし、これらの選手が退団するとすれば、モウリーニョはヨーロッパリーグ用のBチームでも次のような4-2-3-1を採用するだろう。GKロメロ、RSBフォス・メンサー、CBジョーンズ、CBロホ、LSBボスウィック・ジャクソン、CHエレーラ、CHシュナイデルラン、WGリンガード、OHペレイラ、WGヤング、CFラッシュフォード。
ラッシュフォード | |||||||
ヤング | ペレイラ | リンガード | |||||
エレーラ | シュネデラン | ||||||
ジャクソン | メンサー | ||||||
ロホ | ジョーンズ | ||||||
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ロメロ | ||||||
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これでもまだ出場できないのがアドナン・ヤヌザイ、パディ・マクネア、アントニオ・バレンシア、ギジェルモ・バレラらとなる。
これら選手の将来も不透明となるが、彼らは残留することになるだろう。
そして、多くのアカデミー選手が抱く希望は打ち砕かれることになるかもしれないが、モウリーニョが選択肢に事欠いていないことは確かである。
<元記事:Jose Mourinho could divide Man Utd squad into two teams in search of Old Trafford glory@Daily Star>
こんな風にハッキリ使い分けたほうが疲労の蓄積の面ではプラスだろうね。問題はAチームに入れないBチームの選手たちのモチベーションかな。
あとは微妙にAチームのベンチ入りして、結果してBチームでも試合に出れないような状況になる選手が出ないと良いけど。
これだけ分けても結局はスランプやら負傷やらでシーズン中にシャッフルするだろうしね。
Comment
固定的にやらずに、柔軟に選手を入れ換えて欲しいです。血の巡りをよくさせて、選手のモチベーションを保てるようにして欲しい。
モウの見切り選手はまだはっきりとはしてないけど、見切られた選手がユナイテッドを嫌いにならないで欲しい。ファンはどの選手もとどまって欲しい。特にマタ、ブリント、バレンシアなどは。マタ、ブリントは左利きとして重宝されるはずだし、バレンシアも最近は守備力上がって、攻撃時も持ち前のスピードで相手を蹴散らせて欲しい。以前の7番を背負ったときみたいに。
個人的にモウのチェルシー中途解任は、攻撃的サッカーへのシフトがうまくいかなかったせいだと思ってる。フォアプレスの連動等のハイライン戦術をコンパクトな陣形でやりきる戦術を植え付けられなくて、間延びしまくって隙だらけ。まあ、数試合眺めただけだけど。ペップ、エメリ、シメオネと違って、モウは進化が止まってる、もしくは遅い気がするけど、今度はどうだろう。
はじめまして!ひろのりです。
ランキングサイトからきました。
マンUとモウリーニョは、互いに「復活」という共通の決意を胸に秘める者同士の
「パーフェクト・マッチ」
僕的になんですが、
新監督との相性を疑問視する一部のマンUファンは、攻撃というクラブ伝統の色と、
堅守というモウリーニョ本来の色に目を奪われすぎているようなきがします。
また、寄らさせていただきます。
つまづいて転びそうになっても自分よりでかい何かに挑んでいく方がよく似合うんじゃないかな、モウリーニョもユナイテッドも。
まぁ、他の誰かじゃダメだよねこの辺は。
よく似た者同士が何もかもひっくり返してみせるところを早く見たい。
あ、それから、ズラタン、実は君にいい知らせがあるんだ。どうだろう、7番のシャツに興味があるようなら、あの放蕩キングのお墨付きが付いたようなんだがね?
まだ獲得してない選手がスタメンのフォーメーションに入ってるってどうなんですかね笑
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