ゾリャ・ルハーンシクの本拠地に乗り込むのはちょっと
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ヨーロッパリーグ2016 Daily Express, ゾリャ・ルハーンシク, フェイエノールト, フェネルバフチェ
マンチェスター・ユナイテッドは、ヨーロッパリーグでゾリャ・ルハーンシクと対戦する試合では、ウクライナ東部に位置する相手の本拠地での試合は避けることになる模様。
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ユナイテッドは金曜日の抽選により、12月8日にウクライナのゾリャと対戦することが決定。
しかし、安全上の理由から、試合はゾリャの本拠地から560マイル(約900km)離れたウクライナ南部の都市オデッサで行われることになるとみられ、ゾリャはかれこれ2年以上ルハーンシクで試合出来ていない。
ユナイテッドはグループAに属し、ルハーンシク、フェイエノールト、フェネルバフチェと対戦することが決まり、ロビン・ファン・ペルシーと再会を果たすことに。また、サウサンプトンはインテル、スパルタ・プラハ、イスラエルのハポエル・ベエルシェバと同組に。
昨シーズンのウクライナリーグで4位に入ったゾリャはロシアとの国境付近に本拠地を構える。
ちなみにルハーンシクという都市の位置がこちら。
© Wikipedia
ルハーンシクとその周辺地域は、ウクライナ南部に位置するクリミア半島をロシアがコントロール下においた2014年以来、紛争地帯と化している。
ゾリャは2014年の4月以来アバンハード・スタジアムで試合しておらず、イギリスはこのエリアを渡航禁止エリアに設定している。
今シーズンのルハーンシクのヨーロッパリーグのホームゲームはオデッサにあるツェントラルニー・チョルノモレツ・スタジアムで行われることになった。
その他では、9月15日に行われることユナイテッドのフェイエノールトとのアウェイゲームでは、最近のオランダクラブのトラブルのせいでスタジアムの収容人数を減らして行われることに。
フェイエノールトは、2シーズン前のヨーロッパリーグのローマ戦で人種差別行為をしてUEFAから無観客でホーム試合を開催させられており、同じようなことが起こらないように収容人数をおよそ半分の26,000人にまで減らして試合を行う。
ピッチに近いセクションを締め切り、ファンがピッチになだれ込むのを防ぐためにネットも張られるだろう。
モウリーニョ監督はユナイテッドがタフなグループに入ったと認め、次のように語った。
我々は難しくなることは分かっているが、それも良い事だと思う。フェイエノールトのような歴史とクオリティを兼ね備えたクラブとの対戦は我々にとって良い事だ。
ユナイテッドのヨーロッパリーグ日程
09月15日 フェイエノールト(A)
09月29日 ゾリャ・ルハーンシク(H)
10月20日 フェネルバフチェ(H)
11月03日 フェネルバフチェ(A)
11月24日 フェイエノールト(H)
12月08日 ゾリャ・ルハーンシク(A)
<元記事:Manchester United avoid Europa League trip to Ukraine on safety grounds@Daily Express>
ウクライナ国内自体が怖いし、フェネルバフチェのトルコってのもおっかない。ここに応援に行くサポーターは命懸けの思いだろうね。
現地まで遠路はるばる駆けつけるサポーターのためにも、出場した選手はハードワークの精神を忘れず熱く戦ってほしい!
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トルコも本当に怖いですね~。
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